2007年02月20日

漢字バトン日記

薔薇園花江さんからいただいた。
回す際に、次に渡す際の人の印象(?)を漢字一文字で書き添えるようなのだが、私のいただいたのは次の一文字

「透」

えっ……どなたかと…お間違いなのでは…… Σ(゚д゚lll)
こんなヘドロの海から生まれたヘドラのような、出来損ないの腐った味噌のようなドンヨリした私に、思ってもみない漢字が授けられてビックリしている。きっと知人もたまげているに違いない。
本人が予想もしなかった漢神が引き出されて、きっと小笠原さまもビックリ。(「天保異聞 妖奇士」見てない方にはサッパリなネタですみません)

「『透』という文字の、『秀』の部分はもともと、『稲穂がなよなよと伸び出ている様子』を表している!「しんにょう」はその状態を『より進める』意味を持つ!
つまりこの文字は、二つをあわせて、「伸びたものが他よりも突き出す様子」、つまり大道寺の、「周りから浮いているさま」が形になったものなんだ!!」
(資料:「学研 漢和大字典」)

そういうことですか納得です!

というわけでバトンの内容に。


<薔薇園さんから提示された漢字と、そのイメージ>

●「雨」
 夏よりは、秋の雨。毛布一枚が似合う微妙な肌寒さ。
 コーヒーが美味しく感じられる季節の始まりに、好きな音楽を聴きながら毛布と雨音に包まれる時間。孤独の愉しみ。

●「次」
 未来に進むことへの戸惑いと不安。
 それを強く感じるのは、「次代」となる存在をこの世には持たぬが故かも。

●「体」
 外見も機能も、なかなか思うままにならない器。
 一日でいいから「理想の体」になって暮らせたら、どんな感覚だろうか。
 身長が5cm違うだけで、きっと見える光景も違うのだろう。


<好きな漢字>

●「史」

 かつて、為政者に不利な真実を書き記そうとしたために殺された| 史官がいた。その子もその孫も、己の末路を知りつつも、父の残した史実を書き継いだ。
 時に歴史は事実ばかりではないが、「なぜそのように偽られたか」という事情もまた真実の歴史を物語る。

●「究」
 凡才が「できる範囲で」やっていけることなどたかが知れているけれど、調べたり学んだりする中で、枝分かれしながら深まっていく過程の愉悦。簡単には窮まらないから面白い。

●「知」
 「自分はこんなに無知だ」と自覚することは、「世界はまだまだこれから知り得る『未知』ことで満ちている」という喜びを見つけることだと思う。数十回行き直す事ができたとしても、人は永遠に「無知」であり、それゆえに希望を感じることができる。
 逆に、「すべてを知った」と思える時が来たとしたら、残りの人生はつまらなくなるのではないだろうか。


<大切にしたい漢字>

●食
 「食」という字は、「食物を容器に入れて蓋をし、食べやすく柔らかく加工する」様子からできている。生きることの根本であるこの文字の中に既に、「自分や誰かのために手を加える」意味と、その気持ちが入っているということを大事にしたい。

●親

 よく「木の上に立って子供を見守る」と言われるが、実は字義的には正しくない。
 「辛」は「肌身を刺す鋭いナイフ」、「親」のつくり部分は、「薪」のもともとの字で、「ナイフで裂いた生木」を意味する。
 「親」という文字は、「ナイフで身を切るように、身近に接する間柄」「じかに刺激を受ける親しい関係」を示している。
 ありがたい時ばかりでなく、時に言動の一つ一つが気に障ったり、日常的なことでいさかいやトラブルを起こすのもまた親と子のリアルな姿であることを考えると、ものすごく真実を付いた字義だと思う。
 しかしそれゆえに、相手の悲しみや痛みを自分のことのように感じることもできるのだろう。

 とはいえ、最近報道されるバカ親の話を聴くと、「木の上に立って見守る」心得は大事かもしれないと思った。
 それは「子供を放棄しない」ことでもあり、また「一歩引いて見守る(例えば教師や周囲の大人の指導に腹を立ててねじ込む親とかね…)」ことでもある。これまた深い示唆に富んでいると思った。
 もっとも私の場合は逆に、木の上の子供から見守ってもらっている立場なのだけど…

●恕

 「ゆるす」。
 「自分を大事にするのと同じように他人を尊重して思いやる」という心境。
 凡人にはなかなか難しいことなのだが…
 ただ単に「他人を思いやる」だけでなく、「自分に対するのと同等に」という、絶妙なバランスのこもった一字。漢字の力と奥深さを感じる。


<好きな四文字熟語>

●破顔一笑
 この言葉は、藤岡弘、の笑顔のためにあると思うんだ!!


<次の人に回す漢字>

●「深」
●「作」
●「快」


意外にこれを選ぶのが一番難しい!


<よろしければお受け取りください>

●トリさん 「燐」
●Feliceさん「聡」
●力音さん 「瑞」
●涙星さん 「傑」
●栄帝さん 「帝」(そのまんまですけど!)

私は気が付けば長文になってしまいましたが、手短で結構ですので、もし何かのネタになりましたら…
もちろんスルーアリアリで!
いつもは回さない主義の私ですが、つい他の方のチョイスが見たくなりまして…
posted by 大道寺零(管理人) at 02:25 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
>「周りから浮いているさま」が形になったものなんだ!!」

いや…違…
でも死ぬほど笑ったけど。
Posted by 薔薇園花江 at 2007年02月20日 08:06
「傑」ですかWなんかお恥ずかしいですです(照

ではでは、しっかりといただきましたですよぉ。
なかなか面白そうなバトンでございますので楽しみながらさせていただきますですねW
Posted by 涙星 at 2007年02月20日 17:14
「帝」ですね。
了解しました。
少し間が空いて更新すると思いますが必ず書きます。
バトン回ってくるの楽しみにしているので。
(というよりバトン書かないとネタが無いのです)
Posted by 栄帝 at 2007年02月20日 23:04
>>薔薇園さん

面白いバトンをありがとうございました。
思いもよらない漢字をいただいたので(いやお世辞だと分かってはいるのですが!)、無理やりこじつけてみました。

>>涙星さん

学期末で忙しいところすみませぬ。
ホントいつでもよろしいので、気長にお待ちしておりますです。

>>栄帝さん

バトンウェルカムだったなあ〜と思い出しましてw
気が向いたときにネタとしてお使いくださいませ。
Posted by 大道寺零 at 2007年02月21日 00:28
零さんって漢字一文字からも発想力が豊なんだなぁ!
それに「親」に関する知識は勉強になりました、すごいっ。
私はあんまり本も読まないから難しい漢字を知らないのですが(笑)
チャレンジさせて頂きま〜す♪
待っててね。
Posted by 力音 at 2007年02月23日 14:59
>>力音さん

>「親」

私も実は今回辞書を引くまで、「木の上に立って見る」だと信じて疑わなかったんですが、本来の字義は実にリアルだなと思いました。
実際、親子関係って、美しいこと、癒されることばかりではないですからね〜…
それでもやっぱり、「傷つけあっても断ち切ることが難しい近さ」があるのは真実だと思います。それで苦しむことも時にありますが。
Posted by 大道寺零 at 2007年02月24日 02:01
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