2008年12月11日

世界の料理ショーDVD-BOX料理

satoyocoさんの日記で発売を知った。
たのみこむの企画から実現したらしい。

たのみこむ「世界の料理ショー」DVD-BOX

 今回のDVD−BOXは、当時の制作会社に現存する日本語版のすべて(52話)を完全収録!大変貴重な作品となっています。英語音声収録(52話中46話)では、2ヶ国語放送がなかった当時のグラハム・カーの肉声を聞くこともできます!

 さ・ら・に!

封入特典では豪華文化人や料理家ケンタロウが執筆したブックレットや、オリジナルキッチンミトン・ランチョンマット・コースターが封入!

 さ・ら・に!さ・ら・に!

なんとグラハム・カーが当時を振り返ってのインタビュー映像も収録予定!

 さ・ら・に!さ・ら・に!さらにーっ!

たのみこむでご予約されたお客様『全員』に!世界の料理ショー特製デニッシュが缶の中に入っている『デニッシュ パン缶』をプレゼント! お買い逃しなく!


とのこと。
discは8枚組で、
一般価格:41,790 円(税込)
特別価格:37,611 円(税込)

Amazonだと予約割引率が大きいので30000円ちょいで購入可能。

いやー懐かしい。
これがよく放送されていた昭和50年代前半、料理ショーに登場するような
・タンスみたいな冷蔵庫(しかもフリーザーがでかい)
・4口も5口もあるコンロ
・大型オーブンレンジ
・フードプロセッサー
はまさに「外国」というか、多くの庶民の家にとっては「別の星」のような豪華さだった。
50年代前半、まだうちの冷蔵庫は1ドアの"製氷室のみ"タイプだった(2ドアは普及しつつあったが、電化製品の何もかもが今よりずっと高価だった。冷凍スペースも小さかった)。当時の子供にとって2ドアフリーザー付き冷蔵庫の最大の利点は、「アイスの買い置きができる」ことで、これは本当にうらやましかった。暑いさ中、アイスが食べたい時に炎天下をその辺の店まで走らなくても、いつでも好きな時にフリーザーから出せばいいのだ。これがどんなに羨ましい話か、30代前半より若い人にはわかるまいなあ。そしてこれはまた、近所に「その辺の個人商店」がたくさんあってやっていけた時代をも思い出す話ではある。

他にも、
・ナイフラックにずらりと並んだ各種ナイフ・包丁
・調理の合間にちょいとワインをひっかける
のも憧れだった。
料理しながらワインやビール・焼酎をちょいっと飲む行為に心ひかれた原点は、まさにこの番組だったような気がする(その後は「金子信夫の楽しい食卓」とか…)

当時は日本では手に入りづらい食材が登場することも多かったが、今なら色々地方にいても作れそうだ。
ただ問題は、当時憧れをもって観ながらも、出来上がりは「なんか美味しそうじゃない…」料理が多かったことなのだが…

satoyocoさんも日記に書いておられた通り、「1回見ればまずいい」と思われるので購入となると微妙なのだが、魅力は十二分にあるなあ…
posted by 大道寺零(管理人) at 20:49 | Comment(6) | TrackBack(0) | 料理
この記事へのコメント
懐かしいですなぁ。
私はこの映像を見ると見ていた当時の『まったり(ちょっち退屈)
な学校引けた後の土曜の午後』モードになります。

さっきリンクを辿って画像を見たので、私の中で
今日はもう土曜の午後ですっ。
誰がなんと言おうと土曜の午後なんですっ。

最後に観客から「おじょーさん」を引っ張り出して
お食事っていうのが羨ましかったなぁ。
Posted by あんもないと at 2008年12月12日 10:17
これと料理天国はグルメ番組の元祖でしたね〜
懐かしい!!
以前これにひかれてケーブルTV契約してしまいました。
Posted by NAPORIN at 2008年12月12日 10:46
>>あんもさん

そうそう、山形でも土曜午後に放映していることが多かった記憶があります。
あの「半ドン」ならではの微妙なまったり加減(時間はあるが遠出できるほどでもないあの中途半端さ)は、週休二日制で育った人とは共有できないものの一つですね。
土曜の特徴としては、「昼御飯が概してテキトー」ということがデフォのお宅も多いのではないでしょうか。小学生も中学年以上になると自分で冷蔵庫の中のものを適当にいじって食べたりできるようになるんですが、目玉焼きとか、ソーセージとかハムを軽く焼いたり、インスタントラーメンで済ませたりと、とにかくごくごくイージーなのが土曜の気分です。
ダラダラしてるといつの間にか登場するグラハム・カー。そのあとタイムボカンシリーズとか、「大草原の小さな家」(あるいは人形劇「三国志」あたり)とか見るのが土曜のルーティンでした。

>>NAPORINさん

料理天国も懐かしいですねえ〜。料理と同名のクッキングワインも発売されてて、なにかとワインを使うレシピが多かったような記憶があります。あと竜虎さん。
Posted by 大道寺零 at 2008年12月14日 13:23
料理に興味を持ち、目覚めたのもこの番組からのような気が…w

未だに『スティーブ』がどんな人かが気になっています

あ、あと『たのみこむ』商品持ってますw
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=731520422&owner_id=13206796
Posted by りょうMC08 at 2008年12月15日 01:26
どうも、mixi日記を全体公開にしました
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1019763387&owner_id=1815878
あんもないとさんの「土曜の午後モード」すごくよくわかります
私的には「特攻野郎Aチーム」なんかもそうですね

でも実際に「世界の料理ショー」は私はたしか日曜日の午前中だったよーな気がしますわ

それにしてもたのみこむの特典の「缶入りデニッシュ」が気になります
Posted by satoyoco at 2008年12月21日 22:31
>>りょうMC08さん

現在焼き鳥屋さんに至る原点がグラハム・カーでしたか!
そしてスティーブはいつまでたっても謎のままなのがよいですね。手だけというのは斬新なアイデアで、いつでもスティーブが調達できる、それでいて妙な存在感というのが秀逸です。実際にスティーブ役の手を演じたスタッフは総勢何人いるんでしょうかねw

そしてたのみこむ特典…ち、超うらやましいです…
でもやはり、酔っぱらった時にサインしちゃった産物なわけですね。
神崎「ほらりょう、外出許可証にサインしとけよ」
りょうさん「ああそうだな、ペン、ペン。えーと、ここでいいのかな…(サラサラ)」

>>satoyocoさん

日記の公開範囲を気に止めずに言及してしまってました。ご丁寧に対応してくださってありがとうございます。
「土曜の午後モード」の感覚を共有できるのはせいぜい昭和生まれまでですね。あの中途半端なゆったり感が懐かしいです。

缶入りデニッシュは、よく非常食コーナーで並んでるアレかなと思います。私は食べたことないんですが、缶入りパンってなかなか美味しいらしいですね。良くできているのだとか。
Posted by 大道寺零 at 2008年12月23日 11:08
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