今我が家では定期購読している漫画雑誌はなく、ましてチャンピオンは何年も読んでないので不思議だったが、「水島新司画業50周年記念特大号」なので、色々な漫画家や著名人がイラスト・コメントなどを寄せており、ソレが面白そうだったので買ってきてくれたのだった。
＜カラーページ＞
・デビュー〜現在に至るまでの作品リストや主要作品の簡単な紹介
・現在連載中の作家陣による祝福コメントつきイラスト（キャラクターが全員ハッパをくわえている）
・漫画業界以外からの祝辞
＜単色ページ＞
・御大作家や他誌作家からの１ページイラストコメント
まあ見ていて面白いのは単色ページの企画（自分の画風でムリヤリ描いたキャラを見るのが楽しい）で、以下のメンツが参加している。
（掲載順）
・秋元治
・あだち充
・井上雄彦
・影丸穣也
・かわぐちかいじ
・川崎のぼる
・川原正敏
・北見けんいち
・さだやす圭
・さいとう・たかを
・高橋ヒロシ
・高橋陽一
・高橋留美子
・寺島裕二
・ハロルド作石
・藤子不二雄Ａ
・三田紀房
・満田拓也
・本宮ひろ志
・森川ジョージ
・矢口高雄
・若杉公徳
他にもコメントのみの漫画家いろいろ（当時チャンピオンで連載していた作家中心に）。
井上雄彦は似せるのもウマい…
花道がキャラクター造形的に岩鬼との共通点が多いことはもう何百人もの人が言ってきたことだが、そうしてみると流川は「かっこいい殿馬」なのだろうか…
あとこれはクラウザーさん好きな人に。
さだやす圭のイラストは、「孫六対山田」というドリームマッチの場面。プロフィールに「『なんと孫六』を細々と長々と連載中」と記載。全くその通りだけど、いいのか。他誌の作家なのにそんな率直な物言い。
他の漫画家の絵が気になる方、確認は来週水曜日までにどうぞ。
私の中で漫画家としての水島新司は「ストッパー」までで終わってしまった存在だけど、やっぱりドカベンとか野球狂は今読んでも面白いんだよなあ。まあとりあえず元気で何より…と言いたいところなんだが、この人は真顔で
「俺が６０過ぎでも野球できてるんだからあぶさんもまだまだ現役でイケるさ」
とことあるごとに豪語していることを考えると、年齢なりの衰えが訪れるのも悪いことばかりではないかもしれない…
絶対古稀までやる気まんまんっぽいし…
久々に読んだチャンピオンには…なんか知らんけどスラムダンクの絵柄そっくりのマンガが二本も載っていた。
そして倉島圭は少年誌では不謹慎度が発揮できずに今ひとつなんじゃないかと思った。
そうだ！ 水島！ 格闘マンガに戻って来い！（うそ）
あのマイルドな毒加減がほどよく、初見の方でもとっつきやすいのでアリかなと思ってます。てゆか当店にてただいまプッシュ中。
ネタのクドさや濃さで展開出来ない分、それぞれのキャラがちょこちょこいい味出せるようになってきてますしね。
え？
水島新司？
いやまぁ…、ほら、うちは特殊な書店だから客層が普通とは違うわけだしゴニョゴニョ…
>板垣恵介の「とっとと野球編を終わらせて柔道編に戻るべき」とゆー意味のコメント
私もあのコメントには「その発想はなかったわ」と目から鱗でした。っていうか多分日本で一人ですよねそういうコメント書ける人は。
「山田VS刃牙」とか「幽鬼鉄山（あるいは牙くん）VS勇次郎」とか、そーゆードリームマッチが…からめるのだろうか…
まあ実際には柔道に戻ってくるどころか、柔道時代のライバルがみなぞろプロ野球に来ちゃってるわけですけれども…
そしてあれですね、きっと最後のほう、貴方様は「水島」「帰って来い」と言いたかっただけではないかとお察ししますが、いいの、いいのよ。ひげさんの好きなようにして。
>>酋長さま
>てゆか当店にてただいまプッシュ中。
倉島圭をプッシュする本屋…なんというか流石すぎです。
私はやっぱり「メグミックス」のあの最低にアバズレなめぐみさんが大好きなもので、どうしても「２４のひとみ」に物足りなさを感じてしまうんですよねえ。でも確かにマンガとして上手くなってる気はします。