大泉洋さん、ベストフォーマリスト賞受賞だそうで、おめでとうございます。(主催の日本フォーマル協会にリンクしようと思ったらまだ更新されてなかった…)
この人、基本的に手足長めでスタイルいいからスーツ似合うんだよなあ。
でもこの人がブラックスーツ着てると、どうしても
・どうでしょう5周年式典で、ミスター・onちゃんとともに番組主題歌を斉唱する姿
・「1×8いこうよ!」の木村生誕祭で、花束を持って「しがないねぇぇ〜!」と登場する姿
のほうばかり連想してしまうのだが…
しかし振り返ってみれば、田舎のコンビニに出るのさえはばかられる感じのでかさないジャージ(=勝負服)で飛行機に乗ったりTVに出たりしていた大学生が、今やベストフォーマリストなのだから、そのギャップたるや尋常じゃないなとつくづく思う。
そしてまた、そのジャージ姿は決して過去完了形で語られるものではなく、今だってまた、あのダサダサジャージと(生協の安売りで買った)父君のスノトレを身にまとってサイコロなりなんなり旅に出る姿を、私を含め多くのファンが心待ちにしているのだ。(実際このぐらい顔が売れては、国内でのサイコロはもう無理なんだろうけど…)
そして女性部門の釈由美子の、「弥勒菩薩をイメージしたドレス」という訳わからん発言には、別に釈由美子が嫌いなわけではないんだが、仏像好きとしては軽く殴りたい。
弥勒菩薩像にも色々あるが、基本的には上半身マッパ、あるいは片乳ほり出すくらいの気合が必要なのではないか。
洋さんがキー局やメジャーメディアに露出するようになってもう何年もたつのだけども、いまだにCMやドラマに登場する「きれいな洋ちゃん」が今一つこそばゆいというか、慣れない気がする。
具体的に言えば
・髪の毛のボリュームがつつましい
・顔が全体的に「キュッ」としている
・かわいげな服
うまく言えないが、何もかもが収斂している感じでイケメン度が増している。
それに対して、地元ローカル局やどうでしょうに出てくる洋さんは、天然パーマはありのままに外に向かって膨らみ放題、顔(特に目元と唇)がどこかはれぼったい感じ。肌が荒れていようが平気でカメラが寄って魚眼効果で歪みまくる。
でもこっちの「こぎれいじゃない洋さん」を見るとやっぱり落ち着くというか、しっくり来るんだなあ。
この差はカメラのせいなのか、それともヘアメイクの考え方が根本的に違うのか。
どちらにしろ私はやっぱり、できればジャージとかのユルユルな服装で、どこか弛緩したような表情でクダを巻く洋さんの絵のほうが好きなのだ。
キー局でのトークで、どうでしょう同様にクダ巻き加減、あるいはビッグマウスを使って喋る洋さんにどこかしらいたたまれない違和感を(いや、あくまで個人的にだけど)感じる理由には、「そんな小奇麗なナリと顔でクダ巻かれてもどうもピンと来ない」というチグハグさがあるのかもしれない。
「ベストフォーマリスト賞受賞だってよ」
と言ったところ、
「え?何?おやびんの服?」と即効言われましたよ。
うん、彼にとってはどうか分りませんが、私らにとってはおやびんの服こそ勝負服ですからね〜(笑
>おやびん
冷静な目で見れば「トンデモスタイリスト」と呼ばれてもしょうがない珍服ばかり揃えてくるおやびんですが、これほどまでに番組のテイストを左右する、その上自分までいいキャラで顔出ししてしまうスタイリストは前代未聞ですよね。まさにおやびんあってのどうでしょう、そしてドラバラ。
おやびんとフォーマルといえば、「ホワイトストーンズ」第一作の企画発表のつんつるてんのフォーマル大泉さんを忘れていました。
「詰めるのかい?詰めるってかい?僕は出してほしいなあ〜」
思えばあそこで既に暖機が済んでいたからこそ、企画発表記者会見があんなに面白くなったのかもしれないですね。
衣装合わせでタレントがあったまる(キャラ的・ネタ的に)、しかもその場面が既に面白いなんてやっぱりおやびんならではですよなあ。
寝起きの洋さん、車酔いでくだを巻く洋さん、何かに取り憑かれてしまう洋さん。可哀相やら面白いやら。
そうそう、外国ロケで北欧に行くことを知らず、短パンで現れた事もありましたね。そんな彼がベストフォーマリスト賞受賞とは・・。(←おめでとうって言わんかい!)
四国の記事、読ませていただきました。お疲れ様&写真と食べ物のお話楽しかったです。
>どうでしょう流八十八カ所
真面目なお遍路さん&愛好者の方には、寺の前で「●●番、**寺!」とポーズだけとって次に行くあのスタイルはいろいろ問題かもしれませんが、ファンにとってはあくまで「罰ゲームの一環」ですからなあ。
四国は何気に各人の素の人間性が垣間見える車内会話が秀逸ですよね。うれしーがクリームパンで激昂したりとか。
さまざまな大泉さんのダメ人間っぷりを余すところなく演出する「おやびん」こと小松恵理子さん(スタイリスト)は、数年前に開催された「どうでしょう祭」でもファッション展示ブースがあり、ご本人と握手してしまいました。なかなか可愛らしい感じの方でしたよ。