2006年12月25日

昨夜のメニュー日記

イブの夕食のメニューはこんなんだった。

・フルーツとチーズ(カマンベールとクリームチーズ)の盛り合わせ(ワインのつまみ用)

・大根・にんじん・キャベツのマスタードコールスローサラダ

・牛肩ロースの塩釜焼き
 ダッチオーブンで作ったのだが、塩釜の上のほうに焼き色が付くのを待ってたら焼きすぎてしまい、肉が縮まってしまった。これはこれでちょっとジャーキーのような香りで悪くはないのだが、イメージしていた「中はミディアム」くらいの出来とはかけ離れてしまった。
 時間をかけすぎたためか、ちょっと塩味もきつくなってしまった。
 辛味大根とワサビ入りの和風ソースを作っておいたのだが、なくてOKなくらいの塩味。アウトドアでビールと楽しむには丁度いいかもしれないが。
 塩釜焼きは包んで焼くだけなのでめちゃくちゃ簡単だが、塩の層に完パケされてしまうので、全然中の様子がわからず、これはこれで不安なものがある。途中で割ってあけてしまうわけにもいかんしなあ。
 下火の具合や上火の炭の数、焼き時間など、それぞれのダッチオーブンのクセのようなものを把握するには結局場数しかない。
 ちょっと悔しいので、またリベンジしてみる予定。

・オニオンスープのポットパイ

 たっぷりの玉ねぎをじっくり炒めてオニオンスープを作り、型に入れてパイシートをかぶせて焼く。

 実はかぶせるだけとはいえ、パイ皮を扱うのは初めて。
 オーブンに入れて見守っていたのだが、皮が器の中のほうにへこんできて、5つのうち2つは真ん中あたりの皮が完全にスープ面に接してしまった。
 焼いているうちに膨らんできたので何とかテーブルに並べられる程度の見た目にはなったが…うーんこれもまたきれいに仕上げるのは難しいのか;

原因の考察
・器に対しスープの入れすぎ
 後でレシピを詳しく検索したら「器の高さの半分くらいまでにする」とあった。八分目までは入れちゃってたような…
・皮を解凍しただけで、綿棒で伸ばし直さなかった
 器にふたする時に、一応手では伸ばしたんだけど…
・器を入れるときに庫内温度が下がっちゃった

またやってみよう…
オーブン使うのがつい面倒であまり使ってないのだけど、来年は「もっとオーブンと仲良くなる、お菓子もいくつかものにする」を目標にするか。
それにしてもクリスマスの飯というのはどうしてつい張り切ってしまうのだろうか。事前に「別に特別なごちそうでなくていいよ」と言われてたのに。
うちにはごちそうを喜ぶ子供もいないし、今更誰に料理の腕をアピールするでもなく、そもそも敬虔な気分になる言われもないのだけど。不思議だ。
踊らされてるとはわかってても、いつもの「焼き魚と煮物とおひたし」では、なんか物寂しい気分になってしまうのだ。これはもう習慣なのかもしれないなあ。
posted by 大道寺零(管理人) at 23:58 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
すげーっす!凝ってますな!なかなか家でそこまで作りませんよ。
ちょっと私なりにコツを調べてみました。

岩塩包みはうまく焼くのはむずかしいっすね!
しかもダッチオーブン。温度調節がむずかしいっすね。プロでも一筋縄じゃいかないかもしれません。
私的には中が見えない塊系肉調理の時は割らずに中の様子を知るには竹串をぶっ刺して唇に押し当てで温度を測るっす。ビーフの場合は中があったかい程度(非熱い)でしばらく放置で丁度良いですが結局は場数かと・・・・塩に焼き色着けるのは中身が焼けてから台等で火に接近させ一気にやると良いかもしれません。

スープ コツは、なるべく低い容器でやること(高さがあるとてっぺんばっかり焼けて、焦げちゃうから)。
と、中のスープを少な目に、7分目くらいにすること(たくさん入れちゃうと、パイが熱で緩くなったときに、しなって中のスープについちゃうので。それで内側が生焼けに)。
それから、スープは必ず冷ますこと・パイシートはぴんと張ること(これもパイシートがスープにつかないようにするため)。でした。

パイ包みは↑らしいです。なんか大した決定打的な事書けなくて情けないです。
Posted by manabu1207 at 2006年12月26日 10:48
>>manabuさん

ああああ!manabuさ〜ん!プロの方からコメントいただけるなんてとても光栄です!参考にして絶対リベンジするっす!上手に出来たら写真UPします!写真がなかったらまた失敗したと思って下さい!押忍!

>私的には中が見えない塊系肉調理の時は割らずに中の様子を知るには竹串をぶっ刺して唇に押し当てで温度を測るっす。

ああ、その手がありましたねそう言えば。
ミートローフとかローストビーフだとやるんですけど(1回火傷しかかった;)、忘れてました。塩釜割れそうで怖いのもあったんですけど、考えてみれば、穴開いたらそこに塩埋めればいいですもんね。
ダッチオーブンはワイルド&火にかけちゃえば手軽という気安さと味があるんですが、確かに調整が難しいです。
それなりに上火の炭を置いてるつもりなんですが、これまでもなかなかパリッと仕上がったり焦げ目が付くことがなかったです。今度は思い切って増やしてみます。

>中のスープを少な目に、7分目くらいにすること(たくさん入れちゃうと、パイが熱で緩くなったときに、しなって中のスープについちゃうので。それで内側が生焼けに)。

ああやっぱりですかー。
今度は5分目程度でやってみます。
しかもスープも完全には冷めてなかったです。
塩釜焼きのほうは色々調べたのですが、正直パイポットのほうは「シート貼って焼けばいいんだべ」みたいにナメきってました…ごめんよポットパイ。

すごく参考になりました!ほんと有難うございます。
Posted by 大道寺零 at 2006年12月27日 09:37
なんか分かりづらくてすみません。口で説明難しいですがオーブンでの焼き物は熱を抑えたい時は(例えば上面だけもう焼きたくない)ブツにアルミホイル掛けて熱遮断するといいです。覚えておいて損はないかも。

パイ包みスープは作った事ないので拾ってきたコピペっす・・・
ただパイを折るというのはパイの層を増やす時に行う事です。折る事で層の数が2倍になるわけです。パイの歯ざわりが繊細になります。
俺の予想ですが、高めの温度で一気に焼くのがいいのかもしれません。今度俺も試しに作ってみます。(パイ包み)
Posted by manabu1207 at 2006年12月27日 10:46
>manabuさん

追加アドバイス有難うございます。
塩釜は普通のオーブンでやるとかなり難易度が下がるみたいですねー。
アルミホイルかぶせるのは、ミートローフなんか焼く時にはやってます。

どうもオーブンは余熱とか色々敷居が高い気がする+冬場だとブレーカーも不安(実際何度か落ちた…古くて省エネ仕様の皆無なやつなので)ということもあってイマイチ億劫だったんですが、もうちょっと仲良くしたくありますね。
来年はパイ作ってみよう!と意気込んでおります。
Posted by 大道寺零 at 2006年12月28日 11:47
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:[基本的に空欄を推奨します。詳細はこちらをご覧ください。]

ホームページアドレス:

(コメント投稿後、表示に反映されるまで時間がかかる場合がございますのでご了承の上、重複投稿にご注意ください。)
コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック