という、いまや半分格言と化した言葉がある。
住んでいるところが田舎+好きなアーティストがちょっとマイナーという要素が重なって、なかなか地元の店に欲しいものが並んでいない現状。ゆえにこれまで、送料の安さやたまの割引に惹かれて、何年もAmazonを利用してきた。
注文したものが仕入れ不可になったことも2度ほどあるが、いずれも発売から時間がたっていた製品でダメモトの注文だったので、さほど気にはならなかった。
書籍・ソフト含めて何十万も金を落としてきた。この間、「思ったよりも早く着いた!」ということはあったが大きな不満も無く、ここまでやってきた。
だから、さっきの格言を聞いたこともあったが、気にせずに信頼してきた。
でもその信頼はこれまでのようだ。
Amazonの不手際、対応の悪さ、誠意のなさについてまとめた「Amazon.co.jpには、心の底から欲しいものは注文しないほうがいいのです!」というページがある。
この管理人や、BBSに集う方々と同じ事態が、とうとう私にもやってきた。
以前から調子の悪い液晶ディスプレイ、ついに年貢の納め時が来たらしく、最近状態がひどくなってきて、特に黒地に白い文字の、小さいサイズのテキストが満足に読めないような有様。
目にも悪いし、寿命と納得して、新しいディスプレイを買うべく探す。<6/3>
送料・価格などを色々付き合わせてみて、Amazonで某社製のディスプレイを購入する事に決定。注文し、注文受理のメールが来る。
このとき、製品の発送予想は「1〜2週間」という見込みが表示されていた。入荷までちょっと時間がかかりそうだが、そのときは画面の状態がさほどひどくはなかったし、許容範囲だと納得しての注文。
<6/4〜6/16>
早く発送されないかと楽しみにしながら、時折「商品の発送状況」を確認する。
発送予定は「6/11〜6/18」となっていた。
<6/17〜6/18>
製品ページを確認すると、前は「1〜2週間後」だった発送予定が「2,3日後」に変わっている。
製品の調達が着いたのだろうと喜ばしく思い、6/18の発送を待つ。結局この日は発送が無かったが、2〜3日のうちだろうと思い、翌日以降を楽しみにする。
<6/19>
ステイタスからすると、今日か明日あたりに発送かな〜♪と思い、発送状況をチェック。
そこには発送予定が
「7/17〜8/4」
と、信じられないほど夏真っ盛りな日付に変更されていた。目を疑う。
では、製品の調達のめどが立たなくなったのか?と考え、もう一度製品ページを見てみると、そこには
「発送予定:2〜3日後」
の文字が。
はい?????
どーゆーこと????
OK、冷静になって状況をまとめてみよう。この情報を元に考えると、
6/19に申し込んだ人→「6/23ころには着荷」
6/3に申し込んだ私→「7月か8月に着荷」
えーとえーと。ワケがわからない。
商品が入荷したならば、当然「先に注文した人間に発送」になるのが筋なのでは?
発送予定が「6/22〜23」になるならまだ分かる。
なぜ1ヶ月以上先延ばしにされる???
これに納得できる人などいないだろう。
ヘルプデスクに、オーダー状況のページと、これまでの状況、製品ページの発送予定情報と、納期一方的延期の齟齬、還元プログラムの期限が7/4までとなっているが、発送がそれ以降になっても還元は付くのか?などについて問い合わせる。
4時間後くらいにメールが来る。結論から言うと、見事なテンプレだ。
Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
誠に申し訳ございませんがご注文いただいた以下の商品がまだ確保
できておりません。(以下商品情報)
このメールを受け取った事は以前にもある。
(「発送までに4〜6週間」というステイタスの商品は、この事態になりやすいので、Amazonで買い物をする時は、「4〜6週間」は「入手困難、ダメモトで」という意味だと思っている)
ほうほう確保できませんでしたかそうですか。
でも、未だにショップでは、「2〜3日後に発送」というステイタスで販売してるんだけど?
