2007年06月30日

レフトアンドライトWEBサイト

しろさんのmixi日記に導かれて読んだ記事。
J-CAST内で連載している横澤彪のコラムなんだが、これは確かにあまりにも内容がひどい。
「メントレG」に出演中の国分太一について、そのキャラクターを評価しながらも、こんな暴論を述べている。

「 国分太一くん、箸は右手で持とうよ」(J-CAST テレビウォッチ)

ただ一つ残念なのが、食べるときに左手で箸を使うことだ。箸は右手で持つもの。そういう躾をきっちり受けてきたオレのような世代の者には、左手で食べるのはすごく違和感があるんだよな。

国分太一は、メントレGのほかにも、「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!」というグルメコーナーやチキンラーメンのコマーシャルにも出ているけど、やっぱり左手で箸を使っているのはいただけない。今からでも遅くないから、箸は右手で持とうよ。

これからもっと伸びていくキャラだと思っているので、期待しているんだけどなぁ。

左手は ケツを拭く手だ 箸持つな


(°Д°)ハァ?

戦前・戦中世代生まれの中には、「左利きは幼児のうちに矯正すべきもの、そうしなければその子が可哀想」というような禁忌感を未だに根強く持っている人が少なくないのは事実で、事実横澤氏もその一人なのだろう。
その感覚の根源は、昔左利きはただ少数であるという理由だけで「一種の障害」と見なされていたとんでもない誤解が幅を利かせていたからだという。
確かに、日常生活の道具、特に日本の道具は右利きであることを前提にデザインされたものが少なくないため、右利きに矯正することで得る実利が存在することは否めない。
(例えばお茶を入れるにしても、取っ手が注ぎ口の間逆にある西洋のティーポットは、左手で入れる場合にさほど支障はないが、注ぎ口からみて直角・左90度の位置に持ち手のあるタイプの急須は明らかに右手のためのもので、左手で入れるのはなかなかしんどい。また、出刃などの片刃の包丁も同様である)

箸は右手で持つもの。そういう躾をきっちり受けてきたオレのような世代の者


という横澤氏の文章の中には、
「左利き矯正=正しい躾」
「矯正しない=躾がなってない」

という前時代的で根拠のない先入観が明らかに見える。

しかし現在では、利き手を無理に矯正することはかえって発育上望ましくないという説が支持されつつある。

wikipedia「左利き」項目より

日本においても未だに矯正のもたらす悪影響が認知されていないことと、特に高齢者や地方在住者を中心に左利きに対する偏見を持つ者が多いため、強引な矯正が行われる事がある。一部には我が子をクリエイティブな能力のある子供に育てようと、右利きの子供を左利きにしようとする矯正の例もあるが、同様に悪影響があるため全く薦められない。

全矯正経験者4名のうち3名は「とっさに右と左がわからなくなり混乱する」と報告しているが、このような報告は左利きを矯正しなかった者3名にはみられなかった。左右の混乱は空間認知能力や言語理解能力だけの問題ではなく、脳のいろいろな機能が複雑に絡み、左右の区別と別のシンボリックな表現(例:言葉)とをマッチさせることができないため混乱が起きるのではないかと示唆している。なお、矯正の後遺症として、うつ病、鏡文字、発達障害、不安障害などの症状がある[要出典]。

そもそも根本的な問題として小さいときなら利き腕の矯正が容易と言うが科学的に検証された説ではない。これは幼少時はまだ利き腕が定まっていないとの前提であるが、矯正しようとする=すでに左を多用しているわけで、この段階で利き手は明確に定まっている。利き手は箸や筆の持ち方とは全く異なることを理解しなければならない。幼少期の矯正が多いのは適切な時期だからではなく、親の力が強い時期だからにすぎない。また大人になると矯正が不可能になるということもない。大人になってから矯正した例は多数ある。時期を問わず矯正は可能である。ただし、前述の通り矯正には諸々の悪影響が出るとされるため全く勧められない。


検索で見つけた「左利きの小ネタ」というサイトがたいそう面白く、また、決して断定的な書き方はしていないけれど、同サイト内で矯正について述べられたページも大変参考になった。


