2008年08月19日

8/12 田沢湖イスキア日記

岩泉から盛岡へ、さらに田沢湖方面へ走る。
今日のお宿「田沢湖イスキア」は湖畔のホテルで、沿道の道案内はないけれど、「ハーブガーデン ハートハーブ」と隣接した施設なので、ハートハーブの案内に従っていけば辿りつける。
公式サイト

isukia1.jpgここはもともと、JRが経営していた「ファミリーオ田沢湖」というホテルで、昨年JRが手放した後に、乳頭温泉の「妙乃湯」のグループが買い取り、今年3月にオープンしたばかりのお宿。

湖畔側のお部屋に通してもらい、室内のあしらいやベランダからの眺めもなかなかいい感じだった。


系列の本家が乳頭温泉ということで、「乳頭温泉ナイトツアー」なる企画があるとリサーチしていてちょっと楽しみだったのだけども、
「7時出発8時半帰還」だと、6時チェックインで7時ころに食事を希望しているこちらとしては若干時間が合わないので今回は諦めた。
(なお、このツアーに参加しなくても、フロントでサービス券を出してくれるらしいので次の日の帰りなどに足を延ばせば利用できるとのこと。)ちなみに参加費は一人700円。

とりあえずお風呂に入り、うかうかとサウナに入ったりしたらすぐに食事の時間になってしまい慌てて上がる。
ここのお風呂は無臭透明な鉱泉で、温度や肌触りも可もなく不可もなくという感じ。やはり乳頭の白いお湯の風情と比べるべくもないけれども万人向けで悪くはない。肌の弱い人には逆に助かるかも。
風呂場に貴重品ロッカー(鍵を身に付けて入浴できるタイプ)があるのは安心できて嬉しいところ。
浴場の前にはバイシクルマシンやルームランナー、乗馬マシンなどで汗を流せるコーナーもあって無料で利用できる。
また、珍しく館内コインランドリーもあるので、ツーリングやあちこち泊まりながら旅行している人には便利だと思う。

濡れ髪を無理やりまとめて浴衣を直してレストランへ。
浴衣じゃどうよ?という感じの雰囲気なレストランなのだが、宿の方が「どうぞ浴衣でお気楽に!」と繰り返していたのでいいだろうということで。まあ浴衣じゃなければTシャツ+ハーフパンツだから同じようなものではある。
生ビールを貰って夕食開始。

isukia2.jpg

前菜:蒸しホヤ・じゅんさい・サザエの刺身
枝付き枝豆

あまりホヤが得意じゃないのだけど、なんとか食べることができた。後味、やっぱりエビの頭を所望したくなったけどもさほどしつこくはない。
枝豆は自分でもぎって食べる趣向が面白い。さすがにだだちゃ豆レベルには及ばないが悪くない豆だった。

isukia3.jpg

・ゴロゴロ野菜のスープ煮

よく自宅で作っているような料理とご対面。
ここは自家菜園や契約農家から仕入れる無農薬野菜を一つの売りにしており、それを味わってもらえるようにとかなり薄口。
悪くはないのだけど、卓上に塩かコショウがあればなあ…と思うパンチの弱さはあった。私けっこう薄味好きなんだけどもね…

・メイン:ビーフステーキペッパークリームソース

焼き方を聞きもせず持ってこられてちと不安だったのだけどもミディアムレアでまずまず。ソースが美味しい。

・野菜の炊き合わせ

ご飯の少し前に出てきたもの。醤油味の炊き合わせかと思いきや、薄いダシで炊いた野菜類がゴマソースの上に乗っているものだった。

・ごはん+味噌汁
・デザート(コーヒーかソフトクリーム)

ワインリストが卓上にあり、1800〜高くても4000円代くらいの手を出しやすそうなものが多かったので、2000円くらいのチリワイン(カベルネソーヴィニヨンのもの)を頼んでみた。
ワインサービス係の男性が持ってきてサービスしてくれたのだが、あまり手慣れていないのか緊張した面持ちで、ソムリエナイフが斜めに刺さってコルクの横から先が出ちゃってたりとややたどたどしかった。
ついサービスされるこっちが「つかまり立ちの子供を見守るような」心持になってしまったが、ワインは値段の割にはなかなかよかった。

この宿に決めるときに、一番心配していたのが実は食事で、「味と量がイマイチ」という口コミが目立っていたのだが、危惧したほど悪くはなかった。
ナチュラルをプッシュしてややパンチの弱い皿があったり、ご飯が出てくるタイミングが遅めだったので(もっともこっちが飲んでいたからだろうけど)、もうちょっとご飯の友になるものが欲しかったような感じもあるけれども、洋食コースならこんなものかなと感じた。そりゃステーキは銘柄牛の雰囲気ではなかったけど、宿泊費を考えれば十分なレベルかと。
ただ、飲まない人・温泉旅館級の食事の量を期待した人には物足りないかもとは思う。

その後カフェ兼ラウンジに行き(けっこう雰囲気が良かった)、柔道の試合など見ながら一杯。
私はジントニック、相方はウイスキーを水割りではなくショットで、と頼んだのだけども、ラウンジ担当の女性従業員が二人して
「あの…ショットってなんでしょう?」

えええ〜;仕方ないので、「ストレートを小さいショットグラスに入れていただければ…」と説明するのだが、レストランにもどこにもショットグラスがないため小さめのグラスでのサービス。

ワインの時もそうだったが、オープン後5か月経ったか経たないかという時期で、まだ不慣れなところはところどころで目についた。ただ、その分皆さん一生懸命な姿勢なのは評価したい。
部屋に戻る際、
「大変失礼いたしました、勉強になりました」
と感謝されちゃうとちょっと反応に困ったり。
しかし今まで誰もショットで注文することがなかったのね…
メニューにないものを頼んでかえって迷惑だったかもしれない。

部屋はツイン利用にはもったいないほどゆったりしており、空の冷蔵庫(中に冷水サービスあり)、茶器類やグラスも揃っている。部屋にはユニットバス、ドライヤーや洗面アメニティ類も充実していて、温泉の気安さとホテルの便利さがいい感じで共生して、とても過ごしやすかった。


朝食は文句なしにとても良かった。
バイキングの品数は多くはないもののどれも自然な味で美味しく(特に生野菜)、3種類のパンもその都度温めてくれるし、卵もスクランブルかオムレツの好きな方をシェフがバターの香り高く焼いてくれる。手作りの厚切りベーコンもまた香りがよく最高。
ご飯党には焼き鮭(よくホテルにありがちな蒸したものではなく香ばしかった。ハラスもある。)と、醤油漬けのハタハタを軽く焼いたものが秀逸。みそ汁も美味しかった。
そんなわけで朝からまたも食べすぎ警報が…;

テラスの方にもテーブルが出ており、朝の田沢湖を眺めながらの食事もできる。ちょっと出ようかと思ったのだけど、ここ別に高原でもなんでもないわけで、出てみたら暑いからやっぱり室内で日和った。

結局周囲の散策をろくすっぽしないままチェックアウトしてしまったが、さまざまな施設やハーブガーデンなどもあるので、家族連れも終日楽しめそうなところだった。また雰囲気がよいのでカップルもオールラウンドに楽しめるだろう。
まだ若い宿なのでサービス内容はこれから向上してこなれていくのだろうと思う。時折たどたどしく感じる場面もあったが、慣れきってダレちゃってるようなスタッフよりはよっぽど気持ちがいいかな。


posted by 大道寺零(管理人) at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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