Webの自動翻訳サービスといえば、かなりシッチャカメッチャカな結果になることが多く、これまで「参考程度」くらいにしか思っていなかったのだが、各社サービスを比較してみると、その精度がかなり違うことを実感した。
今のところ、辞書単体なら英辞郎・手軽さと分かりやすさ、学習向きで使いやすいのはYahoo!翻訳かな?と思っているのだが、みなさんのお勧めなどございましたら是非コメント欄などで教えて下さいませ。
例文:wikipedia英語版に記載されていたバイロン「ドン・ジュアン」第二編のあらすじ
Canto II describes how Juan goes on a voyage from Cadiz with servants and his tutor Pedrillo. Juan is still in love with Julia and after a period of seasickness a storm sinks the ship. The crew climb into a long boat but soon run out of food. The crew decide to draw lots in order to choose who will be eaten. Juan's tutor Pedrillo is chosen after Juan's dog has also been eaten. However those that eat Pedrillo go mad and die. Juan is the sole survivor of the journey, he eventually makes it onto land at Cyclades in the Aegean. Haidée and her maid, Zoe discover Juan and care for him in a cave by the beach. Haidée and Juan fall in love despite the fact that neither can understand each others language. Haidée's father Lambro is a "fisherman" and pirate who makes money from capturing slaves.
たまたま前日読んでいたので。
長くてアレだが、ある程度の長さがないと実力がわからないということもある。
*アルク「英辞郎」+「My Studio」
最初のうち、作業では主に、アルクが提供している「英辞郎」の辞書を使っていた。
googleの検索ボックスで「英和 [任意の英単語]」と入力すると、検索結果の一番上に英辞郎での検索結果へのリンクが出ることから手軽なので使っていたのだが、「英辞郎」は専門用語やニュース英語、また少し古い言い回しについても対応が広く、イディオム欄も参考になるので助けられることが多い。
で、常々、「英辞郎」を使った英文翻訳サービスがあればいいんだがなー…と思っていたのだが、「my studio」会員登録(無料)をすれば、エキサイト等でやっているような「文章丸ごと翻訳」のサービスを受けられることを知り、別に付属のコミュニティ(SNSとかブログ)機能はいらんのだけど…と思いつつも登録して使ってみる。
後からページを良く見ると、これは「クロスランゲージ」の翻訳エンジンを用いたもので、「英辞郎」を直接使っているわけではなかった。でもまあ、自動翻訳としてはまずまずかと思った。
編IIは、ファンがどのように使用人と彼の家庭教師Pedrilloでカディスから航海に行くかについて述べます。ファンはまだジュリアと恋をしています、そして、船酔いの段階の後、嵐で船が沈みます。クルーは長いボートに乗り込むが、すぐに食物が尽きます。クルーは、誰が食べられるかについて選ぶためにくじを引くことに決めます。ファンの犬も食べられたあと、ファンの家庭教師Pedrilloは選ばれます。しかし、Pedrilloを食べる人々は、気が変になって、死にます。ファンは旅行をたった一人の生き残った人です、彼は結局エーゲ海のキクラデスの土地の上にたどり着きます。Haid e、そして、彼女のメイド、ゾーイはファンを発見して、浜辺のそばの洞穴で、彼を気にかけます。Haid eとファンは、どちらも各々の他言語がわかることができないという事実にもかかわらず恋に落ちます。Haid e父Lambroは、奴隷を捕らえることから金を儲ける「漁師」と海賊です。
アルクが提供する会員登録制サービス「Alcom」では、上記のような翻訳サービスだけでなく、訳したい英文を一度変換し、単語をクリックすると「英辞郎」での検索が表示される「クリック英辞郎」があり、クロスゲージ提供の英訳は他のサービスでも(登録不要で)出来ることを考えると、目玉はそっちのほうかなと思う。
いちいち単語をコピーして英辞郎で検索していた従来の手間を考えると、なかなか優れものと言えるだろう。
*Yahoo!翻訳
上記のクロスランゲージ提供の翻訳システムなので、訳文は同じ。
ただ、
・1センテンスごとの対訳が示される
・単語をクリックすると対応する語の色が変化して分かりやすい
