同店第二駐車場がいつの間にか「平田牧場」のに変わっちゃってた。
ただでさえ少ない八文字屋の駐車スペースが…
*「便利屋みみちゃん 1」 吾妻ひでお (ぶんか社)
みみちゃんの貞操観念が固い(彼氏のジュンくん以外とはやらない、風俗絵系の仕事は受けない)ので驚いた。
多分、「可愛くてHな女の子がコスプレしながら様々な職業の仕事をする」ということで、無意識のうちに阿素湖素子(やけくそ天使)と比べてたのかもしれないなあ。
可もなく不可もなくさしてエロもなくといった感じ。みみちゃんは可愛い。ツボに来たのは小林チヨジネタ。きぐしねいです。
「うつうつひでお日記」で、この作品の執筆過程の話題がしばしば出てくるので、既読の人は「ああこれがあの作品か〜」「ああいう状況でこれ書いたんだな」という楽しみ方が可能。
この一冊のうち「みみちゃん」の占める割合は2/3もなくて、あとはあづま童話と、「失踪日記」と同系統の「放浪日記」。
「あとがき」での編集者とのやり取りが露骨で笑えた。
吾妻ひでお
「でも俺のギャグ漫画古いし 売れますかねー」
編集
「大丈夫ですよ」
「表紙をオレンジにすれば」
ロコツだなー(さすがぶんか社)。
そしてそれをそのまんま書いちゃうあじま先生もまたロコツだなー。
注:「表紙をオレンジ」
ベストセラーとなり、様々な賞を受賞した「失踪日記(イースト・プレス)」の表紙が濃いオレンジ色だった。
その後角川日記から出版された「うつうつひでお日記」もかなり似た色のオレンジ、しかも似た装丁で、明らかに「二匹目のドジョウ」を狙ったものだった。
で、この本の表紙は結局オレンジじゃないんだけど、帯はしっかりと「あのオレンジ色」で、しかも6Pしかない「放浪日記」を押し出してアピールしてるあたりがやっぱりあざといね。
これ、「1」なんだけど…出るのかな…2巻。
ところで、他の吾妻作品にもたまに出てくる「切り離されて自律運動するチ●コ」って、なんであんなに可愛いんだろう…*「ヴィンランド・サガ 3」 幸村誠 (講談社)
「アフタヌーン」お引越し分はここから。
掲載誌移動後、単行本も改まって出され、旧版の2巻から過不足なく繋がってるか(収録話数がズレてないか)心配だったが、ちゃんと17話から始まってるので、乗り継ぎ派も安心。
この人の漫画、絵がこなれてきたというか、すごく読みやすくなったなー。特に女性の描き方が随分変わった。面白いのでとにかく停滞しないで描いてさえくれれば満足だ。
*「無限の住人 20」 沙村広明 (講談社)
不死解明編ようやく終わり。連載の方は最終章突入だそうで。あんまりダラダラしないでスパッと終わってくれる事希望。
自らの単行本と連載時の作画のギャップがネタになった企画あり。
*「鬼堂龍太郎・その生き様 4」 田中圭一 (集英社)
この巻で完結。最後まで死ぬほどくだらなくてヨシ。
ちょっとだけだが、「指輪物語」ファンにはひっくり返るような小ネタあり。
前回刑務所編で鬼堂と城岩の容貌が強制的に入れ替わり、また今回再び入れ替わらされる(つまり元に戻る)のだが、どっちがどっちだか終盤混乱して時々分からなくなってくる。まあそれでもさほど支障がないのがこの作品の恐ろしいところだ。
*「仮面ライダーSPIRITS 11」 村枝賢一 (講談社)
「おやっさんの特訓キタコレ!」で次号に引き。
このシリアス展開でヒトデヒットラーはどうよ、とも思うが、元々そういうお子様な世界観が昭和ライダーだから。それが味だから。
SPIRITSでの各ライダーは、マンガとしてリファインされつつも、元の役者の雰囲気を残してるのがイイのだが、V3についてだけは、ちと美化しすぎて宮内洋の面影が全然なくなってると思うのは私だけだろうか…
ライダー多いので出番を回すの大変だろうけど、そろそろまた本郷さんのちょっとイイとこお願いしますよ!
毎回思うが、巻末の読者イラストコーナーがなければ絶対もう1話収録できるよねSPIRITSって。いや、父親や周囲の大人、そしてこの作品を通じて現役の子供たちに昭和ライダーを知ってもらう事は大変有意義なのだが!そろそろ一人一枚掲載に絞ってはどうか…同じ投稿者(特に子供)のイラストを延々何十枚も載せられてもなー。本人は嬉しいだろうけどさ。
*「超超大魔法峠」 大和田秀樹 (角川書店)
買うの遅れちゃってすいません大和田先生。
女の子の絵がすげー可愛くなりましたなぁ。
今回の収録作品はどれもいいんだけど、私はクリスマスの話が一番ツボでした。
あと、いつのまにあだち充絵なんか練習したんですか…?
*「帰ってきたどらン猫 上・下」 はるき悦巳 (双葉社)
*「酒田の伝説と伝承」 田村寛三
お寺とか神社関係がメインなので、参考資料用に買ってみた。
1,300円は、この手の郷土モノとしてはまだ安い部類でしょ。