昨年暮れに、とあるお一人の方から以下のようなご意見を(メールフォームより)お寄せいただきました。
・テニミュ(ファン一般に用いられる、ミュージカル「テニスの王子様」の略称)を馬鹿にしすぎ
・「学芸会に失礼」と書いてあるが、あなたに同じことができるのか
・許斐先生やキャスト諸氏に失礼な言動であり、次の更新の際に許斐先生とキャストの皆さんに謝罪せよ
という内容(原文そのままではありません)でしたが、記述は自由を保障される範囲の個人の感想・所感の範疇であり、要求されるところの謝罪の必要性・妥当性をまったく感じないため、謝罪的記述は行いません。ご意見を下さった方には悪しからずご了承ください。
メールには個別の指摘がありませんでしたが、おそらく
・ぜろだまBlog: ニコニコ動画(仮)
・ぜろだまBlog: 人型音感破壊兵器
・ぜろだまBlog: テニス地獄で男を磨け
・ぜろだまBlog: テニヌ地獄で男を磨け
あたりのエントリを読んで気分を害されたものかと推察します。
すべての娯楽について言えることですが、特に舞台興行(演劇・音楽・舞踊など)の評価においては、各人の趣味・嗜好に大きく左右されるものがあります。
「ミュージカル」という形態の舞台興行に関して要求するものも、見る人によって千差万別です。
私の中では、ミュージカルはもっとも出演者の総合力が要求されるジャンルであり、メインキャストが一定以上の歌唱・ダンス・演技の力量を備えてこそ、プロの舞台として高い金を取れるものだという認識があります。
そういう目で「テニスの王子様ミュージカル」を見ますと、キャストのうち少なからぬ数の出演者、しかも主役級・主なライバルといったクラスの重要な演者が、歌唱力や音程・またいわゆる「空耳」が横行することでもうかがえる滑舌の悪さが絶望的なレベルであることに驚かされました。
・自分の基準では、この滑舌と音程が横行する舞台をミュージカルとは呼べないし、金を払って見に行こうという気にはなれない
・レベルの低い舞台について「学芸会」という表現がよく用いられるのだが、学芸会にしても、重要キャストには少なくとも「はっきり発音できる」「普通程度の音感がある」生徒を選ぶのではないだろうか?
と思い、確かにマイルドな表現ではないのですが、「学芸会に失礼」という文言に到達せざるを得なかったものです。
これはすべて私の主観であり、そうしたものをミュージカルに求めない、別のものを求める方もまた多数いらっしゃるわけです。
例えば出演者の容姿であるとか、「原作のキャラクターのイメージ」など、さまざまでしょう。
実際、後から調べますと、このミュージカルのキャスト選出は、まさに「キャラクターのイメージ」を最重要視されたと多くの記事にありました。
同ミュージカルが、キャストを何回も入れ替えしてシリーズを重ね、DVD等も多数リリースされるなど好評を博しているのは、その思い切った狙いが当たり、多くのファンに支持されているからでしょう。
そのマーケティング上の慧眼は素晴らしいものであり、それを支持するファンの方までも否定するわけではありません。
単に個人的に、「動画サイトなどでネタとして楽しむ分にはいいが、自分で入場料を払う価値は見出せない」というだけのことです。
自身が好きなものを低く評価した文等を読むのはだれしも愉快なものではありませんが、「好きなものが批判されたからと言って、それを好きなあなたまでも否定しているわけではない」ということをご理解いただければ幸いです。
また、「あなたに同じことができるのか」というご意見ですが、私が単なる一般人であり、芸能を生業にするタレントではない以上まったく意味をなさないご質問と言わざるを得ません。
舞台上で、多くの観客を前にして、アクションをこなしながら歌ったり踊ったりした経験はないのでお答えのしようがありませんが、音感だけで言えば多分一部のキャストよりはマシではないかと思っておりますが…
よしんば要求どおりに原作者先生とキャストの方に謝罪文を書いたところで、おそらく一生目に留まることはないだろうと思います。