また、ページ内で「『矯正』という言葉を用いること」の是非についても、このように言及されている。

利き手は「直すべき癖や習慣」ではないわけで、本当は矯正という言葉は不適当なのですが、
Web上では、そこに書かれている文字を検索するサーチエンジンによって目的のページが見つけられるわけで、
ページ上の単語を「矯正」→「強制」などに安易に置き換えてしまうと、

もしも「我が子の左利きを右利きにしたい親」が、
「左利き 矯正」
などでWeb検索してもそのページは見つけてもらえなくなります。

我が子の左利きを「矯正」させたがる親が、「左利き 強制」などの検索語でWeb検索するでしょうか。
「強制」で検索する人は、それが「強制」だとすでに分かっている人なのです。

つまり、
矯正ではなくそれは強制なのですよ、と「矯正」させたい親にメッセージを送りたい(検索して見つけてもらいたい)なら、「矯正」という文字をページに書かなければならないのです。
安易に「強制」などの言葉に言い換えるのは、自己満足だと思っています。


左利き右利き論に限らず、webで文章を書く上で(検索避けタグを付けるのでもない限り)非常に考えさせられる内容であり、感じ入ってしまった。

さて、話をこのコラムに戻すと、当然ながら最期のヘンな川柳みたいな一句が読むものの不愉快感をかき立てるわけで。

左手は ケツを拭く手だ 箸持つな


まー呆れてものも言えないとはこのことで。
「左手は不浄の手なので、用を足した後は左手で拭いたり洗ったりする」という概念が、イスラム教及びヒンドゥー教徒のものであることはよく知られている(握手なども左手では行わない)。特にインドではカレーなどの食事に匙を使わず手で直接触れて食べるので有名かもしれない。
しかし、両教信者が少ない日本でその左手不浄論を持ち出してまで左利きを責めるのは全くお門違いである。
「そういう特定民族の宗教観を持ち出したのではない」と言うかもしれないが、そもそも日本には左手右手のどっちが不浄という概念自体がない。
第一、「用を足した後に拭くほうの手で箸を持つな」というのであれば、右手で拭く習慣のある私は左手で持たなければならないということになるのだが(というかみんな左で拭くんでしょうか…普通こんなことって話題にしないからなあ…)。
それに、日本の作法にはよく「左手を添える」という動作が付加されることが多いのだけど、その説明もつかない。

大体これを言い出すのであれば、「ケツを拭く手に婚約指輪や結婚指輪をはめるのもおかしい」ということになるので全くのナンセンスである。(結婚指輪を左にはめるのは、古代ギリシアにおいて左手薬指が心臓と直接繋がる神聖な指と考えられていたからであって、これを例に取るまでもなく、文化による不浄・神聖の概念を持ち込むこと自体意味がないのだ思う。)

(この文章、ブログシステムの緊急メンテのためにアップが遅くなってしまったのだが、書き終えた後にちょうど国分氏の出演する「ゴチバトル」が放映されていた。もしかして話題にしておいてテコ入れしようという腹だったわけでもあるまいが…)

妄言に取り合うのはこの位にするとして、どうせテレビの食事シークエンスに物申すのであればこのような的外れの個人攻撃ではなく、ジサマの繰言を書くのなら書くで、「汚い食べ方がまかり通っている」ことのほうに焦点をあわせて欲しいものだ。

私は、食べている人が箸やスプーンを右で持とうが左で持とうが、「ほほう、そっちが利き手なんだ」という感想以上のものは持たない(国分太一が左利きなのも、仲間由紀恵と並んでチキンラーメンを食べているCMで始めて気付いた)が、公共の電波にわざわざ以下のものを載せるのはカンベンして欲しいと思う。

・握り箸レベルのダメな箸やスプーンの持ち方をする
・必要以上にクチャクチャ音を立てる
・口の中のものを飲み込まずに喋って中が見えたり、食べ物が飛び散る
・肘をついたまま食べる
・犬食い、姿勢が悪い
・ラーメンやそばをすすれずにモソモソ食べる、逆に女性が1本ずつすする(上品なつもりなんだろうか?)


