2007年04月30日

ヒロイン残酷物語(マジ無惨)漫画

「駿河城御前試合」を読んだり、あらすじを検索してしまったので、「シグルイ」がたどり着くであろう大意としての結末、いくや三重がどういう境遇となるかということも知ってしまったわけなのだが。
暴走・爆走・オリジナル要素がガンガン付加されまくる「シグルイ」においては、誰がどういう結末を迎えても不思議ではない。
いくや三重も、盛大にぶちまけるような最後になる可能性もあるのだろうか。(原作小説でどうなるかは、あえてここでは触れません。)

そんな風に空想した時、「これまで惨死したヒロインたちの死に様」に思いが及んだ。
つまり、「ここまでは『マス』な漫画・出版媒体では『アリ』だった」という事例を揃えてみたいと思ったのだ。

以降、

・作品のヒロインであること(主人公、あるいは主人公のパートナーや恋愛対象・ライバルとして作中に大きな位置を占めること)

・物語の中で肉体的に死んでいること

 (虐待やレイプ、精神崩壊などは含めないことにする)

・無残な死に方であり、かつその死に様の現場・死体が描写されていること
(例えば、「ワイルド7」のユキの死に様も凄惨だが、「死の瞬間」「死後の状態」の描写がないので含めない)

・陵辱・拷問・SM系、欝系のゲームなどは含めていない(というか知らないので…)

に焦点を絞って、「惨死大会」ノミネートリストを作ってみようと思う。

なお、単なる列挙比較が目的であり、残酷描写を賛美したり、それをもって作品のクオリティを語る意図はありません。

!注意!
残酷描写が苦手な方は追記以降の内容閲覧にご注意ください。
また、作品の重大なネタバレに繋がることが多いため、死因・遺体の状況や経緯部分については白色で書いております。作品未読の方はご注意ください。
閲覧の際には、該当部分をドラッグするか、「ctrl+A」で全体を反転させてお読みください。
なお、ブログテンプレートを変更して背景色が変わった場合、反転しなくてもテキストが見えてしまう可能性があります。)
<これ以降、作品の結末や重大なネタバレが含まれます。核心部分は白地で記述しておりますので、読みたい向きは反転なさってください。>

<エントリーナンバー1>
白土三平「忍者武芸帳 影丸伝」より 明美

<状況>


主人公・重太郎を追ってすれ違いの旅の末にようやくめぐり合い、彼の子を宿すが、くの一蛍火が率いる忍者たちによってたかって惨殺される。切り刻まれた遺体を重太郎が発見した時には無数の虫がたかっており、虫の列を目で追っていった先に遺体が登場する場面は、今見ても十分にショッキング。
当然胎内の子も息絶えているわけで、無惨度は倍加する。


<遺体損壊状況>

もうとにかくメッタ刺しのメッタ斬りの末に、八つ裂きと言わずに体を切り刻まれる。重太郎に憧れながらも振り向いてもらえない蛍火の故意の恨みの凄まじさを思い知らされる。
発見時にはさらに腐敗+虫に食われてさらに損壊が進んでいたものと思われる。


<エントリーナンバー2>
白土三平「忍者武芸帳 影丸伝」より 蛍火

明美を出したついでなので…
<状況>
明美を殺した蛍火もまた、忍者たちと争って、多勢に無勢で立ち向かい殺される。
しかし、体にあらかじめ猛毒を仕込んで、致命傷を負いながらも水源までたどり着いて息絶え、その毒で自分を殺した忍者たちを全滅させる。そこから察するに、最初から死を覚悟していた者と思われる。

<遺体損壊状況>
片手・片足切断+メッタ刺し。
水の中で息絶えるが、全身にオモリを仕込んで水中に留まり、命に代えての毒殺計画を完遂した。描写はないが、いわゆる「ドザエモン」に特徴的な膨張などが見られた者と思われる。


<エントリーナンバー3>
永井豪「デビルマン」より 牧村美樹


名作として人口に膾炙した漫画だけに、トラウマ被害はダントツだろう。

<状況>
デーモンの侵略に怯えた人類は過度の疑心暗鬼に陥り、「悪魔狩り」と称して人間同士で殺しあうという愚挙に走った。
悪魔狩りの手は、牧村家にも向き、美樹の両親は捕らえられてしまう。
それだけにとどまらず、暴徒と化した住民達は美樹を「魔女」と呼び、牧村邸に流れこむ。幼い弟までも殺されてパニックに陥る美樹。
必死に駆けつける明だが、牧村夫妻は拷問の末に絶命。そして美樹だけは…とはかない希望をつないでたどりついた牧村家で狂ったように勝ち誇る暴徒達の手には、串刺しにされた美樹の首が…

<遺体損壊状況>
全身をばらばらに切断された上、串刺し。

<エントリーナンバー4>
石川賢「魔獣戦線」より マリア

<状況>
敵の刺客の過失から串刺しにされたマリアは、強力な予知能力を持つがゆえに自分の死を悟る。
愛する慎一の敵である「神」にとって重要なキーである自分を渡さぬため、そして無限の吸収能力を持つ慎一の「力」となるため、自分を食べるように慎一に促して息絶える。

