2009年03月08日

芯地が大事工作

わたくし、昨年初めて「鯉のぼり」のちりめん細工を作った際に、見事に接着芯の選択を間違い、1つの作品を仕上げるのにえらい苦労をしたのだった。ほんと、何も知らないままに作ってしまったのだと、今写真や現物を見直すと冷や汗ばかりが出てくる。

手芸本には「ニット芯」「伸縮性のある接着芯」とあるだけで、今まで芯地不要のパッチワークやフェルト細工しか作ったことのない、そして誰に習うでもなく軽い気持ちで独学でやり始めた私には適切な知識がなかった。
本では意外に、接着芯のことについて詳しく書いていないので、後悔をこめて覚え書きなど。

最初に結論を書いておくと、

・すごく薄くて柔らかいのがちりめん最適のニット芯
・不織紙のではない
・初心者は迷わずお店の人に「ちりめん細工で使うニット芯」と聞いてみよう


前回でも書いたが、最初にセリアで買った接着芯は、中くらいの厚さの不織紙製のもの。これで最初にチャレンジした鯉のぼりを作ったのだが、本当にこれが辛い。
いきなり硬くなってしまうので、

・中表に縫い合わせたパーツを返すのがすごく大変
・小さいパーツだとホントに辛い。というかせっかくの縫い目が壊れてしまう。
・パーツを重ねて縫うところなどは、針がなかなか通らずに、金属製の指ぬきで力技に訴えるしかなかった

など、本当に散々だった。しかもけっこうはがれやすいのでまた作業しながら難儀する。
今思うと、「とにもかくにもよくぞ作ったもんだ」とある意味感心してしまうほどだ。
(この接着芯、5,6個まとめて買ったのでまた手元にあったり…トホホ、実に「銭失い」の典型。芯地のクオリティの問題というより、単に向き不向きの問題なので、用途にさえ合わせればいい買い物になる可能性も勿論あります。)

(ダイソーで売っている接着芯も、セリアのよりはずっと薄手だが不織紙なのでおすすめしません)

その後、ちゃんとした大手手芸店で「ニット芯ってどれですか?ちりめん細工で使いたいんですけど…」と売り場の人に尋ねたところ、「良く使われるのはこれですが…」と出してくれたものを見てびっくりした。
「これが接着芯?」と驚くほどに柔らかくて薄い。オーガンジーやシフォン生地のようで、布地の向こうに置いたものや手が透けて見える。
参考までに、実際にネットショップで写真掲載のサイトを見ると、こんな感じ。
[参考]
ニット接着芯/白/薄手/ソフトタイプ/接着 - 布通販 布1000ネット

一見、「こんなに柔らかい布で、本当に芯になるのだろうか?」と不安になってしまうのだが、一度作業してみると、なよなよとしたちりめんが、ほどよく張りを持ち、しかし柔らかいのでとても縫いやすく、印付けなども扱いやすい。
薄手の柔らかい綿下着を塗っているような感じ。
適切な芯を使えば、これほどまでに作業がしやすいのか!と、前回とのギャップに驚いた。

やはり餅は餅屋。素人判断で「こんなもんでいいだろ」と適当に選ばずに、プロのアドバイスを仰ぐのは大事だと実感したのだった。

値段はお店によってさまざまだが、90cm程度の幅*10cmで60〜80円くらいが相場のようだ。
posted by 大道寺零(管理人) at 17:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 工作
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