全体にネタバレなので追記に書きます。
*やっぱり今川監督大好き「激しすぎる家族争議」が発動。そして思いのほか激しかった件。
…しかしGガンダムしかりGロボやチェンゲしかり、「一番悪そうに見えた奴が実は一番よかれと思ってた法則」の発動率が極めて高いので、今人でなしに見えるつばさと剣造にも更なる裏と逆転があるんじゃないかと思いながら見てます。
そして多分じいちゃんも剣パパも、「口で言うか3行ぐらいの文書にすれば十分伝わること」をきちんと伝えてないような気がします、例によって。
*1話のあのシーンはこういうことだったのか!というのがだんだん解き明かされて来て楽しい
*謎の洋館、豪雨、暗い照明、雷、そして思わせぶりな会話、
(例「そうだ、全てはあの時から…」)
別の場所のシーンを共通の話題がまたいで場面が進行する演出、まさに今川節全開の感。
*今川監督の魅力の一つは、「父と子」「兄弟」「大人と子供」「親分と子分」「師匠と弟子」などの、「年齢差のダイナミクスがある関係」の美味しい描き方にあると思う。
Gロボの大作と戴宗、大作と黄信とか。(特に黄信は原作でも特に美味しいシーンが与えられていないのにこの作品で破格の出世をしたような気がするよ)
甲児は大作や正太郎ほど子供じゃなく(その上シローに対しては庇護者である)、かといってまだ大人でもない微妙な思春期ということで、手本になりそうな大人(って暗黒寺とかクロスとか安とかになるんだろうけどそれも凄いよな)が少ないこの作品世界にあってどう描かれて行くのかが楽しみ。
各要素が甲児とシローで役割分担されているので、なんとなくシローのドラマ的なインパクトが強い(特にこのローレライ編では)と思う。
*「兜家の血」そのものに何か重要な因子(DNAとかそういうレベルで)が含まれているような予感。
*この回から折り返しでED変わってたんだけど、そろそろOPもちゃんと作りませんか…これはこれで慣れて来たけどね……
*クロスさん男前&カッコよすぎですよ……もうこの人がアフロダイなりテキトーなロボットに乗った方が強いんじゃないかしら。というか乗らなくても十分じゃないかしら。