最後になりますが、私が「学芸会に失礼」と評価した対象は、一部を除く出演者の滑舌・音程・歌などの「ミュージカル出演者としての基本技量」であり、楽曲・舞台装置等に関しては対象外です。
楽曲は憶えやすくインパクトがあり、「舞台の上でテニスの試合(しかも相当キテレツな)を表現する」という難しい題材に取り組んだ舞台・照明装置にも見るべきものが多々あると感じ、評価をしております。
そもそも芸術鑑賞をするのに、自らもそれと同じ技量を取得している必要は全くありません。もし技量を有する必要があるのなら誰にも見る資格がないと言うことになります。
鑑賞した方はその内容について自由に評価ができます。評価する声が多ければ上手と言われ、逆ならば下手と言うことになります。
今回話題に出ているミュージカルのサイトを見ると、相当若い人が中心になって行っています。ミュージカルなんですから、まさか顔がいいことだけで売りたいわけではないでしょう。歌手と役者を目指していると解釈するのが自然です。そう言う意味で大道寺さんは評価したわけであり、また評価することは自由ですから誰にも止めることはできません。
「こういう見方もある」程度で宜しいのではないでしょうか。
よってこの件についてメールフォームで意見された方が怒る必要も無いと考えます。同時に意見された方がどういう立場で「失礼」と断じて「謝罪」を要求するのか甚だ疑問です。理由は「フォームに記載されていたメールアドレスに何度かメールを送ってもエラーで届かない(無効・あるいは架空のアドレスのようです)」と書かれている一点で、もし他人を批判したいなら自身も反論される立場に立たなければなりません。つまり何を以て失礼としどうして謝罪が必要なのかを論理的に答え、今回の場合大道寺さんを納得させる義務があるのです。
批判した方にメッセージが届かないならば、「一方的に言いたいことを言い、かつ自身の発言に責任を持たない」と解釈されても何も言えません。
これでは匿名掲示板で誹謗中傷を載せるのと何ら変わりがありません。
当然納得もできませんから「要求されるところの謝罪の必要性・妥当性をまったく感じない」という回答になるのです。
わたしも以前ある本の感想を自分のブログにUPしたら
「こんな本じゃなくて論文を読めw」とのコメントとどこかのサイトのURLを書き込んでいただきました。
この人も匿名でした。
ついでに調べたら、その本のタイトルで検索して同じように反論コメントを書いておりました。
なんというか暇人みたいですね。
他のブログの方は謝罪してましたけど
私はそこまでいい人ではないし、謝っても見に来ることはないだろうとさっくりコメントを削除してそのことについて自分なりのコメントを更新しました。
それ以降何もいってこないので、やっぱり書き捨てなんでしょうね
自分の好きなものについて批判的な意見があったとしても、
賢明なオトナなら「そうだよねーあはははーわたしもそう思ってたー」
と受け流す余裕がほしいところですね。
今回の大道寺さんのご判断もわたしは正しいと思います。
まあ当事者ならそんな事は言いますまい。
私のブログも題材が題材だけにその様なコメントやメールを頂くことはあるので、大道寺様の態度に共感します。
これほど理路整然とした反駁は綴れないかも…
私の言いたかったことを更に整然とまとめてくださった内容、ありがとうございます。
例のメールが来てからこの方からのレスポンス(更新をせかす内容も含めて)が一切ないので、おそらく抗議を送って以来当方のブログを見ていないものと思われますが、「更新の中で謝れ」という要求だったので、空気を硬くすること承知でこのような記事を書くことにしました。
>>カゼさん
たとえ自分にとって不愉快・不利益な意見であっても、それを発する権利と自由は守らなければいけないという格言をあらためて反芻した次第です。
>>satoyocoさん
ファンや支持者まで愚弄したわけではないのに、好きなものが批判されると頭に血が上る方は少なくないようで…勿論自分も少なからずそうした体験はありますが、なかなか批判者に直接アクションをかけるパワーを持ち合わせていないので、ある意味感心させられますね。
