しかし普段シャープだったりディープだったりダイナミックだったり神の領域だったり裏では存分にアレだったりする皆様だが、こうしてみると実に可憐なお嬢さんやお姉さんや、同人誌のドの字もご存じないような普通のOLさん風だったりして、要するに全然オタク臭さがなくて、女好きの自分としては嬉しい反面、「もっと自分もまともな格好というか、目方を減らして挑めばよかった…」と思ったのだった。
この人数、しかも初対面の人も多いということで、主催側が名札を準備してくださっていた。手造りカードをラミ加工して紐を通した、ハンドメイド感あふれる名札。いかにも女性らしい細やかな気配りが嬉しい。

好きな人から自分の名前を呼ばれるのって、いくつになってもドキドキするよねっ♪
"さん"付けの微妙な距離間も、学生どうしっぽくて新鮮…
この後目とか耳とか顔の皮とか剥ぎ取られちゃいそう。彼ったら実はワイルド。
アヒャ顔の隼人は、もちろん名匠カゼさんの手によるもの。
いつも思うのだが、この手の顔の隼人を描かせたら、この人は軽くアジアで5本の指には入ると思う。いつ見ても実にナチュラルだ。
オフ会の「ハンドルネーム名札」でよくありがちなのが、「装着したままトイレや自販機に行ってしまう」という失敗。特に「アボガドバナナさん」「ゲッター味噌さん」のような、一目でそれとわかるハンドルの場合ほど恥ずかしく、私のような「名字+名前」のものは比較的そうでもなかったりするのだが、この名札の場合、どんな名前でももれなくダメージを受けるわけで、「現代社会における真の平等とは何か」について深く考えさせるアイテムとなった。
ちなみに幹事の青さんは、職務に忠実に、かつきめ細やかに行動してくださる中で、これをつけっぱなしで最低でも三回フロントに行ったという。あの華奢なお姿のどこにそんな男気が潜んでいるのか…
席について自己紹介&石川orゲッターにはまったきっかけや愛好歴語りなどを一回りした頃にようやく飲み物が来て乾杯。一人だけ初手から水割りとか頼んで浴びなくてもいい注目を浴びる。えーみんな飲まないのぉ…?と思いつつ、すまない、私はすでに深夜バスとの一戦を終えて、気分的にはもう夜なのさ…そしてそもそも、滅多に飲めない昼酒が好きなのさ…
皆さんへのお土産(菓子類)をお持ちしなかったのは大きな後悔ポイントの一つだった。
乾杯が終わるとすぐに、みなさんそれぞれに用意したお菓子の配布が始まる。これまたいかにも女性の多い団体の集会や会議といった光景だ。中にはハロウィン仕様の手作りお菓子(おいしゅうございました!!)までも!
みんな…普段あんなに石川線にやられているのに…なぜそんなに女の子してるんだ…;
荷物になるのと、「持ちこみ禁止だよな」と思ったために何も用意しておらずすまないと思っている…
また、テーブルの上に展開したのはお菓子だけではない。
普段なかなかそんじょそこらのブックオフではお目にかかれないレアな石川本を色々とお持ちくださった方のおかげで、テーブル上は一気にヘブンに。
なんと当時の学年誌の別冊付録まで!

同じ部屋の同じテーブルの上に「雀鬼-2025」が2冊ある奇跡のシーンに昇天できるのは、石川オフだけ!!!
特に釘夜ハルシ(お若いのに相当なコレクトぶり)さんは、大きな缶の中にたくさんの本を詰めて来てくださるという女神ぶりを発揮。細腕なのに…

なお、釘夜さんが本を入れてきたデカ缶は、スケブを描くときの台としても大人気だった。
あちこちで漏れなく
「うわー、どろりーマンだ!」
「●●版の**見るの初めてー」
「これ、一回読んでみたかったんだよねー」
という声が起こり、回り続ける単行本たち。私も本当に満足すぎて幸せだった。
そもそもダイナミックサイトですらない自分にはこれが精一杯ということで、MADを作って持って行った(上映は青さんのノートPCにて)。
自分のMADの反応を直接見るというのは貴重な機会だが、ぶっちゃけ拷問的というか、自分へのダメージが半端ない。そのことには製作しながら気づいてはいたのだが、やはり実際にくらって見ると格別だった。なぜ自分はかようなセルフSM的行為をやらかしてしまったのか。
数人の方から、これまで発表したMADの感想をいただけてうれしかった。「どうやったらああいうものを思いつくのか」とも尋ねられたのだが、「作者がアホだから」としか答えようがなく…
青さんのノートPCは、各種石川作品DVDの上映用にも大活躍。
「魔獣戦線(アポカリじゃないほう)」のアニメ初めて見たが、なかなかいいなあ。そしてやっぱり、以前も絵チャでバーチャル上映会が行われたが、「新ゲッター」2話の隼人アヒャシーンは大人気。
結局この日、7時間滞在したにもかかわらず、進行の際にマイクを使うくらいでついに一曲もカラオケ行為自体が登場しなかった。数回のオフ経験の中でこれは初体験。その分だけビデオ観賞(つっこみ)やフリートークやスケブ交換に花が咲いたというわけで、これはこれで面白い。
お菓子と言えば、青さんがご用意くださったこのスペシャルアイテムも忘れちゃいけない。

