2007年08月17日

過剰反応日記

中学・高校と男子の制服は学ランだった。
いまや制服はブレザーが支配的で、学ランの高校は絶滅危惧種となりつつある。
着用する男子にしてみれば窮屈だし暑いしで面倒くさい服かもしれないが、単に鑑賞する側の趣味からすれば学ラン男子というのはなんとも言えず好ましいものがある。
また、母校高校の応援団も、盛岡一高のような破れ衣装の純正バンカラではなかったけれど、「長ランにゲタ」という、県内にあってはバンカラ気風で知られたもので、独特の貫禄と圧倒的な雰囲気・美学があり、豪快な身のこなしが学校の自慢だった。
そんな学ラン愛好家の私にとってはことさら許しがたいと思う一件。

甲子園で学ラン“封印” 宇治山田商応援団「戦争想起」に過剰反応?(産経関西)

 第89回全国高校野球選手権大会で、16日に佐賀北(佐賀)と引き分け再試合を行う三重県代表、宇治山田商業の野球部応援団が、県大会決勝まで続けてきた学ランと「日の丸」の鉢巻き姿での応援を甲子園で“封印”していたことがわかった。「戦争を想起させる学ランは不適切」との投書がきっかけで、県高野連と同校が協議し、急遽(きゅうきょ)トレーナー姿での応援に変更した。同校では「大会中に終戦記念日もあるため配慮した」としているが、OBなどからは「過剰反応なのでは…」と反発の声も上がっている。

 関係者によると、同校は7月の三重県大会決勝まで、応援団の男子生徒ら11人が黒い詰め襟学ランに、「必勝」と書かれた日の丸鉢巻き姿で応援。このスタイルは昭和53年の第60回選手権大会で甲子園に初出場したときから続けてきたもので、同校の普段の制服も詰め襟という。

 ところが、今年の県大会決勝後、「学ランはもともと海軍の軍服。高校野球という舞台で戦争を思い起こさせるのは不適切だ」などと指摘した投書が県内の別の高校に届き、県教委が同校に連絡。

 同校と県高野連が協議し、県高野連が「やめておいた方がいいのでは」と助言し、同校も白地に校名の入ったトレーナー姿に改めるとともに、日の丸の鉢巻きも取りやめることを決めたという。


地域の声に耳を傾けるのも学校や教育委員会の仕事だけど、こんなバカなクレームは「貴重なご意見ありがとうございました。参考にさせていただきます」で済ませて一々取り合わなければいいものを。
「クレームつけた者勝ち」な最近の風潮はどう考えてもおかしい。

大体、応援団だけが学ランなわけじゃなく、同校男子生徒の制服がそもそも学ランなんだから。学校の制服全体を替えろとでも??

というか、記事を読む限り、高野連が口出しをしてわざわざ問題を大きくし、学校に対処を要求したように思えるのだが。
本当に高野連はロクなことしないな。

商業高校、それも歴史ある商業高校はたいていOBの発言力が強いはず。過剰な事なかれ主義についてしかるべき場でとことんまで話し合ってほしいものだ。
同校も被害者には違いないのだが、「バカなクレームに屈した」という前例を作ってしまった罪は大きいと思うなあ。

こういう些細なことで的外れなイチャモンを付ける連中のせいで、まっとうな平和・反戦の活動やメッセージ送信に取り組む人たちがおかしな目で見られるんじゃないだろうか。
大体高校野球の中継を見れば、開会式では軍隊のような行進はするし、日の丸は揚がってるし、朝日新聞の社旗は日章旗みたいだし(子供の頃は素で日章旗だと思っていた)、空襲警報みたいなサイレンが鳴って、軍楽隊の突撃ラッパを思わせる吹奏楽のコンバットマーチが延々流れ、応援する女生徒はしばしば海軍の水兵服が元であるセーラー服を着用しているケシカラン空間だということが分かってるんだから、最初から見なけりゃいいのに…


posted by 大道寺零(管理人) at 00:00 | Comment(16) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
私は中高と詰め襟だったですが、ブレザーはなんかイヤでした。関西人の子供の目には「いいとこのアホボン」みたいに見えたんだと思います。

