2008年10月11日
「ジャイアント・ロボ 地球が燃え尽きる日」(4) (漫画)
4巻まで買い続けてきたわけなのだが、BF団も国際警察機構も両方「明らかに悪い奴」と「胡散臭い奴」「出番が少なくて良く分からんがとにかくわっるい顔した奴」が多すぎ(この作品はOVAとも異なるパラレル設定なので、キャラクターの性格や行動も随分違っているし、単純に「BF団が明らかな悪であり敵である」と判じ難い部分がある)て、いまだに読んでて今一つ腰が据わらない感じがややもどかしい。
パッキリした勧善懲悪ものを読みたいわけではないのだけど、こうも混沌として敵味方がハッキリしないというのも落ち着かないものなんだなあ。
この巻の最大の見せ場は間違いなく、大塚署長の「大塚式ウソ発見器」だろう。「このアホらしくも大仰な展開、アニメ版味っ子かよ」と爆笑しながらも思ったのだが、アレ作った張本人がプロット作ってるんだから仕方がない。
・お銀ちゃんのお約束サービスシーンはなんていうか、もうお腹いっぱいです…なんか赤黄みどりちゃんとかマチコ先生みたいなポジションになってないか君は。
・「孔明の罠」とか真顔で言われるともはや吹かざるを得ない。あれは狙ってるんだろうなあ。
・韓信と中条長官がムカつく。というかあの喋り方がキモい。OVA「真ゲッターロボ」のコーウェン君とスティンガー君かよ!と思ったが、チェンゲの序盤を監督した張本人だから仕方が(以下略)
・そろそろ「横山ファンに怒られないか」と、他人事ながら心配になってきた。OVAで激怒したタイプのファンはまずこの漫画も買わないだろうけど、光輝ファンは真面目&けっこう高年齢な人も多いのだが、間違ってコレ買っちゃうこともあるだろうしなあ。…でもまあ表紙である程度ふるい落ちてくれるかとは思うのだけど。
この記事へのトラックバック
OVAは大好きですよ〜!
スーパー横山大戦すよね!
いちいち通り名がついていて
素晴らしきとか暮れなずむとかウケますよね
最後ウツ展開で参りましたが・・・
マンガも読んでみてぇ〜!
副題は、OVAが「地球が静止する日」なのに対して漫画版は「地球が燃え尽きる日」と微妙に違いまして、完全なるパラレルワールドなのです。
ですから名前と容貌が同じでもまるっきり性格付けの違うキャラが多く登場したり、OVAには出なかったキャラ(今川版鉄人のキャラやオリジナルも含めて)も沢山出てきます。別物としっかり割り切らないと序盤は混乱してしまうかも。
一方、OVAでは見せ場の少なかったキャラや、名前だけがほのめかされたキャラ(一部しか出てこなかった九大天王とか)も出てきますので楽しめますよ。
ちなみにチャンピオンREDに連載中です。