実は国分氏も数年前までは「箸の使い方がヘタ、食べ方が汚い」と視聴者から批判されていたのだが、「鉄腕DASH」の企画の中で持ち方矯正トレーニングを受けて改善され、それ以降はクレームが激減したという。
また、映画の中で落語家の役作りをするために右利きで扇子や箸を持つトレーニングにも励んだとのことで、努力家なんだろうなと思う。

実際には、TVを見て些細なことにクレームをつけてくるのはやはり年配の人が多いこともあるらしい。前掲の「左利きの小ネタ」サイト管理人さんのブログより。

「国分太一くん、箸は右手で持とうよ」by横澤彪(ひでゆきの小ネタ部屋・別館)

そんなことを考えていた矢先の今回のWebコラムですが、このような年配者の発言は今でもけっこうあって、以前書いた「読売新聞「人生案内」に左利き矯正の相談」に出てくるような、「孫の左利きをなじる祖父母」という状況の家庭もまだ実在していたりします。このような世代の人がテレビ局に「食番組で左で箸を使う人が見苦しい」と投書することも実際にあるようです。

というわけで、うちのサイトも「普通にメディア上で左手を使っている著名な左利きの人を大量に見せる」「それが当たり前の状態であることを把握してもらう」ことを目的として長いこと(10年…)やってきているのですが、横澤氏のような人の考えが変わるのはなかなか大変かもしれません。


上の文章は、長年左利きとして生活し、またさまざまな情報を長年集めて提供されてきた方だけに、記事に対して激昂するわけでもなく静かな反応を見せているのが印象的だった。



去年までPC操作の講師を勤めていたのだが、恥ずかしながら3年目くらいまで、左利きの受講者について全く考えが及んでいなかった。
ようやく気付いたのはとある会場で、非常にマウスの操作がしづらそうな受講者がいたからだった。
私の担当する講座はシルバー世代向け、それも電源のONから始まる本当に初心者を対象にしたものなので、1日目2日目あたりまではマウスの操作がおぼつかないのはごく普通のこと。正直あまり気にかけていなかった。アシスタントとともに机間を回りながら、持ち方やクリック・ダブルクリックの仕方を一人一人に手ほどきしていくわけなのだが、その方とお話しながら指導をしていたら、「左利きだ」ということが分かり、対処をせずに1日目を過ごさせてしまったことにひどく後悔した。
コントロールパネルから早速左利き用の設定をしたものの、説明する上で「右ボタン」「左クリック」という用語を多用するため、初心者なこともあって逆に混乱してしまうので右手操作で慣れることにする…とご本人が決められ、右手操作で講座を進めることになった。
幸いにも、湾曲のないタイプのマウスだったので4日目には他の人と変わらず操作できるようになっていたが、この経験を踏まえて、次の講座からは最初に必ず左利きの方、左でマウスを操作したいという方がいるかどうかを確かめてから内容に入るように心がけた。
二人1テーブルで着席してもらうため、左利きの人が右側に座って左でマウスを操作すると、お二人のマウスがぶつかってしまうことがあるので、席を変わってもらう必要も出てくるからだ。
(Windowsでは、早期のバージョンからマウスのプロパティで左利き対応できるようになっているが、これはビル・ゲイツが左利きだからと言われているようだ)


小学生の頃、左利き(というか両利き)に憧れて、字や絵を書く練習を試みたことがあるがこれが難しくて挫折してしまった。
ピアノを長年やっているため、左手がよく動く部類だったので多少自信はあったのだが全然勝手の違うものだと痛感した。
両利きに憧れた理由は、「普段使わない部分の脳を活性化できるかもしれない」+「右向きの人物の顔を左向きと同じ程度に描けるようになりたい(右利きの人間は左向きの顔は描きやすいが、右向きの顔をバランスをくずさず描くのが難しい。ちゃんと描けたつもりでも、裏から透かすとたいて悲惨である)」ということだった。


人様の食べ方にケチをつけた後でナンだが、実は恥ずかしながら未だに箸の持ち方を矯正できないままここまで来てしまった。
ふと気が付くと正しい持ち方に持ち直すのだが、気を抜いているとペン持ちになってしまう。
このページの「4b」に最も近いタイプ)
一緒に食事をした方に少なからずイヤな思いをさせていたらすいません;


posted by 大道寺零(管理人) at 03:04 | Comment(9) | TrackBack(0) | WEBサイト
この記事へのコメント
左利きねぇ
俺の周囲にも結構いたから別に気にならなかったが…こんな風に言われていたのか…