・単語をダブルクリックする辞書(プログレッシブ英和中辞典)検索ができる
など、インターフェイスが優れており、特に学習者には重宝だし、ログインしなくても使えるのはとても助かる。
総合的に今一番使いやすいかと思った。
*Infoseek翻訳
これも翻訳システムが同じなので訳文は同上。
インターフェイルはシンプルで、和訳を表示する以上の機能はない。
なぜか「関西弁翻訳機能」がついていることがちょっと知られている。
編IIは、ファンがどのように使用人と彼の家庭教師Pedrilloでカディスから航海に行くかについて述べまんねん。ファンはまだジュリアと恋をしていまんねん、ほんで、船酔いの段階の後、嵐で船が沈みまんねん。クルーは長いボートに乗り込むが、すぐに食物が尽きまんねん。クルーは、どなたはんが食べられるかについて選ぶためにくじを引くことに決めまんねん。ファンの犬も食べられたあと、ファンの家庭教師Pedrilloは選ばれまんねん。せやけど、Pedrilloを食べる人々は、気が変になって、死にまんねん。
カオス度倍増。
*So-net 翻訳
これも提供エンジンが同じなので同上の結果。辞書機能はない。
*エキサイト翻訳
かつては「Web翻訳」と言えばここ、というイメージが強かった。
多言語対応なのは強みだが、上のバージョンと比べると、訳文はやはりいま一つこなれていない感が強い。
編IIは、ホアンが使用人と彼の家庭教師Pedrilloをカディスからの船旅にどのように伴うかを説明します。 ホアンはまだジュリアにほれています、そして、船酔いの一区切りの後に、嵐は船を沈めます。 乗組員は、長いボートに登りますが、すぐ、食物を使い果たします。 乗組員は、だれが食べられるかを選ぶためにくじで決めると決めます。 ホアンの犬が食べられた後にもホアンの家庭教師Pedrilloは選ばれています。 しかしながら、Pedrilloを食べるものが、気が狂って、死にます。 ホアンが旅行の唯一の生存者である、彼は結局、Aegeanでキクラデス諸島でそれを陸にします。 Haidと#233; eと彼女のメード、ゾーイは彼のためにビーチのそばで洞窟の中でホアンと注意を発見します。 Haidと#233; どちらもそれぞれの他のもの言語を理解できないという事実にもかかわらず、eとホアンは恋に落ちます。 Haidと#233; eの父親Lambroは「漁師」であり、捕らえるのでお金を稼ぐ海賊が身を粉にして働きます。
辞書用ボックスはあるが、文から直接のリンクはない。
翻訳エンジンは、ロゴによれば「Biz Lingo」。
*翻訳:@nifty
翻訳サービスではややマイナーな存在?
訳文はまあまあかと思う。
篇IIは、フアンがカディスからの航海中にどうするか説明します。フアンはジュリアに恋をします。また、船酔いの期間の後、嵐は船を沈めます。乗組員は長いボートへ登りますが、すぐに食物を使い果たします。乗組員は、誰が食べられるか決めるためにくじを引くことを決定します。フアンの犬も食べられた後、フアンの指導教員Pedrilloが選ばれます。しかしながら、Pedrilloを食べるものは気が狂い死にます。フアンは旅行のただ一人の生存者です。彼は、結局エーゲ海のものの中でキクラデス諸島の土地上にそれを作ります。Haidéeおよび彼女のメード、ゾーイ、海岸によって洞穴のフアンおよび彼のためのケアを発見します。Haidéeとフアンはどちらも他のものを各々理解しない場合があるという事実にもかかわらず恋に落ちます、言語。Haidéeの父親Lambroは奴隷を捕らえることから利益を出す「漁師」および海賊です。
翻訳エンジンは「AMIKAI」。
*Livedoor翻訳
「AMIKAI」の翻訳なので、Infoseekと同じ。
*フレッシュアイ翻訳
全体的にまずまず?と思って読んでいくと最後に爆弾が。
篇IIは、フアンがカディスからの航海中にどうするか説明します。
フアンはジュリアに恋をします。また、船酔いの期間の後に、嵐は船を沈めます。
乗組員は長いボートへ上昇するが、すぐに食物を使い果たします。
乗組員は、誰が食べられるか決めるためにくじを引くことを決定します。
フアンの犬も食べられた後、フアンの指導教員Pedrilloが選ばれます。
しかしながら、Pedrilloを食べるものは狂気になり死にます。
フアンは旅行のただ一人の生存者です。彼は、結局エーゲ海のものの中でキクラデス諸島の土地上にそれを作ります。
Haidéeおよび彼女のメード(ゾーイ)は、海岸によって洞穴のフアンおよび彼のための注意を発見します。
Haidéeとフアンは、どちらも他のもの個々の言語を理解することができないという事実にもかかわらず恋に落ちます。
Haidéeの父親Lambroは奴隷を捕らえることから利益を出す「漁師」および著作権侵害者です。
著作権侵害者吹いたwww
センテンスごとの訳が出てくるのはまずまず分かりやすい。
翻訳エンジンは独自。
*OCN翻訳
JavaScriptをONにしないといけないのが少々煩わしい。
訳文も良くない。