アップルパイ2ホール。
一つには「石川賢オフ会記念」、もう一つには「カゼさんとゲッター線を囲む会」というプレートが載っている。
私「青さん…あの…これ…"こういう文章にしてください"って頼んだんですよね…ケーキ屋さんに…」
青さん「も、勿論Eメールでオーダーしましたよ!そんな、直接口頭で言うわけないじゃないですかー!やだなあもうー!」
それでもやっぱり、実際に引き取りに行ったりと一番恥ずかしい思いをしたのは青さんですよね…
本当にその普通っぽいお姿のどこにそんな男気が……
そんな青さんが色々なものを込めたプレートを撮影した後は、切り分けてもらってみんなでいただく。
お味の方は、思わず進化しちゃうくらいに美味しかったです!!ありがとう青さん。
可愛いお菓子とドワオな本の他にこの空間を飛び交ったのは、もちろん二次者のコミュニケーションツールであるところのスケッチブック。
私ももちろんここぞとばかりにお願いしまくった。
烏頭さんの筆ペン・妖介さんのGペン・カゼさんのコピックなどの画材が光って唸る。
色々な方から描いていただいた隼人や竜馬がたっぷり…テラ幸せ…家宝にします。
(後日いただきものギャラリーにUPします)
私の隣で鋼樹さんがSSを執筆されていたのが印象的だった。私もかつては授業中に小説を書いたりしたものだが、このサバト風空間の中で精神集中して文章を書けるというのは本当に凄い。
その他、カゼさん出題のクイズなど。正解景品は石川作品。私は「魔界転生」の文庫版をいただいたのだが既に持っているので、読んだことがないというおやぢさんに謹んで進呈。
妖介さんのゲットした「カゼさんのツッコミ入り極道兵器1巻」が絶品で、皆で回し読みする。
カラオケ館で一番恐しかったのがトイレ。
別に手とか出てくるってわけじゃない、見た目は普通の洋式トイレ。
ドアを閉めて、ドアと向かい合う感じで座って用を足すのだが、何を思ったかこのドアの内側が上から下まで総鏡張り。
店のトイレだと、洗面台と向かい合う形になるために自分の顔が鏡に映ることはままあるのだが、よりによって自分の全身を見ながら用を足さなければならないという白昼の惨劇。
何コレ。一体何の意味があるの。嫌がらせ?尿だけじゃなくて蝦蟇の油でも出せばいいの??
本当に落ち着かない…というか、まるで扉がないような変な気分にさえなってくる。
気になってそれらしい語句で検索してみたらこんなのが。
カラオケ館の裏事情
21 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/03/16(金) 16:07
新宿歌舞伎町店と、渋谷東口店(マックのほぼ向かい側)を利用したことがあります。
女性用トイレのことなんですが、ドアに向かって座るような便器の向きなんです。
それで、ドアの裏側が鏡のような金属製…「はっ、」と顔をあげたら
用を足している自分の全身が丸見えで「ものすごく恥ずかしくなりました」
>カラオケ館!!こんな下品なトイレの内装は即刻直してください、ゴルァ!!
どーも、今に始まったことでも池袋店に限ったことでもなさそうだ。
そんな風にダベったりスケブ交換しながら7時間があっという間に経ち(ペヤ子さんが筋少ライブのために途中退場)、お食事会場に移動。この時土砂降りになっていて、大荷物のために傘を持っていかなかったためにけっこう濡れてしまった。
「もれなくダメージ名札(現代社会の平等)」でとうとう爆笑しました・・・
あああん!私にもつくってください!
羞恥プレイがんばりますから
(サイトちらりと拝見するかぎり風さんご存じのようですので。いや、冗談です本当は羞恥プレイまっぴらですw)
実は裏の方、よく拝見しております。めっちゃアクティブですわね奥様フフフのフ。
名札はご入り用でしたら今度高解像度の画像を載せて、その名前の部分だけ加工してもらえばよろしいかもしれないですよ奥様。
でも奥様の好みだと、隼人でいいのかしら…という気もします。
とりあえずこれつけてうっかりなじみの店で買い物しちゃうところから始めてはいかがかしら。
常連さんばっかりすぎる裏サイトに絶望した!
うそです、すごくうれしいです♪
すでに羞恥プレイなど飛び越えた域でお付き合いがつづいているというわけですね。
では隼人さんといっしょにうっかり子供の小学校にでも行くとしますか〜♪
私はグレンラガン見てないので、ネタには全然ついていけてないのですが、NAPOさんの煩悩炸裂ぶりに時々目を細めさせております。
>では隼人さんといっしょにうっかり子供の小学校にでも行くとしますか〜♪
うわぁ奥さんうっかりすぎるぅ!
学年に一人くらい隠れゲッターファンがいて、「それ…もしかして原作隼人…」というような出会いが訪れることを祈っております。