メシマズ人間、または味覚オンチ人間の実家を調査すると、その実母もメシマズ人間だったり味覚破壊状態であったりするケースが見られる(変種として、父の好みが極端な甘味好き・しょっぱ好き・激辛/激薄味好きのため、それに合わせるため家の味が歪になったパターンもある)。
いわゆる、「お袋の味」が許容範囲外で、それが家庭料理のスタンダードだと思って今日まで過ごした…というわけだ。
このように、親の料理が子に報いたり、妻の料理が子の味覚に悪影響を与えたりすることは、誰言うともなく「メシマズスパイラル」と呼ばれている。
本人が「自分の親の料理は、スタンダードから見て明らかにヤバい」と認識している場合、螺旋の切断は決して難しくない。
事実、メシウマさん(勿論男女問わず)の中には、給食や外食、家庭科の授業、他の家や友人・恋人の作る食事を通じてその事実を認識し、反面教師としてセオリーを身につけたという人も少なくないのだ。
妻がメシマズだった場合も、現代の子供は「外の味」に触れる機会が多いので、スタンダードな許容範囲=「うちの飯は不味いようだ」ということを早くから察知しているのがほとんどのようだ(そして母に気を使ったりしているのが傍から見て非常に不憫であるが)。
とはいえ、あくまでも「本人が自覚してくれた場合」である。
そうでない場合、指摘するのは非常に気まずく、難しい。
相手の生環境、生育歴、実家の食文化と義母の日々の家事労働を否定することになりかねないからだ。
明らかな調理法の間違いだけでなく、地域での特有の食習慣による場合も多いが、その辺は夫婦の間で率直にすり合わせるしかないし、遠慮なくすり合わせればいいだろう(ただしあくまで相手の習慣を否定はしないように)。
(地域で習慣が大きく異なる例
:ところてんには酢醤油か黒蜜か
味噌汁は赤みそか白みそか/味噌や醤油の種類…など)
要は、「実家の飯や習慣に口を出す」のではなく、「自分達夫婦の食卓をどうしたいか」を話し合えばいい。文字にすると簡単だが、実際にはしばしば「キレセンサー」に触れてしまいがちなデリケートな領域なので大変だ。
この話題は、相手の気質によってはしばしば壮絶な逆ギレや喧嘩に繋がることも珍しくない。
メシマズスレ用語で言う「ギャクギレーゼ」とスパイラルがリンクする症例は多い。
【ギャクギレーゼ】
料理レシピ本を所持するが読むのが面倒ゆえ写真を見て見栄えのみ飾ることに熱中
味について指摘されると「努力を認めてくれない」「一生懸命やったのに」と
逆ギレして旦那のデリカシーがないと責任を転嫁して怒り出す。
「作る自分への愛」はあるものの「食べる人への愛」をないがしろにするのが特徴
(メシマズスレテンプレより)
また、味の薄い濃いとか、食材選択について「こうしてほしい」「こういう方が俺は好きなので少し●●にしてくれないか」という控えめな申し出であっても、それが結婚後しばらく経ってからだったりするとまたヤバい。
「どうして今頃言うのよ!」「じゃあ今までずっと我慢してたんだ〜へぇ〜」とヘソを曲げられることが多いからだ。ゆえに「嫁は熱いうちに打て」という格言も生まれている。
(注:このスレでは妻が積極的に料理を分担することが多いので「嫁」という表現になっているが、決して「料理は女性がやるもの」と決め付けたり縛り付けたりしているわけではなく、要するに夫婦・家庭内の食習慣や味についての折衝全体を指していると思っていただきたい)
逆ギレの対象が家庭内で収まればまだいいのだが、彼ら・彼女らの場合は往々にして「嫉妬」に発展することがあり、これが始末に負えない。
よくあるのが、友人・ご近所などの「他の奥さん」の料理を褒める行為に激しくキレるという例。
普段あまり喜んでくれている風ではない、モリモリ食べてくれないという負い目があるからなのだろうが、食べたその場で
