2005年07月11日

BookBaton書籍

きたかZさんからいただいたBookBaton、こちらもアンサーが遅くなってしまい非常に申し訳ございませんでした。

■Q1.今 家にある本の冊数は?

とても全部数える気力がない;
仕事の資料とか、学生時代に使っていた史料とか、中文ふくめて辞書類など、居住空間が圧迫されまくり。マンガの冊数を単純に2倍して4500〜冊くらいかと。雑誌を含めるともうとんでもないことに。

■Q2.今 読んでいる本・漫画は?
同時進行で読みかけ…

*「至福千年」 石川淳
 持ち歩き本なのだが、なかなか進まず。脳内では石川賢コミカライズで話が進んでおります。
 石川淳の文章って好きなんだよなあ〜。

*「柳生十兵衛死す(上)」 山田風太郎
*「ワンナウツ (14)」 甲斐谷忍


■Q3.最後に買った本は?

*「中国艶本大全」 土屋英明
 意訳が激しいのだが、知らなかった文献がいろいろ載っていて面白い。頭がフットーしそうな則天武后の話とか。

*「被差別の食卓」 上原義広
*「続・新ワイルド7」 望月三起也
*「無限の住人」18 沙村弘明
*「ワンナウツ」14 甲斐谷忍
*「鉄腕バーディー」9 ゆうきまさみ
*「炎の筆魂 三之拳」 島本和彦


■Q4.自分に衝撃を与えた本・漫画 それぞれ5冊以内

*「竹取物語」(岩波の古典全集)
 高1の夏休みに出された古典の宿題が、「何でもいいから古典を一つ、訳本ではなく原文で(訳や脚注が付属しているものでもOK)読みきって感想文を書け」というもので、選んだのがこれだった。
 初めて原文に触れてみて、「5人の貴公子の求婚」のくだりで、ニセの宝物を持ってきた求婚者に騙されかかり、「これでムコ決定じゃ」と喜びいさんで布団を敷き始めるおじいさん。これまで読んできた児童向けのストーリーでは絶対カットされる場面。これまでのイメージとのギャップと、あまりにもストレートな翁の行動にポカーン&爆笑。
 その他にも、各章の締めにかならず挿入されるダジャレ的な地名由来などにも笑わされる。
 一見いかめしい古典や名作もツッコミ所が満載だということ、そしてツッコんではいけない作品などこの世にはないということを教わった一冊(同類に、原文に当たってみるとあまりのアナーキーさに驚かされる「東海道中膝栗毛」も)。先生の真意は別のところにあったのだろうとは思うのだが、この宿題で「古典好き」への門を叩いたのは間違いない。

*「中原中也詩集」 中原中也
 読む側の年齢、精神状態、状況によってグッと来る場所がそれぞれ違い、読み返すごとに新しい発見と伝わってくる味がある。自分にとって大切な本(特に詩の類)とはそういうものなのだろう。私にとっては中原中也こそがソレだ。


*「章太郎のファンタジーワールド ジュン」

コママンガの約束を全て取り払った、言わずと知れた実験作。溢れるイマジネーションとこちらに投げかけられた解釈、石ノ森章太郎特有の詩情に圧倒された。最初小学館漫画文庫で購入し、本が壊れかけるほど読んだ。その後大判を購入。財布には痛かったが、カラー&迫力ある画面で見れたのは嬉しかったなあ〜。

*「けっこう仮面」 永井豪
4歳の頃から通っていたピアノ教室の本棚(順番待ちの時間つぶし用)にマーガレットやフレンドと並んでなぜか月刊少年ジャンプが毎月置かれていた(ごくごく少数だが男の子も習っていたためか?)。当時、ハニーフラッシュとけっこうのお姉さまから、それがいかなるものか定義する言葉も知らぬままに初めてのハァハァ的なドキドキを教わってしまっていた私は、他の子から見えないような位置に陣取って「けっこう仮面」を、毎月チェックしていた。お強くて堂々としたおねえさまよりも、毎回いじめられる真弓くんがはるかにツボだった(どーゆーょぅι゛ょだよ;)。特にタコ責めの回は、就学前幼女には強烈な刺激でござんした。バイエルのおけいことけっこう仮面が同居した空間は、今考えると相当すごかったかもしれぬ。
この2作品のために「スッパダカ&責め&嫌がってるのか喜んでるのか判然としない攻められ側の表情こそが永井豪」と揺るがぬ認識を得た私は、「あばしり一家」を読んでは「ハダカが少ない(パラ中のアレはツボだったが)」、「ハレンチ学園」を読んでは「スカートめくるくらいじゃなあ…ヒゲゴジラナもナマヌルス」という感想を抱く始末。恐ろしい幼女だったな、我ながら…