ネットで検索すれば賛否両論の記事を抽出するのはとても容易とはいえ、コピペに等しいような絨毯爆撃も、はたから見ていてどうかと思います。
>>Feliceさん
「感情移入」なんてのはもう、個人的感覚の極地ですから、批判や罵倒されてもどうしようもないですよねえ。個人差としてスルーしてほしいものです。
人気があった漫画ですから信者も多いのだろうと思いますが…
>>末期ぃさん
末期ぃさんのブログの題材の場合、それこそソレ系サイトの「経営者」みたいな人が出てくるとそこそこヤバい筋だったりするのでは…と心配になったりするのですが;
はじめまして、コメントありがとうございます。
「私にとって〜価値がないように感じた」と、個人的評価である点を強調しておけばベターだったかもしれませんね。
この件に関して私の意見を詳しく述べようとすればするほど、どうしても結果的にはファンの方に不愉快な思いをさせることになるのでその点は申し訳ないのですが…
>金を出す価値がないというのは金を払った人の台詞だと思います。
この部分については全面的には賛成しかねるものがあります。
確かにまんがんさんがおっしゃる通り、「代価を支払った人が言う権利を持つ(いわゆる「金返せ」的な感想として)」のは明確に真理です。
しかしながら、「だけが」と限定されるものかという疑問を持ちました。
実際には私たちは日常の消費活動の中で、さまざまな「お試し」や「プレビュー」を見聞・体験して、消費財やサービス内容を購入する・あるいは手間暇を費やするかどうかを取捨選択しています。
例えば、映画や舞台であれば、予告編やCM、TVでのプレビュー紹介や紙媒体の紹介記事などで断片を、少なからず「タダ」あるいは「きわめて安価」でテイスティングしたり、周辺情報を読みとって、自分にとって金銭や時間・手間をかけるに値するかどうかを判断しているわけです。(食べ物であれば試食キャンペーンとか、人からのおすそ分けなども含まれるでしょう)
その中で、いちいち言語化しないまでも「価値あり」「価値なし」「状況次第でどっちでも」「タダならアリ」「金もらってもナシ」などの自分なりのレベルにカテゴライズしているのではないでしょうか。
勿論私が動画サイトで見たのは、権利者が望まない形での脱法的なアップロードですから、TVCMやDVDなどについているスポット宣伝と同列に語ることは適切ではないと思います。
しかし同じ動画をCM等で見たとしても私は同じ感想を持ったことでしょう。
もし「実際にサービスや財を購入した人間でなければ評価を下せない」のであれば、予告編や体験版の類を見て、その範囲から抱いた感想や評価を表現することもふさわしくないということになるかと思われますが、いかがお感じになられますでしょうか。
「一部を見て全体を見た気になるな」という指摘であればある面ではごもっともです。
私も普段は、並大抵のことでは「一部のみで全体の価値を断じる」というところまではなかなかいきません。
しかし私が見た「テニスの王子様ミュージカル」の断片は、主役の歌唱力と多数のキャストの滑舌の酷さにより、「この企画者が何を重視し何を切り捨てたのか」をこれ以上なく物語るものであり、その「切り捨てられた部分」が、私にとっての「ミュージカルが成立する最低条件」であったため、どうマイルドに表現してもこうならざるを得ませんでした。
「これがミュージカル興行として成立している」という事実がそれだけ衝撃だったのでした。
繰り返しますが、あくまで「私にとっての」基準に基づく判断であることは本文内でも何度も書いており、他の方に対して「価値がないから見るな・買うな」と呼びかける内容にならないように留意したつもりではあります。
長文になり失礼いたしました。
考えてみてください。もしあなたが
キャストの一員で、ネットをしていて
観劇感想を見て酷評されていたら
「ああ、俺達もまだまだだな。」と
思うでしょう。ですが、金も払わず
違法アップロードされた動画を見た
人に馬鹿にされていたら
どう思いますか?腹が立つでしょう?