しかも、同カテゴリの商品の中では「売れ線」になってるんだけど?
「確保できない」商品をなぜそのままの状態で並べておく?「在庫切れ」「4週間以上」ならまだしもだ。
当サイトの規約により、商品の代金は発送時に請求させていただくため、
現時点でこの商品に関するお客様への請求は行われていません。他のご注
文商品がある場合は、入荷済みのものから発送させていただきますが、発
送回数が増える事による追加の配送料および手数料のご請求はございませ
んのでご安心下さい。
お客様のご注文についての最新情報をご覧になるときや、発送が遅れている
商品の注文をキャンセルするときは、Amazon.co.jpサイトの「アカウント
サービス」(http://www.amazon.co.jp/your-account)にアクセス
してください。Amazon.co.jpサイトの各ページの右上にあるリンクをクリック
して「アカウントサービス」に移動することもできます。
今回の発送の遅れにより、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。
Amazon.co.jpでは、商品の価格と在庫情報の把握に細心の注意を払っており
ますが、仕入先の在庫状況の変化を、Amazon.co.jpサイトにすべて反映でき
ない場合もあります。価格や在庫状況が正確に把握できていなかったため、
お客様にご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。
この辺は全てテンプレで、問い合わせの答えにはほとんどなっていない。
現在の状況は「仕入先の在庫状況の変化を、Amazon.co.jpサイトにすべて反映でき
ない場合もあります。」という一文で片付けるつもりのようだが、それなら「指摘されたら即刻直さないと、同じような問い合わせがいっぱい来る」ことになるだろうに、午後になっても製品ページはそのまま。
もう呆れた&入荷の見込みが無いと判断したので、とりあえずキャンセルする。
その後、もう一度メール。雛形っぽい感じはするが、今度はとりあえず人が書いているかという雰囲気はある。
しかし、いまだ(このエントリーを書いている6/20昼)に、製品ページは「2〜3日後に発送予定」のままで、修正は加えられておらず、結局「製品が調達できるのかどうか」の真偽は不明なまま。
ためしに、もう一度同商品を注文してみる。
「商品の調達のめどが立たない」というメールではなく、通常通りに「注文を受け付けました」「2〜3日後の発送になります」というオートリプライメールが来る。その後も「入手できません」というお知らせはきていない。
コレで本当にすぐ発送されたら、「調達できません」というメールは何だったのか?ということになる。
とりあえず事の成り行きを意地悪く観察してみようと思う。
これまで順調に商品が手に入っていたのは単なる僥倖だったのだろうか。頻繁に利用していただけにションボリである。これからは、送料や割引でアドバンテージがなければ、他のネットショップを利用しよう、という気分になっている。
人相手の商売で、それまでちゃんと仕事していても、一度誠意のない対応をすると、築き上げたものがいっぺんでパーになるのだよなあ。
こうしたAmazonのダメっぷりは、一説によると、今年に入ってから特にひどいらしい。
(常連になればなるほど発送を後回しにされるという説まである)
被害者の方の話を読むと、本であったりソフトであったり様々で、全ジャンルでこのようなことは起こっているようなので、ジャンルに関係はないと思うのだが…とりあえず、今後はエレクトロニクス関係はやっぱり専門店で購入する事にしよう…
これはAmazonの規約をよく読むと書いてあること(だからグダグダ言うなと言われればそれまでか?)だが、
「サイトで客が注文の手続きをし、確認メールが送られてきても、それは『この商品を買いたい』という顧客の意向を受け付けただけで、注文確定ではなく、『商品の確保』の保証ではない」
ここがポイントなわけだ。
(これは商品注文後に来る注文確認メール内の文面)
Amazon.co.jp に商品をご注文いただいた場合、本メールは、当サイトがご注文を受領したことを確認するものにすぎません。当サイトから商品が発送されたことをお知らせするメールをお送りするまで、お客様との間に当該商品のご購入についての契約は成立いたしません。
言ってみれば、「店頭で整理券を配った」状態に似ているだろうか。
整理券と違うのは、(例えば、電化製品店の数量限定商品を買うために並び、整理券をもらった場合)あらかじめ「数量限定で、必ずしも買えるわけではない」ということの相互理解が最初からあることかな。Amazonのサイトの商品ページ情報は、「買えますよー、発送できますよー」ということを示してあるので。
(民法上は、「買います」「売ります」の意思表示がなされれば売買契約は成立する筈なのだが…)
Amazon論法で行くと、商品の確保の保証はない、だから「先に注文した者から商品が発送されるわけではない」ということになるのか?
