これ以上内容をストレートに語る書名はそうそうないだろう!
まあ簡潔に説明すると、例の手塚絵や本宮絵であちこちの雑誌に書かれた短編・中編マンガを、ここ7年分くらい集めてきて一冊の本にしたもの。少年誌仕立ての表紙が楽しい。
内容はといえば、いつもの「サイテー下ネタ」。当然だけど。
特に表紙裏のオマケマンガがよろしい。
新ネタになるのかな?あの「困ったちゃん巨匠」の画風までもモノにしつつあるようだ。
ま、「時間は夢を裏切ることも往々にしてあるけど、田中圭一は期待を裏切らない」ってことで一つ!
ところで、「闘え!ハンラ・ウーマン」を読んでいて思ったんだけども…
ハンラ・ウーマンは、胸とアソコが丸出しなんだけど…
こういうのも「半裸」のカテゴリ内なんだろうか。素朴な疑問。
エロギャグヒーローでありながらも、ヒロインが開き直ったりせず、ことごとくいちいち恥じらいの表情を見せるところに、田中圭一の男心をわきまえた下ネタ精神に感服する次第であります。
「神罰」の帯文の洒落っぷり(手塚るみ子氏も愉快な人ですな)のおかげで、田中圭一ファンになりました。男女の局部が、そのままメインキャラとなった怪作もあったなぁ。
明日のお買い物は、マリリン・マンソンのニューアルバムと、「田中圭一マガジン」に決まりです♪
>ヒロインが開き直ったりせず、ことごとくいちいち恥じらいの表情を見せるところに、田中圭一の男心をわきまえた下ネタ精神
「ハンラ・ウーマン」は、比較的田中圭一本来の絵柄が出てましたよね。奥付に詳細な初出年が書かれていなかったんですが。
田中マンガでは、さゆり先生とかあんちょとか春川専務のように「全然恥らわない」女性キャラが多いので確かに今見ると新鮮かも。
「局部を晒して闘うヒロイン」はけっこう仮面があるわけですが…と思い出しかけて、
「あっそうか!けっこう仮面は顔隠してたもんね!そこがでかいんだよな!」と納得しました。
>>ネコトシさん
こんなサイテー漫画のレビューにレスを付けてくださるお友達が複数いることに歓喜の涙を禁じえない今日この頃でございます。
で、「グリンゴ2002」は収録されておりませぬ。
>「神罰」の表紙
おそらく田中圭一作品…というか、パロディギャグマンガの中で、あれを凌駕する不謹慎&アッパレな装丁は今後も現れないのではないでしょうか。書籍の帯は捨てる派なのですが、あれだけは捨てられませんw