この日の後の観光予定は平泉・厳美渓なので、前沢に行くのはちょっと遠回りではある。
しかしこの旅の方面を決めた時、相方さんが「せっかく近くまで行くんだから前沢で牛食おうよ」と強く主張。
最近地元民にも敷居が高くなってしまったとはいえ、山形県内の焼き肉屋でいくらでも米沢牛が、安くはないけども都会ほどぼったくられない値段で食べられる環境にある中、そこまでこだわる必要があるのかどうか、1日目の昼食でそんなに贅沢こいていいんかいとは思ったが、確かに今後こういうことでもなければ食べる機会もなさそうだし、第一スポンサー様自らのご意向に反対する理由も特にない。
最初は高速で移動しようかとも思ったのだが、午前中の移動がかなりスムーズで時間に余裕もあったしということで一般道で移動。
ほぼ12時ジャストくらいで目指す「肉料理おがた」に到着できたので、待ちもなくすぐ席に通してもらえた。
本来であればビシッと昼ステーキと豪遊したいところなのだが、なんてったってさすがに5K↑は厳しいんだぜ。
というわけで、当初気になっていた「前沢牛味くらべ膳」3500円をビシッとオーダー。私たちにとっては清水舞台級の贅沢だが、ここまで来てケチってもしょうがない。帰ってから納豆ご飯で過ごせばいい話だぜ。
お肉は
・右・赤身(とはいえ既にこのくらいのサシは入っている)
・左・霜降り
・中央・上霜降り
が各50g。
それに
・ミニユッケ
・サラダ
・おしんこ・ご飯・味噌汁
・コーヒー(アイスorホット)
が付く。ご飯はお代わり自由なのがちょっと嬉しい。
食べてみて思ったのは、やはり前沢牛は「脂が美味しい」肉なのだろうということ。正直赤身はあまりピンと来ないというか、「うん、和牛和牛」という程度でさほど感動はなかったのだが、やはり霜降りはトロッと甘くて美味しかった。
日頃オージーの赤身ステーキが好きでウマウマと食べていて、「高級和牛のサシの入り方はいくらなんでも最近やりすぎじゃ」と思っているのだが、いざ食べてみるとやはり美味さを認めざるを得ない。
一回で色々味わえて楽しいセットメニュー。周りのお客さんも大半がこれを頼んでいたような。
その他安めのランチもあり。
ちょっと惜しいのは、開店直後のタイミングだったので仕方ないのかもしれないが、肉が冷たく(少し室温に慣らすぐらいが焼く前の最良の状態だと思うので)、また肉焼きコンロの熱量がなかなか上がらず、「両面をさっとあぶる」のに時間がかかってしまったこと。
食べ終えて会計を済ませる頃にはけっこう入口に待ちの行列ができており、さすが人気店だと思わせられた。早く入れてよかった。
棟続きで直営元の肉屋さんの店舗がある。
良心的なのだろうけどやっぱりイイ値段+何よりこれからの旅程もあるので「目の保養」のみで出店。
・公式サイト(地図が詳しい)
・まっぷるnetの基本情報
・ドリンク1杯クーポン(Yahoo)
4号線からすぐ見える場所にあるのだが、盛岡側から行くとその交差点では右折できないので次の信号から右折して入るといいようです。