2007年04月26日

あしたのジョーの日給はいくらだ?(2)漫画

先日、「 あしたのジョーの日給はいくらだ?」において、
「昭和43年の500円って今だといくらだろう?」
ということを仮定してみた。

結局、「給与比較や簡易宿泊所の相場などを考慮して、体感的に8〜10倍ではないか?」ということを想定したのだが、今日たまたま実家の母と電話で雑談していたので、「当時主婦していた人に聞くのが一番!」と思いあたってみたところ、「悪くない数字だと思う」と言ってもらえた。

母によれば、
「この頃は所得倍増計画の真っ只中だから、1年ごとに給料や物価がガンガン上がっていったので、調べるのが昭和43年か45年かでも結構違うよ〜」
ということだった。

父と母が実家を建てたのはちょうど43年なのだが、4LDKの平屋の家を建てるための額を聞くと、確かに今の1/10くらいだ。

肯定的な意見をもらえてちょっと嬉しい。

前の記事を書くために「昭和45年の物価」を調べた。
当然何もかも、価格は今よりも数段安いのだけど、驚いたのはテレビの価格。
給料が3万くらいの時代に、13インチのテレビがなんと10万円……
今だったら1万円程度で買えるものだから、「当時は高嶺の花」とは聞いていたけれども改めてびっくりしてしまった。
実に給料丸々3か月分。そりゃみんな月賦で買わざるを得ないし、「神器」と呼ばれもするわなぁ。

私はさすがに「街頭テレビ」な時代は知らず、「一家に一台」な状況で生まれ育ったけれど、あのテレビを買うために父と母が相当頑張ったんだろうなあ…と思うと、今はとっくの昔に別れた真空管テレビのことがひときわ懐かしく思い出される。
あの頃の家庭内でのテレビとかステレオの地位は、現代では考えられないほど高く、本当に長いことメンテしながら大事に使っていたものだ。「町の電器屋さん」で買うのが普通だったから、買ったお店に電話すれば、アフターサービスもすぐ来てくれたし。


posted by 大道寺零(管理人) at 18:18 | Comment(4) | TrackBack(0) | 漫画
この記事へのコメント
昭和45年頃、うちは公団住宅に住んでいたんですが、よその子がテレビを見せてと来ていたことがあります。あのころ既に「おかあさんといっしょ」はやっていたような気がします(おぼろな記憶)。
今の大衆車くらいの価値はあったんですねえ。
Posted by Felice at 2007年04月27日 07:00
>>Feliceさん

>おかあさんといっしょ

調べてみたら、1959年から放送開始だそうで、思った以上に歴史あったんですね〜。当初は、まあ他の番組もほとんどそうでしたけど、生放送だったそうです。
私がおかあさんといっしょを見ていた頃は、田中星児さんが歌のおにいさんでした。
あの頃は、こどもショーとかピンポンパンとか、ポンキッキも朝やってましたし、見るものいっぱいあったな〜。

>テレビの価値

本当にあらためて驚きました。私が自腹でTVを買うようになった頃にはもう相当安くなっていたので、「ン十万する高級テレビ」の購入はちょっとひるんでしまうのですが、両親の世代は「テレビはそのくらいはするもの」という感覚があるせいか、抵抗なくいいTVを買って長く大事にしているようです。
購入先も、昔ながらに頑張っている「地元の電器屋さん(叔母の家と一緒に懇意にしているので、あまり安いとはいえませんけどアフターサービスは親身にしてくれます)」みたいで、でも結果的にはそのほうが安心快適に使えてるみたいです。
Posted by 大道寺零 at 2007年04月27日 17:37
高嶺の花で思い出したエピソードを。

旦那の幼少期(昭和42〜43年頃の貧乏長屋でプライベートなんて無かった時代)の話を聞くと、当時のテレビがどれだけ高価なものだったかがよくわかります。
白黒テレビからカラーテレビにしたら毎日大騒ぎ。
昼間は子供がやってきてサンダーバードを見せろ、夜は近所のおっさんらが押しかけてきてプロレス中継を見ながら酒盛り。
はじめのうちはカラーテレビはまだ珍しいから仕方ないと我慢していましたが、小さな子供がいるのに寝る時間になっても帰らず母が不機嫌になり、静かに暮らす事が出来なくなったので父が怒って数日で白黒テレビと交換したと聞いてます。

私が物心ついた時にはすでにカラーテレビでしたから高価なイメージはありませんでしたが、一気に世の中の物価や価値が変わった時代なんでしょうねぇ。
500円も当時の一日分の日当分ぐらいの価値はありそうですし。
Posted by クマ at 2007年04月28日 00:07
>>クマさん

>父が怒って数日で白黒テレビと交換したと聞いてます。

うわぁ、なんかそのままコメディードラマとかちばてつやのマンガにでも出てきそうなエピソードですが、おうちの方にしたらたまったもんじゃないですよね〜…
マンガでいうと、「ドカベン」の最初の頃なんかも、そういう長屋の風景がまんまでしたねぇ。

>一気に世の中の物価や価値が変わった時代なんでしょうねぇ。

母も、「毎年2倍とまでは行かないけど、オイルショックまでは給料も物価もすごい勢いだったから」と言ってました。
まさに「あしたのジョー」はそういう時代の待っただ中だったわけで、お勤めを終えて出てきたジョーはびっくりしてたんじゃないでしょうかねw
Posted by 大道寺零 at 2007年04月28日 00:37
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:[基本的に空欄を推奨します。詳細はこちらをご覧ください。]

ホームページアドレス:

(コメント投稿後、表示に反映されるまで時間がかかる場合がございますのでご了承の上、重複投稿にご注意ください。)
コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック