2007年03月13日

済美を越える校歌漫画

トンデモ校歌といえば、「受信ゆんゆん」を初めとする宗左近大先生の一連の作品に決まっているのだが、なかなか夏の甲子園やセンバツでお目にかかれないのが難点だ。

「男どアホウ甲子園」で、主人公・藤村甲子園とその仲間達(「丸い地球がボールに見える」という幻覚を共有する方々)がたびたび口ずさむ歌がある。
「ダンチョネ節」のバリエーションの一つといっていいのだろうが、こんな歌詞だ。

沖のカモメと どアホウものはよ
どこで死ぬやら 果てるやら ダンチョネ

俺が死んだら 三途の川で
鬼を集めて 野球する ダンチョネ

鬼の野球はよ、地獄のサインよ
えん魔さまでも見とおせぬ ダンチョネ


時が流れ、続編的な意味合いの強い「一球さん」(丹下や岩風など、「どアホウ」出演者がわりと重要な役として登場する)において、この歌は再び登場する。

「一球さん」の最終編は、巨人学園VS南波高校の対戦である。
南波高校は、「男どアホウ甲子園」高校編の舞台・藤村甲子園の母校であり、「一球さん」の作内では甲子園の双子の弟・球二と球三がバッテリーを組んでいるという設定になっている。
結局巨人学園は南波高校に破れ、南波の校歌が流れる中、真田一球だけが巨人学園の校歌を堂々と口ずさんでいる…というのがラストシーンなのだが。
ここで流れる「南波高校校歌」が、上掲の「ダンチョネ節」なのである。

「ただいまより、優勝校・南波高校の健闘を讃え、校歌を演奏いたします。」
「俺が死んだ〜らよォ 三途〜の川〜で〜(以下略)」

なんちゅー光景。
しかし水島ワールドではこれも普通に「アリ」(正確には「どアホウ」のセンスは原作者の佐々木"野球無知"守のテイストによるところが大きいのだが…)だから困る。
というか、校歌なのにあまりに野球に特化しすぎだろう、常識的に考えて…

もしこの時代、この世界に2chがあったら、高校野球板で「お前ら南波高校の校歌聞いたか?」スレがPart2くらいまでは行くかもしれない。
かつて済美が「やればできるは魔法の合言葉」の校歌で鮮烈デビューをしたときはずいぶんと盛り上がっていたものだ。
(日大山形の「ボーイズビーアンビシャス」もちょっと話題になっていたようなのだが、なにぶん兄の母校なので耳慣れており、インパクトがあるのかないのかなかなか判断が出来なかった。)

私は「男どアホウ甲子園」をきちんと読んでいない(何度か購入前提で立ち読みをしたが、あまりの味の濃さに舌が疲れてしまった)ので、この「ダンチョネ節南波高校版」が、「どアホウ」の時点で南波校歌なのか、「一球さん」で初めて(というか、「いつの間にか」と言おうか)校歌に昇格したものかは分からない。「どアホウ」に詳しい方のご教授をいただければ幸いである。



校歌とは関係ないことだが、南波高校は
「野球よりケンカで有名」「大阪中のワルが集まる」
という、クロマティ高校の元祖
のような学校である。
「ヤクザの三代目が校舎内で長ドスを振り回す」
光景は日常茶飯事。(本来なら、どう考えても予選にすら出場できません)
また、「ドグサレ野球部」と呼ばれる野球部も、ヤクザ番長流血抗争当たり前、その上
・片目隻腕(ファースト)
・全盲(キャッチャー)
・下肢障害で松葉杖(ライト)

など、異様に障害者手帳所持率が多いことも大きな特徴である。

選手データ一覧などで、


丹波左文字/一塁手:背番号3:左投げ左打ち


という項目を見るたび、「そら左投げ左打ちだわなぁ」と思わずにはいられない。何しろ右手ないんだから。

そんな西日本を代表する超DQN高校出身の藤村甲子園さんだが、高校卒業後東大に進学する。もちろん用いる手段はカンニング。

これ、昔アニメ化されたのだが、さすがに今リメイクするのは無理だろうな〜。


posted by 大道寺零(管理人) at 01:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画
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