2008年08月20日

2回目の命日流産とその後

永二とふたばの2回目の命日。あの8月20日から2年が経った。
格別のことをするでもなく、小さなお菓子を買ってきてお供えして、気持ちを込めて線香をあげた。
あれからとくに実りと呼べるようなこともなく、ただ「お父ちゃんとお母ちゃんは仲良く過ごしてますよ」という他に報告できることもないのだった。
夕食の前に鳴らしたリンの音を聞いて、
「今日はめんご子ちゃんたちの命日だったね」
と義母が言って手を合わせてくれたようだった。それだけで十分にうれしく思う。


posted by 大道寺零(管理人) at 22:39 | Comment(3) | TrackBack(0) | 流産とその後
この記事へのコメント
 2年、長いような、短いような、とありきたりな感慨ですが・・・こんなに愛されている、お二人のお子様の魂は、きっとどこかで幸せに過ごしておいでに違いありません。私たちも、忘れませんから・・・
 一方で、私は、あの時大道寺さんに命の危険が迫っていたことも覚えています。大道寺さんが、今、(思われることは沢山おありでしょうが)こうしてブログを綴る日々を送っておいでのことを、私は大切なことだと思っているのですよ。
Posted by ネコトシ at 2008年08月21日 02:07
昨年から8月20日が近づくと「もう少しで永二君とふたばちゃんのお誕生日(と命日)だなあ。」と考えるようになりました。

同じ日に死んだ我が家の飼い猫のボタンはお二人に遊んでもらっているような気がして…

たぶんこれからもこの日が近づくと同じ事を考えそうです。
身内でもないのにこんな事をいうのは図々しいとは思いますが、お二人の事はずっと忘れません。
Posted by 文月奈緒子 at 2008年08月21日 21:48
>>ネコトシさん

ありがとうございます。せめてもう痛い思いや苦しみがなく、安楽でいてくれればと願うばかりです。
本当に私も、「長いようで短い・短いようで長い」と感じております。
2年前のこの時期、まさか8月に旅行を楽しんだりのほほんと梅干し作りに専心するような毎日を過ごせるようになるとはとても思えませんでした。
これも本当にWebで皆さんが励まし、見守ってくださったおかげだと感謝しております。
同時に、あの痛みや涙と記憶に少しずつ"鈍化"していっているのであろう自分に対する罪悪感もあるのですが…

今年の8/20は、大野病院事件の地裁判決が出たり(無罪判決が出てまずは良かったと思います)、61歳の母が娘の代理出産をしたことが報じられたりと、産科関連で感じることがことのほか多い日となりました。

>>文月さん

ありがとうございます。私もこの日になると、ボタンちゃんのことを思い出さずにはいられません。数回お会いしましたが、優しいおもざしの猫さんでしたよね。2人とボタンちゃんが楽しく暮らしていてくれればいいなと願っています。
私も、ボタンちゃんのことは忘れません。
Posted by 大道寺零 at 2008年08月22日 00:18
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:[基本的に空欄を推奨します。詳細はこちらをご覧ください。]

ホームページアドレス:

(コメント投稿後、表示に反映されるまで時間がかかる場合がございますのでご了承の上、重複投稿にご注意ください。)
コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック