2009年03月07日

100円ショップで作るちりめん細工(その2)〜おすすめできない編〜工作

前のエントリでは、「そこそこ使える・便利」なものを紹介したのだが、やはり「使い心地が悪すぎる」「もう少し出してちゃんとしたメーカーのものを買った方が絶対にいい」ものも確実にあるわけで、そんなものたちをご紹介。



◆布ばさみ・糸ばさみ

糸ばさみは結婚祝いにもらったソーイングボックスに入っていたクロバー社のものをどこかに無くしてしまい、その後100均ものを使っていたのだが、このたびめでたくビーズ箱の中を再チェック中に何年ぶりに再会。あまりの切れ味の違いに目を見張った。
縫物をしていて、糸ばさみが切れないほどストレスがたまることはない。
また布ばさみにしても、細かいところを切らなければならない(V字カットとか)ちりめん細工では、切れないラシャはさみは致命傷に近い。
ダイソーとかだと多分、300円か500円くらいするか?と思うのだが、ホームセンターや手芸店などでちゃんとしたものを買えば一生モノなので、ここはやはりケチらないでおきたい。
…というか、小学校で購入した家庭科の裁縫箱、実家の押し入れかどこかに眠っているはず。その中のハサミ類を引っ張り出して使った方が、多分100均の手芸用ハサミよりはずっといいかと…

◆縫い糸(細口糸・手縫い糸)

全体的に糸が引っ掛かりやすい。
少し長く糸をとっただけで、すぐに糸がからまってダマになったり、よれたりしてしまうのがこれまたストレス。なめらかそうな手縫い糸でさえよくからまる。
ダルマなどの品質のいい糸を手芸店で見てみると、実は100円台から買えてしまう。コストパフォーマンスで負けていない場合も多いので、数十円の差ならば日本の安心できるメーカーのものを使った方が気分良く作業ができる。
豊富なカラーを一気に揃えられるのは魅力なのだが…;

◆接着芯

これは私の知識のなさから失敗した例。
100円ショップで売っている接着芯は、「不織紙」ベースのもので、ちりめん細工に向く「ニット芯」とは違う種類のものなので不向き。
ダイソーのものはそこそこ薄いのだが、セリアで買ったものは明らかに用途が違う中口くらいの厚みのもの。
後で芯地については別に触れるが、厚くて硬い芯を付けた場合、単純なパーツでも中表から返すのが至難の技だし、無理矢理返しても、せっかくの縫い目も壊れてしまう。
ダイソーの接着芯は薄目なので使えなくはないが、小さいパーツや複雑なパーツに付けるのはいかにも厳しい。
素直に布地・手芸店で「ちりめん細工に使うニット芯はどれですか」と聞いた方がいい。

また、作業してみての実感は、アイロンでのくっつき具合もあまりよくなく、当て布をしないと溶ける部分もあって冷や汗をかいた。当て布は必須。

◆まち針

「微妙」というほどでもないのだが、たいてい置いてあるのが「セルの」「長い」まち針なので、あまりちりめん小物細工には向かない。
せめて頭が小さい(ビーズみたいなタイプ)ものならば使いやすいのだが…あまり長いのも、パーツの大きさに対して余ってしまい、手に刺さりそうになるのでよろしくない。できるだけ短いものを選ぶ方がいい。

