2008年08月29日

「あさきゆめみし」アニメ化アニメ



「あさきゆめみし」アニメ化決定 新春フジテレビ ノイタミナ枠ほか(アニメ!アニメ!)

今年は源氏物語1000年記念で、「あさきゆめみし」もまた改装されて出るんだろうなー…程度に思っていたらアニメ化とはちょっとびっくり。でもいつものごとくノイタミナ枠だから見れない…
SAYもそろそろ買ってくれりゃいいのになあ。

この作品には美女が何人も登場するが基本的に(当然ながら)みんな同じような服装・同じ髪型なので、見分けの付きづらさと言ったら他の漫画の比ではない。これは画力等の問題ではなく、みな一様に(出家でもしない限りは)身分や年齢などで服装や髪形のフォーマットが定められていた時代なのだから仕方がない。その縛りの中で大和和紀はかなり頑張ったんじゃないかと思う。
アニメ化に際しても、微妙に髪の色を変えるぐらいの処理になるのだろうけど、通常のアニメで普通に使うどピンクや青、黄色といった分かりやすい色は使わないだろうから、カラーの人は苦労してそうだ。

また、「漢字の字面を見れば大体わかるけども、音だけ聞くとなんのことだか分からない」ことが多い古語のタームをどう処理するか。
かなりの部分を言いかえることになるだろうけども、そうもいかない(官名や慣習等)言葉の理解補助をうるさくない程度に入れていけるのか。また、どの程度の「古典リテラシー」を想定して作るか。ある程度一般レベルに落とすか、それとも「この番組を見る人はそこそこわかってるだろ」と割り切るか…という部分に興味がある。まあ…見れないんだけど…

ノイタミナ枠はワンシリーズ11話なので、雲隠(源氏退場)までをかいつまんでやるという感じになるのだろうか。宇治十帖はやらないだろう。あんまり好きじゃない(さらに人物の見分けについても辛い)からやらなくてもいいけど


私がこの作品を読んだのは高校時代(その頃はまだ完結していなかった。女三の宮が出た辺りだったかな)だった。
大学受験の際の古文(最後の共通一次)の題材が源氏で、あまり教科書や問題集では出てこない明石の家の事情(入道の性格とか)に関わる場面で、例によって省略が多い文脈の中で人物関係がつかみづらい問題だったのだが、「あさきゆめみし」を読んでいたおかげですんなり理解でき、古文分野をノーミスで凌げたのは後々有難かった。あの時ほどこの手の本を「読んでてよかったー!」と思ったことはなかったかもしれない。
posted by 大道寺零(管理人) at 12:48 | Comment(7) | TrackBack(0) | アニメ
この記事へのコメント
キャラクターの横に名前が出ていて、動くとそれに連れて名前も動くとか。

狂言の芸術鑑賞会ばりに、はじめに“今日の”登場人物とあらすじを説明するシーンを早口で入れたら良いかもしれません。

いいのか?
Posted by 水天堂 at 2008年08月29日 21:15
あさきゆめみしの新版コミックスは最近
ワイド版で3・4か月ぐらいで出てました
一回に2・3冊まとめて出たんで買うのはためらいましたが

この漫画で思い出すのは高校の漫画部の同級生がまあ素晴らしくコピーしてたこと
私の高橋留美子調にくらべると(そんなにうまくはないけど)ため息の出るような出来でした
和綴じの高級版も買ってたなあ、彼女
今はどうしているのやら・・・

アニメは久々録画しようっと
Posted by satoyoco at 2008年08月30日 01:39
高校で古文の先生が「漫画だけど源氏物語を理解するのにおすすめ」と言ってクラスで回覧していたので、私も借りて読みました。
当時20代の女の先生だったので、少女漫画に抵抗がなかったのだと思います。
また先生は平安時代マニアだったので、「平安時代の慣習をわかりやすく書いてあるから♪」とかいって、コバルトの「なんて素敵にジャパネスク」シリーズも回覧していました。
今思えば、先生は趣味が同じ友達がほしかったのかもしれません。(^0^;
Posted by ぺんぎん at 2008年08月30日 09:06
ヤンデレ好きなので六条やってくれれば神作品だなあ。
Posted by 1031 at 2008年08月30日 10:01
>>水天堂さん

>キャラクターの横に名前が出ていて、動くとそれに連れて名前も動くとか。

まるでネトゲのようですねw
でもこうした古典などの素養の必要な番組こそ、データ放送対応の説明などがマッチングしそうではあります。

>はじめに“今日の”登場人物とあらすじを説明するシーン

登場人物とその大まかな背景(誰の娘だとか妹だとか)、現在の境遇について簡単なガイド(大河ドラマのアバン程度の分量で)はないときついんじゃないかなーと思います。

>>satoyocoさん

あ、やっぱり新装版出てましたか。定期的にあさきゆめみしの単行本が出る印税で大和先生はずいぶん助かっておられるのではないでしょうか。
私も当時一番絵を描いている時期で、色の塗り方とか、主線にホワイトを重ねるのとかずいぶん真似しました。今思うと相当めんどくさいんですが、若さだなーw

和綴じ高級本、ありましたねー。秩入りのやつ。コミックスに広告入っていたのを覚えています。

>>ぺんぎんさん

私も教職時代は「あさきゆめみし」をよく生徒さんに推薦しておりました。高校の時の古典の先生が、「橋本治の桃尻語訳枕草子」について、「個人的には好きじゃないけど注はとてもいいから」と勧めてくれたのを思い出します。教師からすると、そういう本を読んでくれた生徒と話で盛り上がるのはとても楽しいのですよ♪
その後に出た橋本版の徒然草も、「基本オヤジの一人語り」としてけっこう身も蓋もない感じで好きでした。

>>1031さん

六条様はもう、光源氏編最大のキーパーソンですから絶対出ますよ。CVは実力のある人にしてほしいですな。
ヤンデレとしては、古典文学界でも最強レベルのキャラですよね。何しろ死んでからも猛威を奮い続けますからなあ…
Posted by 大道寺零 at 2008年08月30日 20:36
私の場合は、大学受験の時に、塾の古典の先生が覚えやすいから、
と「あさきゆめみし」を貸してくれたので
全部読んだらセンター試験に源氏物語が出るというウソのようなホントの話w
もう内容は細かく覚えていないので、懐かしく楽しみに見たいと思っておりますー。
Posted by 鉄郎 at 2008年09月02日 01:14
>>鉄郎さん

おお、鉄郎さんのときにも受験に源氏が出ましたかー。
ノイタミナ枠はずっとなかなかええ仕事してますし、あの作品をどう料理するかも興味がわくところです。見て損はなさそうですね。
Posted by 大道寺零 at 2008年09月03日 03:09
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