2006年11月13日

信じていいの漫画

もはや「出す出す詐欺」と呼んでも過言ではない域に来た「サイボーグ009完結編(オヤジのノートを素に息子が書く小説版)」の刊行話。
平成版アニメ終了後、完結編のプロモーション的存在である3話が作られてDVDにもなったもののその後音沙汰なし。
てっきり続いて完結編アニメ製作+小説刊行と予想していたファンはまたも裏切られて早数年。

ようやく具体的な情報が出たが、本当に出るのだろうか?
もはや「中途半端なものを見せられるなら永遠に出ないほうが幸せなのかもしれない」という境地に達しつつあるのだが…

角川書店の告知

当初「2006年初頭予定」だったものが「2006年中発行予定」→「2006年12月発売予定」…
具体的に月が書かれたのはいいが、ページ数や表紙グラフィックなどがアップされてないのが気になる。

・石森プロ公式サイトBBSでの、早瀬マサト氏の書き込み

(要約)
・発売は年末
・上中下の3巻構成
・上巻には001から004が主役の4編のストーリー、
・中巻が005から009の5編のストーリー、
・下巻がそれまでの9編のストーリーを伏線とした最終章となる。
・執筆は基本的に小野寺丈(息子)だが、石ノ森先生が書いたパートも混載。


石ノ森パートってもしかして、昔ファンクラブ誌に掲載された「鳥人ウンヌン」のやつだろうか(現在は文庫版「Ala cult」で読める)…アレは正直なくても…

当の執筆者センセイはご自分のサイト日記で泣きごと全開なのが気になるが…しかし10月段階で具体的な作業になっているということは、今度こそ出ると期待してよいのかな〜。
劇作家としての丈センセイの力量は全然知らないので読むまで未知数だが、なんとなくクオリティに一抹の不安がぬぐえないのは杞憂だろうか…まあ、オヤジがファンを待たせすぎたばかりに息子も苦労しますなあ。
30年以上ファンに気を持たせ続けてきた完結編だけに、どんなものが提供されても納得できないようにされちゃってる気もする。こういうのも調教っていうのかね。
「仮面ライダー」における村枝氏のような方が出てきて、マンガで描いてくれると一番いいんだけど…現在の有力候補は島本氏(影響を大きく受けただけでなく、石ノ森氏のマンガ手法についても、講義を持つほど熟知している)なのだろうが、方向性が違いすぎててダメなんだろうなあ。
posted by 大道寺零(管理人) at 09:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画
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