「すごく美味しいですよ」と相手に言ったり、明らかに家では見せないテンションで旨そうに食べておかわりしたり。まして家に帰ってから「アレ美味しかったなあ〜」と反芻するように言ったり(=お世辞ではない)した日には、嫉妬系メシマズ人間は激怒するのだ。「美味いものを美味いといえないこんな世の中じゃ」状態である。
ヤバいことに、この嫉妬の対象はしばしば家庭内(嫁のみならず血縁のある家族)にも発生する。
メシマズ母が、メシウマの娘や姉妹に嫉妬したり、小学生の息子が学校で習ってきて作ったホットケーキが自分より美味いことに嫉妬するという症例も報告されている。まこと恐ろしいことだ。
【旦那のヘタレが】嫁のメシがまずい 36皿【メシマズ加速】 より
172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:44:57
GWに嫁を里帰りさせたんだが、予定より1日早く帰ってきた。
実家よりこっちの方がいい、実家に帰るのはもう嫌だと。
実家はかなり殺伐としたもんだったそうだ。
もともと義母はメシマズらしいが(食った事ない)バージョンアップしていたらしい。
生魚を切った後の包丁でカットした野菜サラダを今年1月が賞味期限のドレッシングで食べさせらたり
頭が付いたままのアナゴ料理とか、前日の味噌汁が混ざった出汁のうどんとか
滞在中のメニュー全部聞いたわけでないが、かなりヤバイ食卓だったみたいだ。
我慢できずに、何度か嫁(メシウマ)が作ったそうだが
お義父さんがあんまり「おいしい、おいしい」と連発して食べたそうで
義母がキレたらしい。「自分にそんなこと言ったことがない!」とかなんとかで。
嫁に言わせれば「あの料理に文句付けず無言で食べる父に感謝こそすれ…」とのことだが。
挙句に嫁のメシにアレルギーのある食材を混ぜて出して、意趣返ししたらしい。
嫁は顔にジンマシンの出たまま、帰ってきた。
それにもお義父さんは怒ったらしく
義母のメシマズ(それだけでもないが)で義両親が離婚しそうだ。
おまえらは、こうなる前になんとかしろよ。
自分も不幸だし、子も不幸にするぞ。
でも嫁、母の日にとカーネーション送ってたが。
(送らないと後で大変、と)
173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:47:41
ひでーな・・・白雪姫の母親も真っ青だ。
わざわざアレルゲン食わせるか・・・
174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:52:04
>>173
>>172の義母=>>172嫁の実母だよな?
マジかよそれ・・・
175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:52:48
前スレ494の嫁の将来の姿を見た気がした。
176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:03:16
>>175
子供のつくったホットケーキに嫉妬したやつだっけ?
俺もそれ思い出した
177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:17:50
>>176
それ。>>172義母みたいになる位なら
もう作らない宣言したのを放置した方が幸せかもな。
178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:21:40
なんかさ。
ギャクギレーゼな嫁たちって、>>172の嫁母になるような潜在的要素を全員持ってないか?
179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:34:36
>>172
その義母自己愛入ってない?
絶対精神科医に診せた方がいいって
180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:41:24
それもそうだが、大体嫁母って何歳なのよ?