こういったクレームって内容うんぬんより、とにかく自分の主張が認められることの方が、クレームをつける目的になってる気がしますねえ。
さみしい人が多いんでしょうか・・・。
Posted by きたかZ at 2007年08月17日 01:48
これまでの伝統を無視した事をよくやれたもんだなと、呆れてモノがいえません。
そうやって日本人としての根っこを取り去る行為ばかりやるのはいただけませんね。対外配慮するなとはいいませんが、過剰すぎて自国に誇りをもてない国民しか育たないんじゃないかな?今のままじゃ。
私は高校ブレザーでしたが・・・正直田舎ではカツアゲの対象にしやすいガキんちょ程度の認識だったと思われます。
Posted by しろ at 2007年08月17日 08:48
ボーイスカウトの衣装はえげれすの軍服でした。それはOKなんでしょうかね?
私の高校時代は私服でした。が、それは先輩達が自首独立の観点から、生徒総会で勝ち取ったものだとききました。
学生自身がやめたならともかく、そうでないなら結局全体主義的な押し付けに変わりないと思います。
Posted by 水天堂 at 2007年08月17日 13:30
ボーイスカウトの衣装はえげれすの軍服でした。それはOKなんでしょうかね? 私の高校時代は私服でした。が、それは先輩達が自首独立の観点から、生徒総会で勝ち取ったものだとききました。 学生自身がやめたならともかく、そうでないなら結局全体主義的な押し付けに変わりないと思います。
Posted by 水天堂 at 2007年08月17日 13:34
何にでも文句付けたい人はいるのですねぇ。
公の物に対して、私感だけで文句を言うという人はたぶん正義の味方気取りなのでしょう。
中学高校と学ランでした。
詰め襟は寒い時期は結構良かったですよ。
元々軍から派生した物なんてそれこそ炒めて食うほど有るのだからいちいち噛みついていて、そもそもそんなのを相手にしていたらキリがないと思うのですがねぇ。

少数意見を無視するのもおかしいけれど、文句言われたからってそれだけのことで思考停止して丸飲みするなんて何を考えているのだって感じです。

そもそも話の内容からして何で自虐的なんだかと。
Posted by at 2007年08月17日 16:25
私もめちゃむかつきました。
ばか言ってんじゃねえと、いいたくなりますね。

昔はいやなことでも、強要されることが多々あったことが問題なわけで、自分がそういうのみたくなかったら、みるなとか、着たくなければ、きるなであり・・・それで、楽しんでいる人やら、がんばってる人たちにとやかくいうんじゃねえーとおもいました。
Posted by okapi at 2007年08月17日 20:33
まぁ、学校も基本は集団×規律で成り立っているわけで。
そういう部分で共通で用いられるものがあるうえ、
日本の場合特に成り立ちからしても軍隊の影響を受けているのは
ある意味でアタリマエだと思いますし、軍隊起源の学校行事や風習を否定していては、
少なくとも今の制度では学校自体を否定しかねません。

私も七つボタンの詰襟が制服でしたが、自分では好きでした。
まぁ、それは私の個人的な感情ですが、相手は高校生。
「学校と高野連」ではなく、学校の中で生徒達と徹底して話し合ったほうが、
良かったんじゃないかな、などと思ってしまいます。


Posted by たろんなーど at 2007年08月17日 22:41
同じく高校は学ラン生活でしたが別に軍服が元になってるとかって意識は全くありませんでしたね

ボーイスカウトにも入ってましたけど「えげれすの軍服」が元になってるって知ってても意識しませんし

そもそも投書した本人は「学校指定の制服で応援することがおかしい」と言っていることに気が付いているんでしょうか?
「ハチマキ」にしても”気合を入れていることを表現するためのもの”だし「日の丸」は”日本の国旗として認定されているもの”でしょう?
そういった学生の想いを『戦争と髣髴とさせるからやめさせろ』ってのは正直頭がおかしいとしか思えませんね

まぁ最近の”事なかれ主義”な学校団体・教育委員会なら無条件イエスマンになるけど果たして学生自身は納得してるんだろうか?と疑問に思ってしまいました
Posted by ZYX at 2007年08月17日 23:28
>>きたかさん

>ブレザー

実はブレザー(ダブルで紺)の起源も、
「英海軍の軍艦ブレザー号(HMS Blazer)が当時の女王ヴィクトリアの観閲を受ける際に、ブレザー号の乗組員全員がネイビーブルー(群青)のダブルのスーツで揃えて観閲に臨み、これを見た他の艦でも制服として採用し始めた。(wikipediaより)」
なんだそうで。
要はこの人たちの言う「戦争を想起させる」っていうのは、広い意味での戦争とか軍隊じゃなく「日本軍」ってことなんでしょうけどね。

>こういったクレームって内容うんぬんより、とにかく自分の主張が認められることの方が、クレームをつける目的になってる気がしますねえ。

まさにそーなんですよ!
私の兄は食品会社でクレーム処理の仕事もするのですが、クレーマーは大きく3つのタイプがあるようです。
1:製造元や製品に問題がある正当なクレーム
2:チャイニーズマフィアなどをバックに付けたヤクザのシノギとして金品を要求するもの
3:単に難癖をつけて「言うとおりにさせた」「従わせた」と満足を得ることが目的のタイプ