縫い針は、100均ものを使ったことがないのでよく分からないのだが、世間的にはあまり評判がよくないらしい(特にミシン針)。


庄内地方限定の話になるのだが、私が針・糸関係でよく使うのが、「庄内のドンキホーテ(やたらめったらな品揃えや店内の狭さ、陳列のカオスさから私が勝手に呼んでるだけ)」こと、「武田商店」の品揃えがけっこう良いのでお勧め。庄内の手芸人は結構ここを頼りにしている人も多いのではないだろうか。
タイヤー印の手縫い糸も、専用ボックスにずらっと揃っている。
先日は、少し古くなったと思しいダルマ手縫い糸を100円均一で放出していたので、ピンク・ライトグリーンなどの中間色を色々購入した。ミシン糸の色も揃っている。また刺しゅう糸のストックもあるのだが、こちらはちょっと色あせが目立つかな…;
手芸用品がなんでも安いわけじゃなく、「つるしっぱなし」のブツもあるのだけど、糸と針に関しては確実に頼れる。ゴム紐なんかも100円を切っていたりして、実はダイソーとかよりお得。
posted by 大道寺零(管理人) at 00:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | 工作
この記事へのコメント
庄内のドンキホーテに、思わず笑っちゃいました。
武田商店では、特別の洗剤やティッシュペーパーしか買いに行った事がありません。奥まで入った事がないのかもしれません。ダイソーの手芸売り場でも、縮緬があるとは知りませんでした。

清水屋の京都展や、同じく清水屋の中に入っている手芸屋さんは、布は本当に高いですね。古着の端切れも、なかなか気に入る縮緬にはお目にかかれません。傘福を見てみても、皆さん、素敵な布をどうやって見つけて来るのだろうと思っていました。

大道寺零さんの文章で、どうやら傘福の作り方の本があるらしいと、ググッてみました。面白そうです。こんなに作り方の種類が載っているんですね。私にも、本は見なくとも、座布団と三角の薬は作れそうです。(^^v
Posted by cake at 2009年03月07日 10:54
>>cakeさん

実は、「武田商店=庄内のドンキホーテ」という表現を使うに至った経緯が一応ありまして。
数年前、ドンキホーテで放火事件があって報道されましたよね。でも山形の年配の世代は「ドンキホーテ」がどんな店かは知らないわけでして、夕食時に家族でTVニュースを見ていて、「これに出てくるドンキホーテってどんな店なんだ」と義理両親が尋ねたのでした。
「やたらと安く色々売ってて、商品はこれでもかとドカッとうず高く、混沌と積まれてて……あ、そうそう、大規模な武田商店みたいな感じですよ!」
と答えながら
「ドンキホーテ=都市部にある武田商店」
な例えにたどりつき、それが一番具体的なイメージを与えたようでした。

タオル類なんかもやたら安かったりして、定期的に行かずにはいられない。トイレットペーパーを買いに行ったはずなのについつい長居してしまう。それが武田商店です…
ラップ類・ストッキングやタイツなんかも安いのでよく買います。この前はwiiのパチモンがありました。仕入れルートが謎に包まれている感じがヒシヒシとします。
「糸が豊富で時々安く放出されてる」と書いたのは東泉店です。他の支店でも同様かどうかはわかりません。

傘福モチーフの作り方が載っている本で、私が昨年買ったのは
http://www.amazon.co.jp/%E5%92%8C%E5%B8%83%E3%81%AE%E5%B0%8F%E7%89%A9%E5%82%98%E7%A6%8F%E3%83%BB%E3%81%A4%E3%82%8B%E3%81%97%E9%A3%BE%E3%82%8A%E3%83%BB%E3%81%95%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%82%82%E3%81%AE-SEIBIDO-MOOK-wakuwaku%E3%83%9B%E3%83%93%E3%83%BC-17/dp/4415104223/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1236435330&sr=8-1

ですが、先日本屋で見かけた↓のほうがモチーフは豊富のようでちょっと切ないですw
作らないまでも、見ているだけでも楽しいですよ。
http://www.bk1.jp/product/03077095

ちりめんは、本絹のものや古布を買おうとするとホントに上は際限ないですねえ。
手芸によく使われるのはレーヨンですが、これは水にぬれると縮むので衣料用ではなく、もっぱら小物や手芸用です。縮まないポリエステルのものもありますが少し値段が高いかな。
柄物も、お店やネットで探すと色々あります。
フリーマーケットなどで安く出ている子供の晴れ着などを探すという方もいらっしゃるようです。

ちりめんつるし飾りのキットは、それなりの大きさ・点数のものだとかなり高いのですが、布を色々買いそろえることを考えると、短期的にはずっとお得だよなー…と実感する昨今です。
Posted by 大道寺零 at 2009年03月07日 23:42
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