嫁いだ娘に変なライバル意識持たれてもなぁ、、、。
181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:41:29
「夫が自分の料理は褒めないのに、嫁に行った娘の料理は褒める。」
これに対して嫉妬したり拗ねたり不貞腐れたりするのは、百歩譲って理解できんでもない。
だが自分の娘のアレルゲン食材をわざと使うとは、頭がおかしいとしかいいようがない。
加齢による痴呆によって感情に抑制がきかないというのなら、まだ治療のしようもあるが、
自己愛性人格障害なら、精神科に診せたところで治療法などないから、どうしようもないな。
182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:42:17
メンヘル認定厨ウザス
長年夫婦やってて、いきなり手のひら返したような父親も悪いだろ。
183 :172:2007/05/13(日) 00:45:14
もちろん嫁実母。
いいお義母さんな時もあるが、思い込みが激しく自己評価が高い方とお見受けしている。
基本的に悪い方ではないとは思っているが…。
嫁から聞いた様々なエピから、>>179の言う通り自己愛入ってるかもな。
今回のことは自分も絶句。
あと、このスレ的にはちょっと上にあるような古い油の使いまわしや、賞味期限の切れた調味料
なんかの使用は当たり前で
ナマモノなんかでも明らかにやばいものを強要はよくあったらしい。
その点嫁もメシウマながら賞味期限にルーズだった。期限切れのジャムとか「平気よ!」と出してた
繰り返し嫌な顔をしたので、今は古いものはキッパリ捨てている。
なので本人も、久々に実家に帰って、賞味期限切れの物を出されることの不快さを感じたらしい。
189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:53:53
メシマズ擁護っていうか…
メシマズ以前じゃないか嫁母。
190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:54:22
うちの嫁もアレルギー食材の食事に混ぜられて
呼吸困難起こして救急車で運ばれたよ。
>>172の嫁は自力で帰ってこれて不幸中の幸いだ
「好き嫌いは良くないわ!治してあげる」と
張り切ってやったのは俺の母親だけどな。
191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:55:53
>>190
ヘタしたら殺人未遂じゃないのかそれ・・
192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:56:31
>>190
おまっ・・・それ・・・・
よく離婚されなかったな・・・
ここまでやるか……
年寄りとか食物アレルギーに無理解で「偏食」と批判する人間は、平気で「死ぬわけじゃなし」とか言うからなぁ〜。死ぬんだってば…
メシマズスレのまとめサイトにも、理不尽逆切れ嫁のエピソードが登場する。こちらはちと後味が悪いんだが…
・フルコース夫婦
・フルコース夫婦その後
母はなんでも作るが、素材のよさを無視して調理するタイプ。作ってるそばでオレが「あ〜あぁ・・・」なんて言おうモノなら「へばおめつぐれ!」で、結局オレが調理するハメに。
家内は結婚した当初は薄味すぎで、「ダシ」っつう概念が欠落してるタイプだった。
結局オレが作るのが一番ウマイことが多いんだよなぁ。
インスタントのほうが美味いので、そっちばっか食ってましたよ。
ただ、父も母も料理人なんで、一緒に居るときはちゃんと美味しいものがでてきましたけどね。
そのせいか、今でも好きなものはインスタントからの派生での洋食系。刺身なんぞ食えたもんじゃねぇという偏食になりましたね・・・
最近は徐々に矯正してきてますが、両親がほとんどいない幼少時はインスタントが命綱でしたよ(T_T)
お話を伺ってると確かに、engさんの好みの味はengさんが作るのが一番早そうではありますね。
庄内に来て思うのは、あれこれ弄り回すよりも素材の味をストレートに楽しむ料理法が多いなあということです。甘味がくどいのも(うちだけかもしれないけど)好まれないようで。
そんで、ダシを効かせて(あるいは材料から出るダシを利用し)薄味というのが多いなあと。
薄味の料理はダシが効いてないときついですよね;水臭い感じになってしまう。
>>しろさん
しろさんちは、お母さんが受け継がない方向だったんですね。一般的にはやっぱ洋食とかは苦手な人が多かったんじゃないですかね、祖父祖母世代は。
私が小さい頃、ママーのナポリタンとかマルシンハンバーグ、たまに食べてました。あの頃は、近くの店でパスタあんまり売ってなかったし、今より高かったように思います…
マルシンハンバーグは、普通に家で作ったハンバーグの方がずっと美味しいけど、時々思い出すと食べたくなるんだなあ…
旨い不味いは別として、やっぱり食べ物って郷愁なんですよね。
きっとしろさんのお祖母さんお祖父さんも、作り方がよくワカラン中でしろさんが喜びそうなものをと思って出してくれたんでしょうね。
母方の祖母の家によく泊まりに行きましたが、思い起こせばやっぱり洋食系の食事はなかったなあ。いつも遊びに行くと奮発してまぐろの刺身を出してくれた者です。
あとはおひたしとか煮物とか比較的地味でしたけど、農家ですから野菜が採りたてで、ガスで炊いたお米も美味しいし、ミソも梅干しはお手製だし、もうそれだけで十分でした。