それくらいの事も分からないのは正直どうかと思いますよ。
長文失礼しました。
カネ払って見る見ないっつう論点以前の問題。
簡潔なコメントですのに「長文失礼」などと謙遜されましては、これからまた長文を書こうとする私が恐縮せざるを得なくなってしまいますので、なにとぞご勘弁ください。おそらくまんがんさんにはまた愉快でない内容であろうと思いますが。
2回に渡るまんがんさんの「動画サイトの違法アップロードによるフリーライド視聴は、批評・価値判断のソースとするには不適当である」というご意見は確かに承りました。
具体的に言えば、私が見たのは
・舞台本編のうち、DVD(もしくはTV放映内容でしょうか、詳細は存じません)の一部を切り取った5〜10分程度の映像
・YouTubeにアップロードされたものをニコニコ動画に流用したもの
を数本でした。
これが「体験版」や「試し視聴」としての機能を持ち、批評のソースとなり得るかという点に関しては、内容としては
「ほかならぬ本編の切り取り」
であり、(いいところだけを編集した営業用の映像とはまた異なり)率直な感想のソース、体験機能を持ち得ると思います。後述しますがこれは色々と「場合による」のですが、それゆえに何かと違法アップロードが問題となる所以、権利者にとっては「実に困ったこと」となるのでありましょう。
勿論全ての断片的にアップロードされた映像が、批評のソースとして適切というわけではありません。
アップロードする際のエンコードを経て、設定の具合にもよりますが、動画の画質は多少なりとも劣化します。
ニコニコなりYouTubeなり、どこでもいいのですが、アニメを例にとって説明します。
動画サイトにアップロードされていたアニメのファイルを見たとします。
評価を文章等で表現する・しないを別にして、その内容や出来栄えについてなんらかの「感想」が見た人の中に生じます。
この場合、映像は劣化しているということを踏まえると、
・色合い
・線の美しさ
・動きの滑らかさ
などを評価するソースとしては適切でない場合が多く、そうした評価を書いたとしても、「実際の放送やDVDを見てから判断しろ」という批判は免れないでしょう。
しかしそうした映像でも、よほどひどい劣化がなければ
・デッサンの狂い
・設定と似ても似つかないような作画の崩れ
・稚拙すぎる絵画表現(例:球形キャベツなど)
・声優の演技の巧拙
について指摘することは十分に可能ですし、本編の中でそうした部分の割合が多い場合には「ひどい作りのようだ」という総合的な感想に至ります。
私の体験の場合、「あいつこそがテニスの王子様」や「勇気VS意地」の動画における主要キャストの1人や2人でない音程・発声スキルの未熟さは、今の例で挙げた「著しいデッサンの狂い」に相当するもので、しかも10分程度の短い動画の中にそれが頻発していました。通常、部分のみで全体を判じることはできるだけ避けているのですが、甚だしさが尋常ではないと感じました。
そして動画エンコードの際、音声というのは画質ほどには劣化しないものです。
私が本文で書いたような価値判断に至った理由は既に書いたことですから繰り返しません。
権利者の望まない形とはいえ、本編の一部ですので、長所も欠点もダイレクトに見る人に伝えます。
私は欠点を強く受け取りましたが、ああした映像をきっかけにテニスの王子様ミュージカルを好きになったり、DVDを買ったり劇場に足を運ぶようになった人も一定数存在すると聞き及んでいます。
また、着メロを購入したり、ネタ扱いであってもカラオケで歌ったりすればなにがしかの権利料が生じ、権利者に届きます。
これは「だから違法アップロードにも理がある」という意味で申し上げているのではありません。
「動画サイトでタダ見して批判をするな」というのであれば、「動画サイトでタダ見したぐらいで好きになるな」ということにもなるのでは?ということです。
実際、ミュージカルファンの方には、動画サイト経由のファンを容認する向きもしない向きも両方あるようで、まんがんさんがどちらの考え方であるかは存じませんが。
申し訳ありませんが続きます。
>相手の立場になって考えることができないみたいですね。
という部分ですが、なぜ「相手」というのが「テニミュのキャスト」となるのか、いささか論理の飛躍を感じます。
私が本文で扱っている「相手」は、メールを下さった方を想定しております。
もし私が、ミュージカルの公式サイトや出演者のサイト・ブログに「あなたの歌や発声はなっていない」「ミュージカルを名乗って金を取れるレベルではない」と書きこんだりメールを送ったりしたのであればまだ理解できるのですが…
勿論、Web上に公開したからには、瑣末なブログであっても、誰から読まれていても不思議はないという気持ちでおりますが、「相手=キャスト」と限定されますのはいささか不可思議です。
>もしあなたがキャストの一員で〜金も払わず違法アップロードされた動画を見た人に馬鹿にされていたらどう思いますか?
