「カウボーイビバップ」に 米国で実写映画化企画が浮上? (アニメ!アニメ!)
日本の人気アニメ『カウボーイビバップ』を、米国ハリウッドで実写映画化する企画が浮上しているようだ。これは米国の映画情報サイトiFマガジン(iFMagazine )が、7月22日付で報じたものである。この記事は、プロデューサーの アーウィン・ストッフ(Erwin Stoff)氏の話として伝えている。 iFマガジンによれば同氏は、現在大手メジャースタジオFOXのために『カウボーイビバップ』の実写版映画化企画を進めているという。また、企画は極めて初期段階であるが、既に契約書のサインをしているとも報道している。
うーん…
確かにビバップは海外ですごく人気がある。
60〜70年代の海外ドラマやアメリカンニューシネマっぽいテイスト(OPとか)も作品の魅力の一つだし、いかにキャラクターが全員外国人設定とはいえどんなもんかと…(スパイクのキャラクターイメージは松田優作がメインのモデルらしいし)。
あの音楽や脚本・演出の微妙な間やキャラクターのベタベタしない距離感、シャープでいてルーズな雰囲気が最大の良さなのであって、あれを実写で表現できるものなのか激しく疑問。たとえ吹き替えがオリジナルキャストであってもしんどいと思う。
大体、エドの雰囲気や、あのネロンネロンした動きを実現できる人類はいないだろうしなあ。
とはいえ、
しかし、現段階で企画の実現性については未知数である。報道どおりに実際に企画が浮上しているとしても、企画の初期段階であれば、100本の企画に実現するのは数本というハリウッドの現実があるからだ。これまでにも、ハリウッド映画化が語られた日本のアニメ・マンガは数が多いが、その後あまり話題にならない作品も多い。
とあるとおり、これまでも数多くの作品が「ハリウッド映画化」と話題になりつつ立ち消えしているわけで、願わくばビバップもうまいこと立ち消えて下さい、お願いします…
あれはアニメだから、渡辺監督だからこそ実現した傑作だし、物語もこれ以上なくしっかり完結しており、たとえサンライズが同じ布陣で続編を作るとか言い出してもちと萎えるとまで思っているんだ。
ファンコミュニティの意見の中に定期的に出たのが
「スピンオフで、アンディ主演の『スペース侍アンディの逆襲』なら許すけど」
というもので、私もそれならまあ好きにやっていいと思う。
なんかなあ、ハリウッドの手にかかると、スパイクとフェイが普通にカップル化してあっさりハグ&チューとかしそうでイヤなんだよねえ。
それにしてもハリウッドは近年やたらと日本のアニメやらゲームやらを実写化したがるようだが、自国内にもっともっとネタはありそうなもんなんだがなあ。ネタ切れかかってるのだろうか。バイカーマイス(好きです)とかでシリーズ化すればいいじゃない。もうしてるかどうかは知らんけども…
まあもっとも日本国内もやたらと完結もしてない漫画を原作と称して、その多くは似ても似つかないドラマを乱発しているわけだからよそ様のことは言えないか。
エドは、何故か「雑技団」のヒトみたいな気もしますが、映画にならないでしょ・・・
日本の漫画やアニメだと、脚本料が安い、という事だけが魅力なんでは、と考えてしまいます。情けないですけど。
「スティール・ボール・ラン」もいいかな?
そうですねー、スパイクのイメージは他にも色々混じってるそうです。
メインキャストの中では、ジェットを演じられる俳優さんならあちらには色々いそうですけど、「髪の毛はこんなだけど実は30代」な独特の雰囲気を出せるかどうかですねえ。
>日本の漫画やアニメだと、脚本料が安い、という事だけが魅力なんでは、と考えてしまいます。情けないですけど。
そうですね、アメリカ国内のアニメやコミックだと、どうしても高い値段をふっかけられる契約になったり、縛りが大きかったりするのかも?
で、この作品は欧米で人気があるので、けっこう外国のアニメファンも実写化には反対だったりするのでしょうか。ちょっと興味があります。
>>Kさん
マッド・ブルはいいですね!そもそも現代ニューヨークが舞台ですし…
この作品は逆に、日本や香港とかでは映画化されたくないですねー。スリーピーやペリンを演じられる東洋人はまずいないでしょうし、アジアンビューティーでございとばかりにキツネ目のペリンなんて見たくもないです;
やっぱりペリンはパツキン長身でボボーンとしたプロポーションのアメリカ姉さんではなくては!