*「ふたりのロッテ」 エーリヒ・ケストナー
いつも学校の図書館に入り浸っている子供だった。
その図書館の中でもっとも愛しいものが、ケストナー作品(特に岩波の全集の装丁・挿絵が好きだった)。「飛ぶ教室」「エーミール」「動物会議」どれも好きなのだが、ストーリーが痛快で一番親しみやすかったのがこれ。
あとがきなどでケストナーの生涯や創作活動を知るにつれて、作家そのものを好きになっていたのはこれが初めてだったかもしれない。
ちょっと古風で「よい子向け」っぽい訳文の中にも、独特のエスプリや皮肉がブレンドされているのが絶妙。全集はまだ出ているので、購入してもう一度大人の目で楽しんでみたいと思っている。

◆さて、バトンを渡す先ですが…
・よむよむさん(mixi)
・ぽちさん
・ふらっかさん(mixi)
・三日殿下さん
・NINさん

気が向いたら&お嫌いでなかったら、でかまいませんので、よろしくお願いします。スルーされる場合も特にお返事等はいりませんです。
posted by 大道寺零(管理人) at 13:07 | Comment(3) | TrackBack(0) | 書籍
この記事へのコメント
バトンをいただいたようなので答えてみました。
なんというか、もう少しお利口そうな本に衝撃を受けておけばよかったと悔やむことしきりですが、そもそもあまり本を読んでいなかったりするので、どうがんばっても取り繕えませんでした。トホホ。
Posted by ぽち at 2005年07月11日 19:56
先生、ありがとうございます〜!!!
バトンを渡す相手は適当に決めちゃったのですけど、大道寺先生にだけは渡さねばと(勝手に)思い、大トリにお名前を書かせていただきましたです〜(笑)。
お忙しいところ申し訳なかったですよ〜・・・。
ケストナーというと、点子ちゃんとアントンが忘れられないです。
こないだ本屋に行ったらまだ売っててビックリだったり。

しかし4歳の頃からもうすでに、けもの道を歩いてらっしゃったのですね。涙で前が見えません・・・。
ものすごくいろんな意味でありがとうございました!
Posted by きたかZ at 2005年07月11日 21:38
>ぽちさん
バトン受けていただき、ありがとうございました。
私も本の虫みたいな顔をしていながら、最近きちんと本を読みきってないんですよねえ…いかんいかん。
隆慶一郎面白そうですね。未読で積んでる山田風太郎を読んだら手を出してみようかな。

>きたかZさん
ケストナーの全集はまだ現役バリバリでございますよ。「点子ちゃん」って、子供心にナンジャソラと思ったんですけど、なかなかこんな訳できないですよねー。

>けもの道
なまじ人より早く字を覚え出したために、貴重な「あどけない幼女時代」を光の速さで駆け抜けてしまったようです。今思うと勿体無いです。とほほ。年の離れた兄やイトコが多かったのと、小さい時にお世話になった家の、姉同然に付き合ってくれた漫画好きのおねーたまが少年漫画もイケる口だった影響が強いと思います。お部屋に「セクサロイド」とかあるんだもん。当時は「太陽が黄色い」意味なんて分かりませんでした。
Posted by 大道寺零 at 2005年07月13日 02:42
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:[基本的に空欄を推奨します。詳細はこちらをご覧ください。]

ホームページアドレス:

(コメント投稿後、表示に反映されるまで時間がかかる場合がございますのでご了承の上、重複投稿にご注意ください。)
コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。