なんつー偏見だろうか

左利きに偏見はないが、以前NHKで新撰組を見ていたらオダギリジョーが右手で刀を持っていた
斉藤一は左利きだろう!と物申したかった…

いじょ
Posted by 星野 渡 at 2007年06月30日 08:59
拾ってもらった上に詳しく検証していただきましてありがとうございます。正直、あの記事にはうんざりしまして・・・その方、コメントもほったらかしでしたしね。本気で最悪です。

俺も箸の使い方が悪いので、注意されるんですが直りません。本気で取り組まないとなおらないんでしょうがなかなかですね(^^;
俺も国分氏を見習ってちょっと頑張ってみようと思います。
Posted by しろ at 2007年06月30日 10:57
へんだなぁ・・・コメントが記載された記録はあるのに表示ができない・・・
Posted by しろ at 2007年06月30日 13:45
 私は左利きです。
私も咄嗟に左右の区別が付かないです。その時は心臓をたたいて「こっちが左」と確認してます。
 矯正を強制された覚えはないのですが、中学に上がるまでは毛筆は右手で習ってました。
漢字の書き順は右手でなぞった方が覚えやすかったです。
 印度カレー屋さんで左手にちぎったナンをつかんでいるのはマナー違反かしらと考えますが夢中で食べるウチに忘れてしまいます。

 ハサミだけは右手で使います。ハサミは左利き用、右利き用、右利き用を左手で使っていた人用に分かれるらしいですね。
万年筆が使えないのがちょっと残念。
Posted by ふらここ at 2007年06月30日 14:13
>>渡くん

60代↑あたりの人とかには「右持ちに矯正するのが当たり前」と思ってる人がいるみたいですけどね〜。今現役世代が真顔で同じことを言えばこういう総スカンな反応があるということですね、ハイ。

>>斎藤一

彼が左利きだということは、もともと子母沢寛の新撰組小説で最初に用いられた設定で創作上のものです。史実としては左利き・右利き両方の説があるようです(左利きではなかったor刀は左では持たなかった説が濃厚とか。当時の絵姿でも刀は左に差していますので右手で持っていた説が有力とされています)。
しかし、基本的に日本の剣術では右利き左利きの別はなく、左に剣を差して右で抜いて使うのが全ての流派の基本となっており、左手で刀を持って斬るのは、いかにも斎藤一の我流の剣士というカッコよさを際立たせますが、実際にはリアルとはいえません(日本刀が片刃であることも考えると)。
映画「壬生義士伝」などでは斎藤一が右に剣を差していましたが、これは当時の武士の基本作法(というか服装の基本)としてありえないことなんですね。
武士の建前は、いついかなる時でも集団での戦闘に備える修練をすることで、一人だけ左で剣を持つと見方の邪魔になりますし、進軍や整列の際も鍔がぶつかって具合がよくありません。
また、普段往来を歩くときも他の武士の刀と鍔がぶつかった場合には即座に決闘になる可能性が高いため、時代考証的に批判されているようです。
剣術の素養などの武家の躾の中で、この当時は左利きに生まれても基本作法として厳しく矯正された時代でした。このような考え方が年配の人の中にまだ根付いているのでしょうね。

大河ドラマ「新撰組!」において、三谷幸喜は徹底的に設定をリアルなものに洗いなおしました。例えば池田屋事件でも、演劇や映画などでは、大階段からの立ち回り+転落が見せ場として用いられましたが実際にはそのような大きな階段はなかったそうです。それを踏まえ、かつ当時の様子に近い図面を手に入れて史実に近いセットを作ったり、実際の隊員に近い年齢の若い役者を起用しました。恐らく斎藤一が左で刀を持つ設定にしなかったのも、「従来の新撰組もののお約束」に盲従せずに史実に近づけようとした試みの一環だと思われます。
ですからあのオダギリジョーの斎藤一は十分に「アリ」なのですよ。

