さすがに10年も夫婦をやっていると、本当に私が喜ぶもの、ツボを突くものを選んでくれるのだなあと、感激で胸が熱くなりました^^
これからもよろしくお願いしますねっ。

原作:南條範夫/漫画:とみ新蔵
「無明逆流れ」(マガジン・ファイブ発行)
…ごめんこの流れはさすがに読めなかったわ。
いや、とっても嬉しいのだが。
ふらっと入った本屋で、いくら「シグルイ」と原作を同じくする漫画だとは言え、「とみ新蔵」が誰かも知らずにこれを買って来てくれるとは。嬉しい予想不能。
ああ、物語自体は原作に沿っているので、虎眼先生は曖昧でも6本指でもないし、ぬふぅもちゅぱもむーざんもボリボリもないですけどね!
貸本時代のとみ新蔵の絵って、線が綺麗な上になんか可愛い喃。
結末を見ちゃったのはちょっと残念でもあったが、この先「シグルイ」がどういう味付けをしまくって最後に至るかが楽しみでもある喃。
まあ、私らしくない冒頭で大体何かあると分かったでしょうけども、そういうオチでした。
というのは半分冗談で、本当のホワイトデーのお返しは、昨日「たべごろマンマ」で見た「サツマイモのだご」が美味しそうだと言うので材料を買ってきてくれて、二人で作ったのだった。
紫芋は手に入らなかったので普通のサツマイモを使い、包むのに適当な葉もないので、ゆべしくらいの大きさに成型し、ホットクッキングシートの上に並べて15分くらい蒸した。
黒糖がつやつやして素朴な甘さ、ゆべしや柔らかめのくじら餅とでもいうような食感。
クルミなどを載せて蒸してもよかったかも。次は角切りサツマイモを載せてやってみようと思うなり。多分鹿児島の人が見たら「こんなのだごじゃねえ!」と怒られそうだが。
「え、普通じゃん」と思ってしまったおいらは色々と末期だ・・・。
>>鹿児島のダゴ
画像写真見てもぴんと来ないところがどうにも…
細かくローカライズされつつも昔からある家庭料理という側面があるため、これが正解というのは鹿児島県人の中にも無いです。多分。あっても自分ちのものだけ。
その家庭の親の親の親の親くらいの世代がどこの出身だったかとかで随分変わるんで、分布を調べたりルーツをたどると民俗学的で面白いんですけどね、こういうのは。
参考:http://www.geocities.jp/bird_chief/diary07.html#030920
(9/20のちょっと下の記述)
>「え、普通じゃん」
私が虚を突かれたポイントは、
●てっきりお菓子を買ってくるものだと思っており、本屋の白い袋に包まれたほどよい厚さのこの本が、ちょうど「簡易包装された焼き菓子か和菓子」にみえた
●乱とかシグルイを買ってくるのはいつも私のほうで、しかも「とみ新蔵」の名前を多分知らないであろう相方がそのチョイスをしてくることに驚いた
のでした。
> 細かくローカライズされつつも昔からある家庭料理という側面があるため、これが正解というのは鹿児島県人の中にも無いです。多分。あっても自分ちのものだけ。
地元九州の方にそう言っていただけるととても勇気がわいてきます。
ちなみに作っただごは、翌日いっそうおいしかったです!
おばあさまのお菓子もおいしそうですねえ〜大豆ですか。
なんか最近和菓子(素朴系)作るのが楽しいです。