2005年04月01日

1925年のウシコサン雑記

usukosan.jpg

これ、正月に買った「ニッポンのかわいい絵葉書 明治・大正・昭和」(林宏樹・編/グラフィック社)の中の一枚なのだが、一目見てその奇妙さが心に引っかかってしょうがないのだ。
大正14年のものとキャプションがあり、「駄菓子屋で子供向けに売られていたもの」なのだが、タンバリンを持ったナイスバディの牛面人身の半妖が軽やかに踊っている図柄の下に、「オドレオドレウシコサン」。

誰なんだよ「ウシコサン」。
もう何もかもが謎。
デザイナーは何を考えて描いたのか。
版元も、何を考えてOK出しちゃったのか。
果たしてこれを購入した子供が本当に居たのだろうか。
居たからこそこうしてコレクションとして残っているのか、それとも問屋の在庫が出てきたものなのか、もはや計り知ることもできない。ただひたすらに、「シュール」の一言では片付けられない、「恐らく企画〜販売の段階で、どこかで誰かがヒロポンでもやってたに違いない」と確信させてしまう存在感がたまらない。

ところでこの本、開くたびにスッキリしない思いにとらわれてしまう。
それは、このハガキとは別の、慰問用の絵葉書(絵柄から見て少女向けのもの)の1ページだ。
イラストの下になぞなぞが付いている。こんな問題。

なぞゝ問答いたしませう

家の前で白犬と黒犬が遊んでいます、

所が突然一匹の犬がほい(吠え)だしました

白犬がほいたのか 黒犬がほいたのか

どちらでせう?


問題だけで答えがついていないのだが、あまりに問題がシンプルすぎて分からず、このページを見るたびにモヤモヤしてしまうのだった。
どっちなんだろう?
多分表の方に正解が書いてあるのだと思うのだが、もし書いてなかったとしたら、慰問で送られた兵士さんたちも、さぞかしモヤモヤしたんじゃないだろうか。

(答えらしきものは追記に)
この後、ちょっと検索してみたら、似たようななぞなぞについてWebに記事があった。
この問題と同一ではないのだが、

「黒犬」→二つの文字をくっつけると「黙」→だから黒犬は吠えない→ゆえに、吠えたのは白犬

というものだった。
多分これかな?
これということにしておこう。スッキリ。

ちなみに絵葉書の文は縦書きだったので、こういう発想にはなかなか到達しにくいかもしれない。
posted by 大道寺零(管理人) at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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