という部分についてですが、こうした「あり得ない仮定」、しかも「人により想定やゆらぎが大きい仮定」を論理展開の中に持ち込むのはあまり望ましくないかと思います。
えてして持論に適した仮定を提示してトートロジーに陥る可能性が高いからです。
それを承知の上で「もし私が出演者で、批判の内容を見たならば」と仮定するのであれば、プロの矜持を持った演者であるなら、トレーニングが足りない点に心当たりがあれば改善しようと思うかもしれませんし、また「DVDや切り取った動画では演目の魅力が伝わらない」「この舞台の魅力が分からない人なのだろう」とスルーもすることでしょう。「自分のことではないようだ」と思うかもしれません。
想定する「演者」の性格や感受性も人さまざまですからなんとも言えません。まんがんさんはもっともナイーブな場合を想定していらっしゃるようですし、私が想定する「プロの役者」は年齢を問わずもう少しタフなイメージがあります。
また、動画サイトに演目の動画が溢れている件については、アップロードした人間、それも「最初に放流した人間」を不快に思うかもしれません。
ニコニコなどで「空耳動画」として何度か再アップしているのは、まずミュージカルを多分にネタとして(ファンの方から見れば「茶化して」となるのでしょう)面白がっている人でしょう。
しかしその多くは、YouTubeなどに数多くアップロードされていた動画が元となっています。
それを最初に「放流」したのは、おそらくアンチや馬鹿にしているような人ではなく、何らかの意図を持ってミュージカルのファン(DVDなどを所有している人)が流したものかと思われるのですが…
まあここまでが、「もし私なら」という想像の内容についてです。
まんがんさんは、私に届いたメールの主が憤った原因が「動画サイトでタダ見したくせに」という点にある、とお考えだということはわかりました。その上で「そんなことも分からないのか」と個人攻撃に近い筆致でおっしゃっているわけですが、件のメールには、そうした内容は一切なかったので、その点については本文ではあまり触れておりません。
頂いたメール自体、少し乱暴で根拠となる部分を欠いていたのですが、本人がお書きにならなかった部分まで勝手に想像で補完(いわゆる「エスパー」と呼ばれる行為ですね)するのは誠実な対応とはいえないのではないか、と考えたからです。
ご指摘の点については、あくまでまんがんさんご自身のご不興として受け取らせていただきます。
どうにも長文失礼いたしました。
林家正蔵とテニプリミュージカルの取り合わせってなんか凄いなあと思ったんですが、検索したらゲストでリョーマ役が出てたんですね、なるほど。
なんかいろいろ検索すると、企画側のオーディションではハナから演技とか歌のスキルは度外視していてイメージと容姿重視って公言してて、「公演の中で未熟(全員がそうではないけど)なキャストが成長していくのを観客が見守り、共時体験していくのが醍醐味」と語るファンが多いらしいです。
レスとか書きながら思ったんですけど、いみじくも若手落語家に対する旦那衆的な楽しみ方に似ているのかなと。
寄席のなじみの客が、「○○はなっちゃいないね」とか「だいぶ良くなってきたね、あの間をもう一つ」なんて言いながらも通って、成長を見守っていくみたいな。
そういう文化は確かに昔から日本の舞台芸術の世界に存在しているんだけど、ただ決定的に違うのは、寄席の世界ではきっちり階級があって、芸が未熟なうちはそれなりの待遇しかもらえないのに対し、例のミュージカルのほうでは発音や歌のスキルが稚拙でもいきなり真打ちになれてしまう、そういうヌルさだろうと思うわけですが。
それが、金を出せると思う理由です。
あのノータリン養成サイトに投稿される動画は小学生が考えてるような空耳がすぐ付いてしまうようなのでそれらを楽しむのは難しいかもしれませんが。
便乗して同じことを書く馬鹿が出るから
