2007年04月28日

藤村志保さん映画

この間録画した「眠狂四郎」シリーズを、焼く前に見ておこうかとダラダラ見ていた。
4本放送したうち、中村玉緒が2本、藤村志保が2本に出演していた。(シリーズ全作ではもっとたくさん出てます)
どっちも最初の出演では死んでるのだが、全然違う役として再登場している。昔の邦画ではこのように、看板役者が全く異なる役柄で同じシリーズに再登場するというのは日常茶飯事だったんだよなー。客もそういうもんだと納得するしね…

若き日の玉緒ちゃん若い頃の中村玉緒は、いかにも育ちのよさそうな感じで可愛らしい。
顔立ちとか声の質は、言われてみれば中村玉緒なんだけども、まさか当時楚々とした玉緒ちゃんに萌えた殿方は、よもやああいう「ぐへへへ」なキャラになるとは想像もしなかったに違いない……声も今のように「焼けて」ないし。

で、藤村志保。(←リンク先は公式サイトで、「写真館」のページから昔の作品の写真が数点見れます。)
この人は今も凛とした着物美人なんだけど、若い頃がまたいい。
とにかく知的で、ちょっと抑えた感じの物腰が涼しげだ。
黄金やダイヤモンドのような押し付けがましさがなく、「玉」のような風格とでも言うか。いいなー実に。


この人は、「新撰組始末記」でも主人公の許婚役で市川雷蔵と共演していた。
女だてらに医術の心得を持つという設定で、こういう知性溢れる役が似合っていた。

芸名は、デビュー作「破戒」の原作者「(島崎)藤村」+役名の「志保」からとったもので、本名は「静永操(しずなが・みさお)」というそうだ。
めちゃくちゃ「操」って名前がマッチしてる物腰だ。
というか、本名の方が芸名っぽいようにも思える。

あまりドラマを見ない私だが、近年の藤村さんの出演作でハマり役だと思ったのは、「温泉に行こう!」シリーズの由紀乃さん(主人公の母親役と2役だったけど)がダントツだ。
着物をしゃきっと着こなすいなせな女っぷりが格好よかった。

今でもTVや舞台で大活躍中だが、いつ見ても背筋がシャンとしてて、粋な着物着てるので、画面に出ると注目してしまう。

市川雷蔵ものを中心に、NHK-BSで昔の邦画をけっこう録画しているのだが、どれも長さが80分程度、2時間にかかることはめったになく、気軽にさっと見終えることが出来るのがいいなと思う。CMが間に入らないせいもあるが、2時間ドラマよりも拘束時間短いし、生理的に負担を感じない長さではないかと。
今よりも気軽で身近な娯楽だったというのもあるのだろう。ちょっと見ていったり、時間つぶしにするのに負担にならない長さだし、例えばデートコースに組み入れる時に、朝の待ち合わせをゆっくりめにしても、映画の後で昼食までにちょっと余裕のあるスケジュールにもできるし。
まあ、今は時間よりも料金の方が気軽じゃなくなってるからな〜…
posted by 大道寺零(管理人) at 01:29 | Comment(3) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
本当に昔の時代劇でヒロイン役やってる女優さんは綺麗で立ち居振る舞いも美しくて。いつも見ていてため息が出るくらい。
そんな女優さんが、シリーズ中に同じ俳優が違う役で登場したり、年間十数本もの映画に出演してたり。
当時の「映画スター」というのは大衆にとって本当にとてつもない存在だったんだろうな、と想像に難くないところですね。
…それにしても10代の頃の中村玉緒は本当に可愛らしい…。時代劇での姫様役とかがこれ以上ないくらいはまってます。

そんな「姫様・玉緒」と「昼行灯・雷蔵」という組み合わせの拝める「濡れ髪剣法」がおいらのマイフェイバリエット雷蔵です。
ほのぼのコメディやってる市川雷蔵のほうがさらに好きなんすよねー。

…と思いつつNHK-BSのサイト見てたら、うわ週明けに怪奇大作戦セカンドの放送予定が。
気付いてよかったありがとう大道寺様。
Posted by 鳥酋長 at 2007年04月28日 02:39
私の母は若い頃恐れ多いことに彼女に似ているといわれていたそうです。
まぁそこそこの別嬪さんだったんでしょう。
ただ非常に残念なことに娘はだれも彼女に似ませんでしたorz
Posted by ぽち at 2007年04月28日 04:46
>>酋長さん

本当に昔の邦画の女優さんって、うっとりしてしまうほどに美しいですよね〜。モノクロの魔力というのもあると思うのですが、女優さんに関する情報が、せいぜい雑誌や新聞くらいのものだったのも大きいのかもしれません。
テレビのバラエティー番組などで地を出してぶっちゃけるということもなかったし、客の方でもあえて素顔のキャラクターを求めない部分が大きかったのではないでしょうか。いい意味で偶像たりえて、その分見るほうも役柄に没頭できるとでも言いましょうか。
今はそれこそ本音トークやブログなどで「素」の親しみやすさや生のパーソナリティを余すところなく率直に表現できる良さもあるわけですが、まあ一長一短かもしれませんね…

戦前戦中に育った方は、着物は日常でしたし、まして中村玉緒のような梨園のお嬢様に至っては優雅な物腰や所作が本当に板についていますね。
今の時代劇を見ると、若い女優さんの中で、「着物に着られる」状態でなく、本当に美しい所作や着こなしができている人は実に少数だと思います。(男性の乗馬や殺陣についても同様ですが)

>市川雷蔵のほのぼのコメディ

「狸御殿」みたいな本当にノーテンキな時代劇というのもいいですよね〜。私はそれこそ眠狂四郎から市川雷蔵や大映映画に入ったので、クールな役柄の雷さまが最初は好きだったんですが、色々見ていくと、笑顔が本当に可愛らしくて素敵だなあと思うようになり、今はコメディものとか若衆ものも楽しめるようになりました。

>怪奇大作戦

役に立ててよかったです。
GWには金田一シリーズもあるし、NHK-BSはヘビーローテーションになりそうですよ!

>>ぽちさん

お母様が藤村志保さん似……ステキですね〜…
母子は年を取ってから驚くほどに似てくると申しますから、これからっすよこれから♪
…まあ、かく言う私もバリバリ父親系の顔なんですけどもね……
Posted by 大道寺零 at 2007年04月29日 01:28
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