>しろさん

多分、原稿を担当の人にファックスとかメールで送るだけで、自分でタイプしたり、コメントを見たりしてないんじゃないでしょうかね?
あれだけ反論コメントが出たあとでしゃあしゃあと全然関係ない記事をアップしていたのには呆れましたねえ。
この人、今は女子大の教壇に立っているそうですが、生徒さんの中にも左利きの人がいるはず。そこまでは考えなかったんでしょうね。
私も、この年になって完璧に矯正するのは難しいですが、はっと気付いて持ち直す瞬間を増やさなければなりませんね…;

どうもブログシステムの調子が悪く、メンテ後に投稿したエントリーやいただいたコメントが表示されづらいみたいです。しばらくすれば直ると思うんですが…
お預かりしたコメントはちゃんと生きておりますのでご心配なく。

>>ふらここさん

ふらここさんは左利きでしたか。やはり「とっさにどっちだかわからなくなる」ことはあるのですねー…
漢字の筆順や、美しいと一般に感じられる字の形って、すべて右利き準拠なんですよねえ;

>インドカレー屋

まあこちらはヒンドゥー教徒でもイスラム教徒でもないのできっと多めに見てくれていると思いますよ。

そうか〜、万年筆も左利きの方には不便なのですね…やはり実際にお話を伺わないとわからないことが多いものです。
Posted by 大道寺零 at 2007年06月30日 16:58
元左利きです。記憶は無いのですが。
オフクロ曰く初めて鉛筆を持ったのは左だったそうで。

私も時折左右の区別が付かなくなることがあります。
これが原因で起きたトラブルは数知れずorz
(Wikiで紹介されてた後遺症の大半があたってます)
Posted by 橘みづき at 2007年06月30日 21:02
>>橘みづきさん

みづきさんも左利きだったんですか〜。
自分でも覚えていないうちに右利きにシフトした人もいることを考えると、思った以上にいらっしゃるものですね。
恥ずかしながらこれまで、右への矯正にこのようなリスクの可能性が伴うとは知りませんでした。今後は軽々しく「小さいうちに直した方がいいんじゃない?」なんて言葉は絶対に吐けませんね…
Posted by 大道寺零 at 2007年06月30日 21:52
私の場合は足が左利きなんです。

小学校時代、走り高跳びの時にどうしても飛べずに棒の前で立ち止まっていたら、先生に指摘され、皆と反対側からスタートしてみると、普通に飛べたのでわかりました。

学校でやるダンスもたいていは右から始まるので苦手。
ただでさえ運動神経がないのに(涙

左利きの足で一番大変なのは自転車の乗り降り。
スタンドのロックのついている方に降りようとすると転びそうになるので、一旦、反対側に降りてからもう一度自転車をまたいでロックをかけます。車道側に降りてしまうのも狭い道では危険だし。

もちろん利き手が逆の苦労とは比べ物になりませんが。

ただ利き足は手ほど意識しない分、左利きだと知らないでいる人も多いのでは?と思います。
知ったところで直しようもないのですが、今まで上手くできなかった動作の理由がわかって少しはスッキリするかもしれません。
Posted by 文月奈緒子 at 2007年07月01日 17:06
>>文月さん

「利き足」という言葉は確かに聞いたことがありますね。そこに着目した先生はなかなか素晴らしいですね!

検索したら「利き足テスト」というのが出てきました。

・調査項目:

1.サッカーボールを蹴る
2.缶を踏みつける
3.ゴルフボールを迷路に沿って転がす
4.砂に足で文字を書く
5.砂地をならす
6.小石を足で並べる
7.足先に棒を立てる
8.ゴルフボールを円に沿って転がす
9.片足跳びをできるだけ速くする
10.できるだけ高く足を蹴上げる
11.足先でこつこつリズムをとる

・採点:

左足を用いる場合:3点
右足の場合:1点
両方の場合:2点

22点より多ければ左利き足傾向、
少なければ右利き足傾向だそうです。

テストすると私は断然利き足は右のようですが、自転車に乗ってとっさに足を付くのは左かなあ…
足の場合、利き足だけでなく「軸足」の働きも重要ですからね…私は軸足をついてバランスを取ろうとしているのかな?
Posted by 大道寺零 at 2007年07月02日 17:13
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