ケントIIは、どのようにフワンが使用人および彼の家庭教師Pedrilloとカディスから旅に行くかを記述します。 フワンは、ジュリア、および嵐のため船が沈む船酔の期間の後に、まだ愛情にいます。 クルーは長いボートにもぐり込むけれども、すぐ食物を使い果たします。 クルーは、誰が食べられるかを選ぶために、くじを引くと決めます。 またフワンの犬が食べられた後に、フワンの家庭教師Pedrilloが選ばれます。 たとえPedrilloを食べるそれらがどのように発狂することとダイスても。 フワンは旅の唯一の生存者であり、彼は結局、エーゲ海のキクラデスで土地の上にそれを作ります。 Haidé;eおよび彼女の女中、ゾエは、ビーチの近くで洞窟で彼のためのフワンと世話を発見します。 Haidé;eとフワンは落ちて、どちらも個々の他 言語 を理解できないという事実にもかかわらず愛しています。 Haidé;eの父Lambroは、「漁師」および捕獲奴隷から金儲けする海賊です。
翻訳エンジンは「KODENSHA」。
さて最後は、ツールバー等や検索ページ等からもめっきり使いやすくなった
*Google検索
だが、手軽さに反比例して、翻訳結果はかなり残念なレベルだ。
広東方法フアン使用人と彼の家庭教師2世Pedrilloカディスからの航海になると説明しています。ファンはまだジュリアと恋には船酔い嵐の期間の後、船シンク。長いボートに登るの乗組員がすぐに食べ物がなくなる。乗組員のためになる人を選ぶたくさん食べ描くことに決める。ファンの家庭教師 Pedrilloファンの犬の後にも食べているが選択されます。しかしそれらはPedrillo怒って行って、死ぬ食べます。フアンは、旅の唯一の生存者が、彼は最終的土地には、エーゲ海のキクラデスでそれになります。 Haidéeと彼女のメイド、ゾーイ彼のためには洞窟内にはビーチでファンとケアを発見。フアンHaidéeと恋に落ちるという事実にもかかわらず、どちらもお互いの言語を理解することができます。ランブロHaidéeの父親は"漁師"であり、人からお金をキャプチャする海賊奴隷。
特に
恋に落ちるという事実にもかかわらず、どちらもお互いの言語を理解することができます。
って!まるっきり逆だ!!
独自の翻訳システムに基づいており、これからシステムが学習していくことによって成熟する…らしいので、お勉強頑張ってください先生。
番外編として、海外の翻訳サービスとしてけっこう有名なAltaVista BabelFishも試してみたが、相当厳しい。
ファンが使用人および彼の個人教師が付いているPedrilloカディスからの旅行でいかに行くか旋律IIは記述する。ファンはジュリアとのそして船酔いの期間後の愛に嵐の流し船まだある。 長いボートしかしすぐに使い果たされた食糧への乗組員の上昇。乗組員はだれが食べられるか選ぶためにロットを引くことにする。 Juan' Pedrillo sの個人教師はJuan'の後で選ばれる; s犬はまた食べられた。 但しPedrilloを食べるそれらは気が狂い、死ぬ。ファンはエーゲ海のCycladesで旅行の唯一の生存者、彼結局作る土地にそれをである。 Haid& #233; eおよび彼女の女中、ソエは浜によって洞窟の彼のためのファンそして心配を発見する。 Haid& #233; どちらも言語各他を理解できないにもかかわらずeおよびファンは恋に落ちる。 Haid& #233; e' sの父Lambroは"である; fisherman" そして奴隷の捕獲からお金をもうける海賊。
やはり海外ベースのサービスだと難しいかなと思う。
それにしたって、「言葉が分からないのに恋に落ちる」はちゃんと訳出できているのに、Google先生と来たら。
が、英語への苦手意識は高校以来直らず、とりあえずエキサイト翻訳にかけて、次に単語単位に紙の辞書と見比べて、結果怪しげな意訳を掲げている有様です。
もともと目に留まることが目的だけのジャンク文章なので英文法が合理的なのか保証も無く、スパムフィルタ逃れの衍字や縦読み(といっても平文は意味が通らない単語の羅列)があったりして、ロクな訳にならないこともあり、怪しい所は訳を示さないでごまかしたりしています。
ご紹介の翻訳エンジンを何通りか試して気に入ったものを探すことにします。
http://e-trans.logovista.co.jp/
仕方ないので、現在はジャパナイズというプラグインで対応しているのですが、精度の高さ(ホントにナチュラルな日本語です)と引き換えに、翻訳されるサイトが限られているという難点が…orz
どのサービスも一長一短というところです。
最近は本当に「見るだけ見てやるか」と思わせるスパムが減りましたな。いや、削除の手間が省けていいんですけど…
ネットで見る英文は、色々当て字とか符号的なスペルとかが多くて(「4U」とか)、スパム読むのも一苦労ではないでしょうか。辞書にもそうそう出るものでもないですしねー。
英辞郎と、Yahoo!翻訳で使えるプログレッシブ英和中辞典はまずまずいいと思います。何しろ普段英語使う人以外は、あんまり中辞典レベルのものを買うことも少ないと思いますし…
何か参考になれば幸いです。
>>しゅてるんさん
webサービス全体に言えることですが、自動翻訳も変遷激しいですね。数年前のリンク集とか今はほとんど役に立たなくて、有料化したりサービス公開終了したものがけっこうありました。
「ジャパナイズ」使ったことないので早速入れて試してみました。確かにかなりサイト限られてるのが残念ですねぇ。