<遺体損壊状況>
串刺し⇒バラバラに解体⇒慎一が食べる
(画面には内臓の一部と指が見える)


凄絶にして崇高ですらあるこのラスト。掲載誌休刊によるやむなき終了とはいえ、石川賢の漫画を語る上で外すことのできない名作である。

<エントリーナンバー5>
高橋葉介「腸詰工場の少女」より 那由子

<状況>
飲んだくれで人でなしの父親を抱えて、腸詰工場で働く少女・那由子。社長の息子から言い寄られて一時の夢を見るが、結局は遊ばれて捨てられる。実の父からも性的暴力を受け、そのこともあって工場は解雇、さらに妊娠までしてしまい絶望した那由子は、巨大な腸詰加工装置の中に身を投げるのだった……

って、解説したらこれそのまんまあらすじだから困る。

<遺体損壊状況>
ミンチ+腸詰に加工

…………orz…………

<エントリーナンバー6>
大塚英志/田島昭宇「多重人格探偵サイコ」より 本田千鶴子

<状況>
四肢を切断された上でまだ生かされた状態で箱詰めにされて恋人である主人公のもとに送られる。主人公が自ら生命維持装置のスイッチを切り死亡。

<遺体損壊状況>
四肢切断+箱詰め

<エントリーナンバー7>
山上たつひこ「光る風」より 雪

<状況>

主人公と再開後、突如起こった大地震で首都が壊滅。
その後いくらかの時間が流れ、一人さまよう主人公が布包みを抱いており、落とした拍子に中から転がり出たのは、ミイラ化した首だった。
廃人のような風情と化した主人公は力なく呟く。「ゆ、ゆき……」


<死体損壊状況>
生首のみ(ミイラ化)
詳しくは語られないが、恐らくは震災がもとで絶命したのだろう。


<エントリーナンバー8>
うるし原智志「ダーククリムゾン」より シオンの母

<状況>

差し向けられた刺客・マイケルと対峙するが、力の差は歴然としており、弄ばれるように傷つけられた末に首を飛ばされ、魔獣と合体させられて意に反して村を壊滅させる。

<遺体損壊状況>

両足・片足切断、首切断⇒強制合体

<エントリーナンバー9>
小池一夫・神江里見「下刈り半次郎」より 左近

<状況>

綱吉に仕えるくの一にして愛妾である左近は、半次郎との欺き欺かれる忍術合戦の末、自分の身を無事に綱吉の元に送り届けさせることにまんまと成功した。
折しも四代将軍が急逝して世は綱吉の天下。半次郎を配下に置きたい綱吉には従いたくない、しかし抗うわけには行かない半次郎は、屈辱に耐えて死を覚悟したハンストに出る。半次郎を女として愛してしまった左近は、わざと半次郎に討たれて絶命する。
しかし綱吉は、ねんごろに弔った左近の死体を掘り返してくるように半次郎に命じる。
「お前が勝てば解き放ってやる」と綱吉が強制したゲームは、賽の目に従って左近の死体を犯す、悪趣味極まりない双六であった…


<遺体損壊状況>
特に損壊はないが、膣内および直腸内に屍姦の形跡あり。

この人の場合、死に方そのものよりも死んで後の方が悲惨だからな…
加えてヒロインとも言い切れない部分もあるが、良くも悪くも初期のキーパーソンであることは間違いないので…

厳密に言えばヒロインかどうか微妙なところ…

<エントリーナンバー9>
アニメ「伝説巨人イデオン」 登場人物ほとんど

<状況>

激しくなる戦況、最終的にはイデの発動によって、登場人物全員が現世での生命の器を失うことになる。
特にキッチ・キッチンの首ポーンや、実の姉から顔面を射抜かれるカララの死に様は強烈だった。


<遺体損壊状況>
いろいろ


<選外>
アニメ「エルフェンリート」より ナナ


<状況>
敵との戦闘により、四肢切断で瀕死に陥るがその後改造を受けて復活。

*死んでいないので選外としたが、CSとはいえいきなりの惨状を一般電波に乗せたということで参考に。

うわー、流石に書いてて気分悪くなってきたのでこのへんで。今更ながらやめればよかったかも…
ちょっとデストロイな気分だったことは否定しないけども、自分がじわじわダメージ受けてたら世話ないわorz


posted by 大道寺零(管理人) at 19:19 | Comment(3) | TrackBack(0) | 漫画
この記事へのコメント
えーと…

皆様、中々の死に様デスネ

昼休みに会社で凹むわ…
Posted by 雨野 夜 at 2007年05月01日 12:47
>>夜くん

だから最初に「キツいかもよ」と書いたじゃないかw
でも、読んでくれてありがとう。そしてごめんなさい。
Posted by 大道寺零 at 2007年05月02日 00:42
岩明均「ヒストリエ」の主人公エウメネスの母親に一票。勇猛なスキタイの女戦士で敵を倒し続けるが、幼い子を人質に取られ、抵抗もせず切り刻まれていく。
Posted by bemybaby at 2010年05月21日 12:48
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