学校が相手の場合、金品授受はありえないわけですから3のパターンじゃないでしょうかね…
私も学校勤務経験があり、地域の人のご意見や通報的なクレームは貴重なものもありましたが、的外れな内容や言い方のものも混じっていたなあと思います。
(例:「おたくの学校ではどうして雨の日に自転車の傘さし運転をさせているんだ!」←させてません;)

>>しろさん

まあ今回のことはあまり日本国民…というよりはあくまで学校内外のものとして考えるのが妥当なのでしょうけども…
相当の反戦主義者や戦争にトラウマを持つ人であっても、学ランでいちいち旧日本軍・戦争を想起する豊富すぎる想像力の方に問題があるような気がします…

>>水天堂さん

>ボーイスカウトの衣装はえげれすの軍服でした。

上にも書きましたが、この手の人が忌避する「戦争の記憶」は、「旧日本軍的なもの」に特化されているので、きっとそういう方面には触れないのでしょうねぇ。

>私の高校時代は私服でした。が、それは先輩達が自首独立の観点から、生徒総会で勝ち取ったものだとききました。

私の母校も同じようないきさつで限定的に私服が許されていました。結局は学校に来ていけるような地味目の服を別に買ったりするのが面倒くさくて制服が便利でしたが、冬にセーターとかカーディガンが着れるのはよかったなぁ。

>学生自身がやめたならともかく、そうでないなら結局全体主義的な押し付けに変わりないと思います。

そうなんですよ。
学生の側から「熱中症の危険がある」とか、「応援団の服装を変えよう」という声が上がって、それが生徒会や学校側からコンセンサスを得られたものならまだしも、たった1通(それももともとは他校宛)の投書に唯々諾々と従うヘタレさが問題だと思います。あるいは背後に何かシャレにならない勢力がからんでいるのか?と邪推したくなったり…

>>風さん

学ラン体験のある男性から着用感は悪くなかった、と聞くと、学ラン擁護派としては心強く思います。

>公の物に対して、私感だけで文句を言うという人はたぶん正義の味方気取りなのでしょう。

本当にそうですね…最近は「公のモノである」というだけで無条件に叩かれることも増えました…

>元々軍から派生した物なんてそれこそ炒めて食うほど有るのだからいちいち噛みついていて、そもそもそんなのを相手にしていたらキリがないと思うのですがねぇ。

戦争というのはやはり技術革新の大きな契機で、また合理性の高い生産品が生まれますから、その後の生活に根付くのはむしろ必然かと思います。
ダッフルコートやトレンチコートなども軍服ですし、革靴もそうでしたっけ。あとは缶詰などの保存食も兵士の携帯保存食ですよね。
また、女子の制服に多いチェックのスカートやベストなども、もともと家ごとに違っていて、死体になっても身元を確認するためのものですし、ホントきりがないです。軍用の服装は、大量生産が容易で合理性に富むだけでなく、一定のレベルの「見た目のかっこよさ」も満たしていますから、ファッションとしてさまざまな形で残るのもうなづけるのですが。

>>okapiさん

20年位前までは、高校野球の応援で、
「かっとばせ〜●●、××倒せ〜オー!」
っていうのが定番でしたけど、これも「倒せ」というのが「攻撃的過ぎる」という理由でクレームが付いてなくなっちゃったんですよね。別にスポーツの上のことなのでいいんじゃないかと思うんですけど、一々クレーム付ける人って何なんだろうと思います。
生徒が「先輩たちの伝統を引き継いで学ランで頑張る!」としているのだからそれでいいだろと思うんですけどね…
Posted by 大道寺零 at 2007年08月18日 10:32
>>たろんなーどさん

学校に出来て家庭では難しい教育内容は、「集団・社会の一員として。規範に基づいて行動することを学ぶ」ことだと思うんですよね。制服のない学校もあるので、統一した服装がなければならないというわけではないのですが、学校の定めた服装や伝統を重んじた行事やスタイルはよほどの不合理性がなく、生徒たちがそれをよしとしている限り、外部からの口出しに軽々しく応じるべきではないと思います。
起源が軍隊であろうが何であろうが、優れた部分を取り入れて活用する分には問題がないと思うのですよね。
どうしても学ランが問題だというのなら、応援活動だけでなく全体的について正当な方法で意見を訴えるべきであり、一つの学校に向けて意見が行くこと自体おかしいのではないでしょうか…

>「学校と高野連」ではなく、学校の中で生徒達と徹底して話し合ったほうが、良かったんじゃないかな、などと思ってしまいます。

そうですね。高野連が変に間に入らなければ華麗にスルーできていた話じゃないかと思うんですよ…
とにかくロクなことしないなあと…

>>ZYXさん

>そもそも投書した本人は「学校指定の制服で応援することがおかしい」と言っていることに気が付いているんでしょうか?

