2009年02月27日

君は ぼくの ぼくの胸に生きている日記

今年の京大のアレは、ライダーマンとのこと。

京大、「ライダーマン」がお出迎え 国公立大入試の二次試験始まる:京都新聞

  京都大吉田南キャンパス(京都市左京区)に25日、入試シーズン恒例の、キャラクターに変身した「折田先生像」が登場した。今年は「仮面ライダーV3」に出てくる「ライダーマン」が二次試験の受験生を出迎えた。

 京大前身の旧制三高の折田彦市の銅像は、相次ぐいたずらで大学側に撤去され、その後は作者不詳の張りぼて像が毎年登場している。
 ライダーマンは正義と平和を求めて悪の集団「デストロン」と戦う京大出身の科学者。次代を担う若者にもライダーマンのように活躍してほしいとのエールを込めたとみられる。受験生らは、突如現れた正義のヒーローの前で写真を撮ったり、不思議そうに眺めたりしていた。


もう折田先生でも何でもねえ!と言いたくなるところだが、去年がテンドンマン、一昨年がポコちゃんと、完全なかぶり物だったのを考えるとむしろ少し原点回帰…なのかもしれない。
ライダーマンの玉砕の最期を思うと、受験的な縁起は決していいとは言えないんだが、細かいことを折田先生(のハリボテ)に言っても仕方がないのである。

折田先生を讃える会のレポートに読むと、ハリボテの防水対策に尽力し、功を奏したことがよく分かる。(この折田先生ハリボテが恒例行事化したいきさつを知りたい方も上記サイトをご覧ください)
そしてある意味、ハリボテ像よりも重要ポイントである看板は、今年も流石に冴えている。

折田彦市先生は、京都大学卒のライダーとしてデストロンへの復讐に尽力し、京大の卒業式に仮装の学風を築くために多大な功績を残した人です。どうか彼を主役にしてあげてください。


「結城丈二は京大卒(ワンゲル部所属・グランドホッケー部所属の二説あり?)」という設定が存在しているらしい(コミカライズ版のみ?)。
んで、「貧乏な母子家庭で育った結城に学資を援助したのがデストロン」っていう設定もあったんだよなあ確か(これもコミカライズ版のみだったかも)。
IQ201の秀才(本郷猛がいるのでこの程度の表現にならざるを得ない)なのに、海外の大学を目指さずにあえて国公立を受けるあたりに、あしながおじさんたるデストロンに気を使った跡が見えるようで、なんだかすごく結城さんらしい気がする。
posted by 大道寺零(管理人) at 11:27 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
なんか最近の例のアレは、アニメ系に偏りすぎなのが少し残念です・・・。
太陽の塔のアイデアと出来がすばらしすぎただけに、アレを超えるブツが出てくることを望んでやみません・・・。
・・・大きなお世話もいいとこなんですが・・・。
Posted by きたか at 2009年02月27日 20:50
なんという才能の無駄遣い。
これだけのものを作る資材費だって馬鹿にならないはず。

昔、大学と言うのはこういうものだと思ってはいたから、私がもし京大に入れる頭脳があったらやっていたかも…
まあ発想として近いことは今でも小規模にやっている気はする…
Posted by 末期ぃ at 2009年02月28日 00:58
>>きたかさん

確かにアニメ系に偏ってきていますね。ハリボテ作る人の趣味なのでしょうけど、言われてみればもう少しエスプリが欲しいというご意見、なるほどです。
太陽の塔は本当に良かったですよねー。
あの路線で…と考えて3秒で思いついたのがイツツバンバラでしたが、さすがにマイナーでしょうね(特に受験生諸君には)。

>>末期ぃさん

防水加工なども考えると、相当の費用と手間暇+作成中のスペースも必要ですよね。本当に素晴らしい才能の無駄遣いです。
何しろ、これだけ多くの人が、(具体的に何をした人かは特に知らないまま)「京大と言えば折田先生」ということは知っているのですから、すごいものです。
Posted by 大道寺零 at 2009年03月01日 20:29
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