2008年09月06日

ちいさい奥さん日記

ネットニュースで見たもの。

嫁から「Perfume」について問い詰められる - Yahoo!知恵袋

29歳既婚。子供はいません。
音楽が趣味、というほどではないのですが、いろんな音楽をダウンロードして聴いています。洋楽邦楽問わず、どんなジャンルも楽しみます。先日、友人から「Perfume」を薦められて聴いてみましたが、自分のレーダーから外れたところにあった音楽だったようで、ちょっと聴いてとても気に入りました。PVも素敵なのでどんどんハマってしまい、DVDをヤフオクで買ったり、CDもほとんどそろえてしまいました。嫁にもPerfumeを薦めたところ、最初は「なんか不思議な音楽だねー」と言って大人しく聴いていたのですが、ある日の食事中に「Perfumeの中で誰が一番好き?」と話を振ったところ、『殺すぞ』とキレられました。
『こんな年も離れた女の子のDVDやCDを集めて、毎日毎日こればっかり聴いて、この変態が!』と罵られ、テーブルをひっくり返されました。その日以来、嫁はPerfumeを怨むようになってきました。テレビにPerfumeが出るとチャンネルを変え、CMソングが流れると音量を小さくしてCMが終わると元に戻します。しかも無言無表情で。怖いです。


まあメシ中に「誰が好き?」とか聞いてしまう相談主も相当お花畑の類だとは思うのだが…奥さん怖い。星一徹かよ。

ある日私が帰宅したら、ほとんどのPerfumeのCDのジャケットに付箋が貼られていました。かしゆかとのっちの顔を隠しているようでした。何故かあーちゃんは無事です。


あーちゃん…ある意味よかったねというか余計可哀想と言うか…
とか書きながら3人のうちどれがあーちゃんだったかは見分けられないのだった。

嫁に、何でこんなことをするのか、と聞いたところ「私たちの生活とPerfumeのどっちが大事なのか」と聞き返されました。我が家は決して裕福ではありませんし、金銭的な余裕もあまりありません。そんな中で私がCDやDVDを買い漁っていたことが気に食わなかったようで、最終的には「Perfumeのグッズはすべてヤフオク行き、今後は一切Perfumeの音楽は聴かないようにする。この条件が飲めなければ離婚。」という条件を突きつけられました。
今までは若い女の子のバンドや歌手のCDをヘビーローテしていたり、DVDを買っても嫁は何も言わなかったのですが…
何故あーちゃんだけ無事だったかも謎ですが、しかしそんなこと聞ける状態ではありません。CD・DVDなどは今月中に処分しなければなりません。とても辛いです…特に主婦や女性の方、この件に関して穏便に済ます方法は何かありませんでしょうか?嫁は私と同い年です。よろしくお願いいたします。


家計状況とこれまで夫がつぎ込んだ「若い女の子のバンドや歌手」の比率に常々業を煮やしていたのがたまたまperfumeにはまった時期に臨界点に達したのか、単にPerfumeの何かが寛容ボーダーラインに触れたのかは分からないが、まあどっちも可能性はあるだろうなという印象。
それにしても毎週末追っかけに出たり、ライブ会場でオタ芸炸裂してるわけでもなし、オークション中心にソフトを揃えるぐらいならキレるほどの出費とも思えないのだけど。少なくともテーブルひっくり返すほどではなさそうな。

回答の嫁擁護派の意見には
「嫉妬しているだけ」
「あなたが奥さんに優しく、お前が一番だと示してやれば解決します」
というのが多く見受けられるのだが、そもそも2次元とか芸能人とかAV女優に嫉妬するという情動自体が理解できない。土俵が違いすぎるじゃないの。ロリペドだったら心配になって当然だが、年が離れてると言ってもたいした差じゃなし。
でもこういうヤキモチというのも裏を返せば世間じゃ「可愛げ」として評価されるものの一つの根っこだったりするから面倒くさいやね。要は用法・分量・及び発動する側の容姿や年齢も大きく関わってくるわけなのだが。

下世話な話だが、年齢を見ると奥さんはそろそろ子供が欲しいと思ってる頃合いかもしれんねえ。んでかまってほしいのだけどなんとなく言い出せない時に旦那は能天気に「どの子が一番いいと思う?」とか言ってきてキレたなんてのはありそうな話だ。いずれ話し合ってディスコミニュケーション部分を埋めて解決できる話ならまあよさそうだけども。
ただ、今回なんとか凌いでもきっとまた後々同じようなことが起こりそうな気もするな。

Perfumeとは比較にならないほど金がかかるアイドルのディープなオタクと知り合って、家に連れて来るなどして、奥さんに
「俺なんかまだ全然ライトなもんだ」
と分かってもらうのも1つの手か。AKB信者なんかうってつけなんじゃなかろうか。


posted by 大道寺零(管理人) at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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