2006年09月29日

難しいことなど何もない水曜どうでしょう関連

シス・カンパニー公演 獏のゆりかごに出演中のヤスケン大先生が、ファンの観劇マナーについて、OfficeCUE公式サイトの日記(9/22)で苦言を呈している。

ごくわずかな方々ですが、私のウチワを振って応援して下さったり、私が舞台に上がると手を振って下さったり、カーテンコールの際に横断幕を掲げて下さっている方がいらっしゃるようです。
お気持ちは大変嬉しいのですが、他のお客様にもご迷惑になりますので、ご遠慮頂けると大変ありがたいです。

お話をじっくり観ていただき、終わったあと、「良かった」と思っていただけたら、拍手をください。
それで充分です。それが私たち舞台役者にとって、一番嬉しいことです。
そうしていただけるよう、役者全員で丁寧に、話を紡いでいます。

ご存知のように、CUE DREAM JAM-BOREEと今回は、全く違うものです。
JAM-BOREEはいつものお芝居では「拍手のみ」というのを、ここだけはお客さんも一緒に騒ごうよ!というコンセプトで作られたイベントです。


今回は、シスカンパニープロデュースによる舞台です。


くどいようですが、この素晴らしい環境に客演として立つことができたのは、皆様の応援があるからこそ。
だから、何度でも言います。本当にありがとうございます。

だから、切に思います。

「NACSのファンってさ、いいよね」。

と、誰かに云ってもらえたとしたら、こんなに嬉しいことはないなって。


NACSの知名度が上がり、北海道の枠を超えて東京公演、ついには全国公演を行うようになった頃から、「NACSファンの観劇マナーの悪さ、イタさ」について問題が表面化した。
また、昨年あたりから大泉洋以外のメンバーも、ピンでTVドラマなどに出演して注目度もファンも増えた。今年からは大舞台での客演(佐藤重幸は「びっくり箱」で沢口靖子の彼氏役、そんで今度は安田顕の「獏のゆりかご」)のオファーも来るようになった。「どうでしょう」を通じて彼らに注目する人も増えた。
こうした流れの中、NACSメンバーの出る芝居を見に来た「通常の(と区分けしなければいけないのが悲しいところだ)」演劇ファンが、一部のNACSファンの「独特の」アレを見て大いに引いたり、不快感を覚えた…というパターンがよく報告されているようだ。
それは一部のバカだけであっても、「NACSのファンはイタい」、ひいては役者の評価や印象にも深く悪影響を及ぼすわけで…
本当のファンなら、「役者にここまで言わせたこと」を恥ずかしく思ってほしいものだけどね…ましてNACS以外の公演に招かれているのならなおさら。
「『NACSのファンはいいね』と言われたら嬉しい」というヤスケンの言葉からは、「ファンが顰蹙を買ってて肩身が狭い」状況が痛いほど伝わってきて切ない。

普段は彼の「バカ」「怪物」ぶりばかりをクローズアップして愛を語っている私だが、一方「不器用ゆえに誰よりもクソマジメ」というのも彼の重要な一面なのだ。



調べてみると、NACSメンバーがファンに「観劇マナーを呼びかける」のは、これが初めてではないのだ。

同メンバー日記では、
2004/3/14に佐藤重幸が、

もちろん、大多数のお客様はこのマナーを守って頂けており、
そういう方にとっては、
こういう文章を目の当たりにする事自体、とても不快に、
うっとおしく感じる事でしょうが、

「公演をする度に、マナーを守らない方が、
 数の問題ではなく、間違いなくいる」

「そして、その周囲のお客様は大変迷惑している」 

この事実を分かって頂きたいのです。

マナーを守らない方の存在によって、
その方にはなんの落ち度もないのに
満足に芝居が楽しめなかったお客様のために、
どんなに煙たがられようと、
我々「芝居を提供する側」としては、
「マナーを守ってください」と言い続けるしかないのです。