しかも、「商品確保できませんでした」という通知が、待たせに待たせた揚句、または「問い合わせなければ答えもしない」のだ。
上記でリンクしたAmazon被害レポートに、呆れた一節があった。
メールではラチがあかないので電話で直接問い合わせてみました。
しかし全く同じ回答で、予約を確約するものではないという返事でした。
最後に「じゃあ確実に欲しい商品はamazonでは予約するなということですね」と言うと「そういうことになってしまいますね」という返答をされました・・・。(担当:S氏)
「予約確定」でない以上、「できないかもしれない」ことを「できる」と言ってしまえば、法的に偽りを言った事になる。だからそう答えるしかなかったのかもしれないが…
「物を売って商売している人間」としてはかなり致命的なことを言っちゃったんじゃないかねえ。
ところでディスプレイだが、注文をキャンセルしたら、なぜか状態が少し持ち直した。
家電製品が、「買い換える」と決めたらいきなり調子が悪くなったりすることはよくあるが…おまえは五十嵐先生(「柔道部物語」)んちの軽自動車か…
長々となったが、まとめると
・製品が入手できなかった、というのはありうることだし別にいい
・しかし、web製品ページで「2〜3日で発送」と状況が良くなっている製品で、いきなり発送予定時期が1ヶ月も延ばされるのは納得が行かない以前に不可解すぎる
・製品ページの情報は改善される兆しが無い
・あまつさえ、「2〜3日で届けられる」というアナウンスで注文できてしまった
こうして考えると、「商品が入手できません」というのは、「本当に入手できない時だけでなく、発注漏れ・処理忘れで商品確保してませんでした。テヘ。」というミスの時にも使われるんじゃないか、という気がしてきた。
注文したディスプレイが今後どういう処理をされるのか、続きはまた数日後に書く予定。
参考リンク:「『月は東に日は西に』予約に関するAmazon.co.jpの対応について」
私もアマゾンで6/9に6/30発売の「20世紀少年 19(CD付き)」をオーダーしましたが、配達予定日が 2005/7/9 - 2005/7/25 でした。
・・・キャンセルしました。本当に欲しかったので。
楽天にて再発注。あんまり慌てたので抱き合わせで「赤い文化住宅の初子」を頼んでいたのを「薫の秘話」と間違えて楽天ブックスで頼んでしまいました。両方ともいつかは欲しいと思っていたのでいいんですけど・・・
>ドラッグストア勤務
みの・「あるある」「スパスパ」の影響は、スーパーとかでもすごいですからねー。火がついた商品の事は何度も同じことを問い合わせられ、何度も同じことを答えなければなりませんものね。ホント大変だと思います。
欠品は別にいいんですよねー。普通に「早く注文・予約した人から商品が回っていく」ように対応してさえもらえれば。
>Amazon注文キャンセル
私も例のリンク先は、今回の事があって初めて読んだのですが、トラブルの多くが「限定版」絡みであることを思うと、賢明なご処置をなさったと思います。
今回の件で思ったのは、限定版や確実に入手したいものについては、多少手間がかかっても「餅は餅屋」、専門店やオフラインで信用できるお店に注文したほうがいいのかもなー、ということです。
それにしても、同時発注のタイトルがまたw
濃いですわ〜〜20世紀中年ですね、薫ちゃん。