嫌なんですよ。eng氏みたいな。
そう思うのは自由ですけど。
私は話題に出ているミュージカルを見たことがないのですが、そのファンの人が痛くて無礼だということだけはよく分かりました。
全員がそうではないのでしょうけど。
自分のブログや日記とかに批判を書かれたのならまだしも、わざわざ人の日記で暴れて暴言を吐く意味がさっぱりわかりません。なんだか災難ですね。
そんなに不快ならばこのブログを見に来なければ良いだけのことです。評価については、見る見ないにかかわらずキャストがどう受け止めるかであって、大道寺さんに文句を仰っている方は無関係なのですからいちいち腹を立てる必要もないわけです。見知らぬ他人に文句を言う前に、落ち着いてご自身のコメントを読み返してください。暴言など論外ですよ。
>確かにキャストさん達はミュージカルを演じきれる実力を持ち合わせてませんがテニミュの音楽や照明はそれを補う分のかっこよさがあるんです。
それが、金を出せると思う理由です。
あのノータリン養成サイトに投稿される動画は小学生が考えてるような空耳がすぐ付いてしまうようなのでそれらを楽しむのは難しいかもしれませんが。
まんがんさん自身の評価観点を教えていただきありがとうございます。
私はエントリ本文末尾のほうで、「楽曲と照明・舞台装置については評価をしている」と書いております。
もともと舞台の魅力や醍醐味を、DVDなどの撮影映像で十全に伝えるのは難しい(それぞれの観客が目で追うものと映像のカメラワークが異なるし、一点をアップにすれば全体が見えなくなるなど取捨選択が難しい)のですが、その中にあって、動画サイトでもそこそこ伝わってはおりますよ。
まんがんさんにとってその長所が他の欠点をカバーする力があり、私にとっては演技者のスキル問題がいくつかの美点を相殺してなおお釣りが出まくるものだという違いがあるだけなのでしょう。
>あと、金払えないとか書くと
便乗して同じことを書く馬鹿が出るから
嫌なんですよ。
まんがんさんにとっては、自分と合わない考えや感じ方をした人はすべて「馬鹿」なのですか?
engさんはご自分の目で見た上での感想・評価を書かれただけです。
色々な方の感想・ご意見をお聞きするためにコメント欄を開放しておりますが、百歩譲って、管理者の私に投げつけるだけならともかく、閲覧者の方にまで道理の通らぬ暴言を吐くのは重大なマナー違反です。厳に慎んでください。
技量の高低を評価するのと、人格がらみで罵倒するような暴言は全く質の違うものです。
また、「思うのは自由ですが書くな(嫌だ)」というようなことまで(私も閲覧者の方も)指示されるいわれが全くありません。
まんがんさん個人の日記やブログ等でお書きになるならともかく、他者のブログや掲示板等の場で書くようなことでしょうか?
老婆心ながら、他の方がいみじくもおっしゃったように、「時にファンの行動がその作品の品格やイメージを毀損する」可能性も考慮に入れた上で、書きこみ内容を吟味なさることをお勧めいたします。
コメントありがとうございます。
通りすがりさんがお書きになられた通り、同作品ファンの中にも色々系統があるようですし、
>全員がそうではないのでしょうけど。
と思います。
検索すると、観劇マナー向上を呼び掛けるファンサイト等も色々あるようですし、年齢含めてファン層が多岐に至っていることを感じました。
「出演者や製作者以上に、ファンが作品の顔になる」
というのは実におっしゃる通りだと思い、共感しました。
>>栄帝さん
再びご心配をおかけしてしまいすみません。
荒れてしまうのではないかと公開を迷った記事なのですが、公開以外に意見者の方に意向を伝える方法がないので書いたものの、いささか後悔しはじめている自分もおります。
管理者宛てのものは受け止めても、他の方への暴言は看過できないので…
書いた大道寺さんが悪いです。
この記事+過去のテニミュ関係の記事は
消した方が良いのでは?