「自分の家でバラエティ番組を見てるかのごとく、
 もの食いながら、ペチャクチャおしゃべりしながら、
 メールチェックのために携帯パカパカ開いて客席に
 緑の光を灯しながら、
 あろう事か、役者がこれから言う台詞を、
 ギャグのネタを、役者より先に隣の人に言うヤツ


あえて、「お客様」でも「方」でもなく
「ヤツ」と言わせてもらいます。
上記の項目に一つでも該当する人には、

「芝居を観てほしくありません」

と、僕は思ってます。
もし「お客様を選ぶ権利」なんてものがあるとしたら、
それこそ金払ってもいいから、観にこないでもらいたい
と、僕は思ってます。


また、2005/4/28に森崎リーダーが

まず、今回はいつもより静かな芝居です。色んな「音」が上演中の障害になってしまいます。

携帯電話の電源は必ず切ってください。

お連れ様との上演中のおしゃべりはご遠慮ください。独り言はもっとやめて下さい。

上演前に軽食、お手洗いを済ませていただく事をおすすめします。

かと言って、会場でのご飲食は厳禁です。
今回のグッズの中に食べ物が含まれていますが、お土産としてご活用ください。

上演時間はおよそ135分です。過度な飲食はお避け下さい。飲酒しての御来場はご遠慮ください。
未就学児童の御来場はご遠慮ください。


と呼びかけている。佐藤氏の強めの語気にも、リーダーの懇切丁寧な「お願い」にも、「ここまで言われなきゃ分からないファン、そして言っても言っても分からない連中がいる」ことが伺える。
(常日頃、サイトや各舞台の前説でも力説していることは言うまでもない)
ホントに大変だなあ、と思う。

劇場の大小や格に関わらず、観劇時に守らなければならないマナーは、決して難しくも多くもない。

*携帯や時計のアラーム、とにかく音の出るものは電源OFFにしておく
*撮影・録音機材を持ち込まない
*前のめりになったり、立ったりしない
*私語をしない
*開演時間前には着席しておく
*じっとしていられない子供は連れてこない

せいぜいこんなもんだろう。

「観劇マナー」で検索すると、「テニプリミュージカル」や、ジャニーズ系のファンによるものが多くヒットする。あの周辺のファンも、一部のイタい人のために迷惑していて、また全体的なマナーの底上げのために啓蒙しようという動きが盛んなようだ。この多さからして、大分苦戦しているようでもあるが。マンガ系の舞台では、「コスプレでの観劇はやめましょう」というところから始めなければならないあたり、その苦労が偲ばれる。

劇場でマナーのなってない人間が周囲にいると、本当にイライラするんだよなあ。「遠慮してください」と声をかけること自体「私語」で周囲へ迷惑かけるし、「注意しようかしまいか」と思っていると舞台に集中できないし。

公演スケジュールによれば、「獏のゆりかご」は今日が最終日。少しは状況が改善されていればよいのだけど。
posted by 大道寺零(管理人) at 14:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 水曜どうでしょう関連
この記事へのコメント
子供のころ、観劇サークルに所属していて、
チケットもぎりのところ(ロビー手前)で、
・口の中に飴、ガムを入れたままにしない
・帽子を取る
というのを毎回もぎり係(サークルの中学生)に厳しく注意されました。
 だから、長じて映画館でものを食べながら映画を見るスタイルに衝撃を受けました。
(飲酒OKのテント公演などもありますが)
でも今の人は映画体験のほうが早いからフリーダム・・・。
Posted by ふらここ at 2006年10月02日 17:29
>ふらここさん

観劇サークルって、マナー習得の上でも大きな役割を果たしてたんですねー!
見るだけじゃなかったんだ。

>でも今の人は映画体験のほうが早いからフリーダム・・・。

あーそうかそうか。映画では飲食当たり前ですもんね。目から鱗が落ちました。
Posted by 大道寺零 at 2006年10月03日 01:11
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