オリジナルキャラクターに当てはまる要素をチェックしていき、その「イタタ度合い」を採点するテスト。
「右目と左目の色が違う」なんてイカニモなもの多数。「一人になると楽器を奏でる」のもダメなのか。なかなか厳しいな。
厳密には、オリジナル創作物というよりも「二次創作作品にオリキャラを登場させている場合のイタタ度チェック」なのだが、オリジナルの小説や漫画にも応用できる内容がけっこうあると思う。
質問の内容をみると、作品のジャンルや世界観によっても結果が違ってくると思う(ファンタジーものや、エスパーが登場する世界だとポイントがかさんでしまいきつい結果になりそうだ)。
「MarySue(メアリー・スー)」という言葉は、このテストを知って初めて出会ったのだが、海外の二次創作の世界で生まれた言葉らしい。
このページの説明がわかりやすかったので引用させていただく。
流通しているあまたのfan fictionの中には、作者の人格を反映しまくったオリジナルのキャラを自分の作品に出して大活躍させる、といった困ったちゃんな作品も多い模様。
こうしたキャラや作品は、海外ではまとめて(最初にそういう作品を書いたと言われる人の名をとって)Mary Sueと呼ばれ、忌み嫌われている。書く側はファンメール目当てで公表するのかも知れないが、実際にはwebに上げたとたんにフレームの嵐、いう恐ろしい状況にある。
日本では注目も受けずに放置されるのがオチだと思うのだが、海外では躊躇なく批判にさらされるし、投稿を受け付けるサイトでも「Mary Sueお断り」と明記していることがしばしば。
概念に名前が与えられたことで、攻撃対象として非常に明確になったという一例ではなかろうか。
○ 1974年、とあるスタートレックの2次小説に出てきた美貌のキャラ(とその名のもとになった作者)が起源であるらしい。