2005年06月11日

いや、こらもうテロだろ事件・ニュース

「1組の生徒に恨み」山口・光高爆発、逮捕の高3供述 (読売新聞) - goo ニュース

昨日の昼頃のニュースでは「爆竹(のようなもの)」と報じられたが、「ビンの中に仕込んだ爆発物」というのはもっと悪質&本格的な爆発物だろ…と思っていたら、数時間で「爆発物」と訂正が来た。

現時点では、動機は「3年1組の生徒に恨みがあったから」と供述しているらしい。
「一人の人間に危害を加えるために、他の生徒を巻き込んでも無問題」と考え、実行する。
これはもう立派な無差別テロだ。
夜のニュースでは、学校側が「こうした事態(危険物持込)は正直想定外だった」と話しているが、もうホントに、「そらぁそうだわ…」と同情を禁じえない。それを想定して毎朝詳細に持ち込み検査をしていたら一気に収容所風景、これまでどおりに授業をはじめようと思ったら、生徒を7時半頃に登校させなければ間に合わない。んー、それでもマスコミとか世間はムリヤリバックストーリーを作り出して「学校教育のひずみ」のせいにしたり、「学校側の管理見通しが甘い」とか「管理側叩き」に走るのだろうか。
高校生のメシは基本的に弁当、購買部、もしくは(あれば)学食だから、食い物関係の持ち込みは毎日の事だ。今では学内にジュース自販機が置いてあるのも普通だし、弁当といってもコンビニで買ってくる生徒も多いので、どこぞの万博開場のように缶・ビン・ペットボトルの持込を制限したり、検査したりするのは実質ムリ。
いや、それ専用の警備員なりスタッフなりを別途徴収PTA費で雇って毎日持ち物検査をする(こういうことはプロのほうが睨みが効くし、カツカツの配置しかされてない教員スタッフでは賄えない…)のは不可能な事ではないけれど、そういう収容所的な風景と雰囲気というのもまた絶賛クレーム受付中になりそう(逆にそこを評価して「セキュリティ万全なところに通わせたい」という親のニーズもでてくるかもしれないが)。「授業中に廊下を不審な生徒・サボり生徒が歩いていないかどうか、全棟で警備員が常時監視」とか…それもいいけど、正直教員は助かるかもしれんけど、もはや学校の風景とはいえなくなるような気も。そうでなくても「持ち物検査(私らが中学のあたりはよくあったな…)」的なものには、今は親のクレームがものすごいらしいし。
監視・検査・不審の疑いを部外者に向けるか、生徒に向けるかというシンプルな違いだが、この差が雰囲気にもたらす影響は相当大きいはずだ。教員の日々業務の中には、あまり幸せなことでもないが看守的なものも含まれているが、看守そのものにならざるを得ない状況が訪れたら、もうそこは「学校」とは呼べないシロモノになるんじゃないかと思う(まあ、中高生ってよく「学校は監獄、俺は囚人」みたいな気取り方をするものだが)。
んで、「図工から彫刻刀追放」とか「カッター持ち込み禁止」とか、そういうアホな流れがますます加速するだろうなあ。

ニュース報道で一番腹が立ったのは、光市教育委員会の人間が
「申し訳なく思っている」
という言葉を軽軽しく使った事だ。
この人物に「とりあえず謝っとけ」という浅い感覚しかないってことはよく分かったが、この言葉を口にした時点で、「学校側になんらかの落ち度・原因があった」ということになるわけで。明確な事情もわからないうちに軽率な言動は勘弁して欲しい。相方と二人で憤慨した。
こういうアホを二度とTVで喋らせないでほしいぞ、光市。

ともあれ、この手の事件は模倣行動が発生しやすいので…わりと現実的なレベルで不安っす。
posted by 大道寺零(管理人) at 07:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 事件・ニュース
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