格別のことをするでもなく、小さなお菓子を買ってきてお供えして、気持ちを込めて線香をあげた。
あれからとくに実りと呼べるようなこともなく、ただ「お父ちゃんとお母ちゃんは仲良く過ごしてますよ」という他に報告できることもないのだった。
夕食の前に鳴らしたリンの音を聞いて、
「今日はめんご子ちゃんたちの命日だったね」
と義母が言って手を合わせてくれたようだった。それだけで十分にうれしく思う。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
一方で、私は、あの時大道寺さんに命の危険が迫っていたことも覚えています。大道寺さんが、今、(思われることは沢山おありでしょうが)こうしてブログを綴る日々を送っておいでのことを、私は大切なことだと思っているのですよ。
同じ日に死んだ我が家の飼い猫のボタンはお二人に遊んでもらっているような気がして…
たぶんこれからもこの日が近づくと同じ事を考えそうです。
身内でもないのにこんな事をいうのは図々しいとは思いますが、お二人の事はずっと忘れません。
ありがとうございます。せめてもう痛い思いや苦しみがなく、安楽でいてくれればと願うばかりです。
本当に私も、「長いようで短い・短いようで長い」と感じております。
2年前のこの時期、まさか8月に旅行を楽しんだりのほほんと梅干し作りに専心するような毎日を過ごせるようになるとはとても思えませんでした。
これも本当にWebで皆さんが励まし、見守ってくださったおかげだと感謝しております。
同時に、あの痛みや涙と記憶に少しずつ"鈍化"していっているのであろう自分に対する罪悪感もあるのですが…
今年の8/20は、大野病院事件の地裁判決が出たり(無罪判決が出てまずは良かったと思います)、61歳の母が娘の代理出産をしたことが報じられたりと、産科関連で感じることがことのほか多い日となりました。
>>文月さん
ありがとうございます。私もこの日になると、ボタンちゃんのことを思い出さずにはいられません。数回お会いしましたが、優しいおもざしの猫さんでしたよね。2人とボタンちゃんが楽しく暮らしていてくれればいいなと願っています。
私も、ボタンちゃんのことは忘れません。