生類憐みの令が生まれるきっかけとして、かなり前のエピソードが生かされていて、ああ上手いなあ〜と思いました。あれは伏線だったのね……
2009年10月13日
「大奥(5)」よしながふみ (漫画)
今回は、前巻で登場した綱吉の物語で、彼女がいかにして「生類憐みの令」を発し「犬公方」になったかという顛末、そして初老に差し掛かった寂しい人生と赤穂浪士討ち入りのエピソードまでが収録されている。
生類憐みの令が生まれるきっかけとして、かなり前のエピソードが生かされていて、ああ上手いなあ〜と思いました。あれは伏線だったのね……
生類憐みの令が生まれるきっかけとして、かなり前のエピソードが生かされていて、ああ上手いなあ〜と思いました。あれは伏線だったのね……
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面白いです。
男女逆転になっているところがまた面白い(*^_^*)
レス壮絶に遅くなっちゃって申し訳ない……
面白いですよね、この作品。
やはり女という「産む性」であることは、単に男女の立場が入れ替わっただけでは済まないものをもたらしてますよね。
将軍が男であれば、どんなに年を取っても子供を為せる可能性はあるわけですが、女である以上、閉経を迎えてしまえば子供を作れない、すると大奥の本来の役割は失われて、「無為」な営みが行われるだけになってしまう、という……その点が綱吉編で浮き彫りにされた感じでしたね。
綱吉は序盤のエピソードとか、顔付きとかが、どうにも好きになれそうもない……と思ったんですけど、大奥が出来て初めてその現実に直面させられた人物であり、段々と感情移入してしまいました。最初からそういう作戦だったんでしょうなあ、作者の。
つまり「女ひとり、美少年たくさん」って設定なんやと。
なんか知らんが、問い合わせ殺到なんですよ、うちの劇場。
女のひとからね。「ありますか?」とか「前売り特典どんなんですか?」とかね。
もう必死こ。(いっしょうけんめいってことですよ)
今度ある東方神起の誰かの主演の映画の問い合わせとかも、もうすごい。
でもこんなに必死この女性って絶対、男性がアイドルに必死になってたりしてるとこ見たら
「キモい!」って言うてるんよね。そこまで言わんでも「ひくわー」と嫌悪感を出す。
その人たちで商売してるぼくらから言わせたら(言うたらイカンけど)どっちも一緒です、ハイ。
で、どっちかっていうたら女性の方が必死度が高い。
それに勝手にデマを作って、勝手にデマに踊らされて、勝手に怒ってるパターンが多いんです。
「もうプレミアモノで手に入れるのも大変らしいんです。」と発売する前から言うたり。
でもまだ1割しか売れてなかったりね。なんやようわからん。