なんつーか・・・・ニコ厨って
本当に自分勝手だ。
コメントありがとうございます。どのような内容の文章であれ、「何かに対する評価」を含むものであれば、よほど無難なものでない限り、読む方に何らかの快・不快を催させるものだと思います。
Aという事柄を賞賛した場合、Aを好む人にとっては快く、好まない人にとっては不快であったり、「見識不足」「趣味が悪い」と切って捨てられるのは当然の道理です。批判はあって当然といつも肝に銘じて自分の意見や感想を書いております。
そういうわけで、誹謗中傷や社会通念上不適切なもの(+全く無関係なもの)でない限り、ご意見やコメントはそのまま受け止めてできる限りでレスも返そうと心掛けております。
ですので、ロビンマスクさんの「不快な記事である」というご感想とご意見はありがたく頂戴いたします。しかし削除の"ご提案"に関しましては、その妥当性を感じませんので不同意とし、該当記事は現状維持といたします。
ご意見ありがとうございました。
謝罪する気も記事を消す気もないって
言えばいいのに。
いちいちわけ分からんこと並べ立てて
めんどくさい人だなあ。
あんな記事書きゃ不快に思う人が出るのは目に見えてると思うがね。
管理人も見に来る人も荒らす人も
デリカシーがこれっぽちもない。
自分も人の事は言えないけど。
このコメントに対する返信もどうせ
長ったらしいだけで中身は
薄っぺらいんだろうな。
コメントありがとうございます。
削除・謝罪を行わないという意思表明は明確に行っています。
特に謝罪につきましては、本文の最初の部分で太字にてできるだけ端的に記述しているのですが…
また、どうしても「個人的な快・不快」のみが理由で「謝罪」「削除」という「大きく」「めんどくさい」要求に関しましては、どうしてもこちらの回答も「めんどくさく」ならざるを得ない部分があるようです。生来の長文癖があるのはご指摘の通りです。
デリカシーがこれっぽちもない。
ここはスルーですか。
つーか削除ぐらい容易いだろうに。
何でそんな意固地になるのかねえ。
年取ると意地っ張りになるのかなあ。
>ここはスルーですか。
とおっしゃられましても、
>管理人も見に来る人も荒らす人も
>デリカシーがこれっぽちもない。
>自分も人の事は言えないけど。
という文脈からはあなたの「独り言的な感想」としか受取れず、そうした感想に対しては「そうお感じになられたのですね」としか返しようがないわけでして。
そもそもどなたに対しても、一言一句漏らさずに拾ってレスポンスを行う訳ではありません。
二つ前の貴方のコメントの要旨自体がはっきりせず
・管理人の文章力への揶揄
・管理人の個人攻撃
・謝罪や削除の要請
のうち何が主眼なのか判然とせず練られていない内容でしたのに、全センテンスへのレスを求められても困りますね。
>つーか削除ぐらい容易いだろうに。
削除の手順自体は単純ですが、快・不快の基準のみでの要求には応じられません。これだけ多くの方のコメントがついたエントリであれば(コメントも消えてしまうことになりますから)なおさらです。
通りすがりさんにおかれましては、かような「意固地」で「意地っ張り」と貴方がお感じになる「年寄り」の管理人のブログに粘着なさるより、ご自分の感性と波長の合う、デリカシーのある若い方が運営なさるサイトなりブログなりを楽しむ時間に充当なさる方が建設的ではないでしょうか?と提言申し上げる次第であります。
例によって長文失礼いたしましたがそれについてのご指摘は前回頂戴しましたのでご不要に願います。
無駄だと思います。
なにせ相手はニコ厨。
しかも年食って頭がコチコチの。
違法な動画を見て喜んでる馬鹿な
犯罪者軍団に他者への配慮なんて
高度なことができると思いますか?
答えはNOです。
こんなニコ厨のブログなんかに突撃
してないでもっとためになることを
した方がいいですよ。
こんにちは。
2/15の「通りすがり」さんと全く同一のIP・リモートホストでの御アクセスと、ご同様のご意見ありがとうございます。
ご存知のことと思いますが、ごく近い日付で、同じブログの同じ記事に対するIPアドレスが同じという場合、一般には、同一マシン、あるいは同建物内のLAN環境からの接続であるという可能性が非常に高いと言われております。
一般家庭でプロバイダを介して接続する場合、割り振られるIPアドレスはいくらかのスパンやスイッチで動的に変化しますから、「同一人物」とは断定いたしません。
同じブログを見て同系統の感想を抱いた方が、偶然同じ地域の同じプロバイダの同じ種類の接続状況にあり、日をまたいで偶然同じIPアドレスを割り振られたということは十分にあり得ることです。
ちなみに、最初の方でご意見いただいた方も同じプロバイダの同じ地域の同じ回線種類でしたが、大手プロバイダですから一致することも十分にあり得ますね。
特にアンカーはないようですが、2/15の「通りすがり」さんへのメッセージとお察ししますので、特に私からレスポンスする内容はございません。
ロクちゃんさんの「こんなブログに突撃してないで」というご意見には私も全面的に同意です。2/15の「通りすがり」さんにご理解いただけると誰にとっても建設的だと思います。