「カルーセル麻紀の"カルーセル"って一体なんだ?」
朝っぱらからそんなことが気になるお前のほうが一体何だYOと言われそうだが、よぎっちゃったものはしょうがないのだ。
「カルーセ(ゼ)ル」とは、オランダ語で「回転木馬(メリーゴーラウンド)」のこと。
カルーセル麻紀の芸名となった由来は、デビュー以前に大坂の店(ゲイバー)「カルーセル」に勤めていたことらしい。
その店では「麻紀」という名前で出ており、その後日劇ミュージックホールに出演する際、「芸名が『麻紀』だけではちょっと短い」と言われ、店の名前を冠したという。
もっともパリには伝説的なゲイバー「カルーゼル(性転換者が多く集う事で有名)」があり、その店のブルーボーイ(今でいうニューハーフ…というよりはドラァグクイーンかな)が来日して話題になったこともあるので、結局はその名前を間接的に冠したともいえる。
直接の関係はないが、デジタルデータの送信方法で、「カルーセル方式」というのがある。
複数種類のデジタル・コンテンツを送信するときに,同じデータを一定周期ごとに繰り返し送信するデータ送信方式。これを回転木馬にたとえて名付けられた。テレビ放送波に,データを多重する場合などに用いられる。
受信機は,キャッシュ用のメモリを搭載しなくても,一定期間待てば所望のデータを入手できる。受信機の部品コストを抑えられるのがメリットである。
(『Tech-On!用語辞典』の項目より)
そんなわけでスッキリ。