そこなんですよね。引いては「宇治山田の男子制服は好ましくない!変えろ!」とも言ってるようなもんでしょう。
というか、それこそ朝日新聞の読者欄にでも投稿すればよかったんじゃないかと。

>果たして学生自身は納得してるんだろうか?と疑問に思ってしまいました

別の記事を見るに、相当心残りだったようですよ…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070816-00000109-san-soci

記事によれば、ズボンもスウェットでやるようにいわれたけれどもそこだけは譲れずに学生ズボンでやったそうです。
宇治山田は結局再試合で敗退してしまいました。結果はどうあれ、応援に行った生徒たちは、「悔いの残らない応援をしたい」と思って炎天下の甲子園まで行ったはずです。その生徒たちの気持ちをこんな形で不完全燃焼に終わらせてしまう「配慮」って一体…と考えてしまいます。

と同時に、理不尽な親や「一般市民」のクレームをいかに後に引かない形でスルーするかというのが、今後の学校運営にとっての最重要課題なのだと考えさせられた一件でした。
Posted by 大道寺零 at 2007年08月18日 13:23
私は中学高校と学ランでしたねー。
学ランの「ラン」ってなんですかね??

テレビ見てたら花火の音で空襲を思い出して泣くおばあちゃんを詠った川柳なんかが読まれたりして、やはり戦争経験者はささいなことでも嫌な気持ちになるんかもしれない、と今回のこの件に関しても別に理不尽とまでは思わないんですが、「着るな」というのは言い過ぎで、それをのんでしまう高野連もイエスマン過ぎるのかなぁ、と思います。
なんでも言い分を聞く必要はないんだよなぁ。
見たくなければ見なければいいのです。
チャンネルの選択権は視聴者にあるんだから。
Posted by 鉄郎 at 2007年08月19日 17:20
横レス風味でごめんなさい、鉄郎さんのコメントに同感です。
イヤなものが放映されているなら、テレビを消すとかチャンネルをかえるとかの選択肢があるはずなのに、なぜそれをしないのか?ってのはありますよ。学ランでの応援なんて、今年から始まったっていうならいざしらず、それこそ何十年前からやってたことなんだし。
もしテレビの電源を入れると強制的にその(嫌いな)番組が映るっていうなら電気屋に言えって話ですよ。

そう考えると、特定の番組を「低俗番組」「子供に見せたくない番組」とコキおろす人らも同じ流れなのかも・・・。
ほんと、「イヤなら見るな」・・・それだけの話だと思うんですけどねえ。
Posted by きたかZ at 2007年08月19日 17:34
>>鉄郎さん

>学ランの「ラン」

江戸時代、オランダ人を中心にした外国人が着ていた詰襟の洋服に対し、オランダのオを抜いて「ランダ」という総合的な通称で呼んでいたのだそうです。
明治時代に高校生や大学生が黒い詰襟の服を着るようになり、「学生用のランダ」が短くなって「学ラン」となったとか。

この件に対し、イヤガラセとか自己満足の意味でなく、本当にトラウマから学ランがいやだという人もいるのでしょうけれど、即「やめろ」ではなく、「考えてほしい」というような真摯なニュアンスであればまた別だったのかもしれませんね。
で、学校側にしても、例えばクレームが来たからこの夏のうちに即対応するのではなく、変える方向で行くにしても、「生徒たちと真剣に考えたい」として、(なかなかそういう時間をとるのも難しいのが「ゆとりスケジュール」なんですけど;)最低でも1年くらいかけて生徒会を中心に討議するとか、そういうスタンスで行く方法もあったんじゃないかと。その結果「クレームよりも伝統を」という結果になったとしても、「生徒たちが戦争やその被害者の心の問題を考える機会になった」という大きな意味が残るんじゃないかなーと思うんですけどね。
まあどっちにしても高野連が口を差し挟まなければよかったのに…

>>きたかさん

>イヤなものが放映されているなら、テレビを消すとかチャンネルをかえるとかの選択肢があるはずなのに、なぜそれをしないのか?ってのはありますよ。

そうなんですよね。自分が不愉快になると分かっているのなら見なければいいだけの話なのに。大体高校野球中継もそんなにしょっちゅう応援席の応援団ばかり映してません…

>特定の番組を「低俗番組」「子供に見せたくない番組」とコキおろす人らも同じ流れなのかも・・・。

あの「子供に見せたくない番組」アンケートとか理由列挙とかも毎年毎年謎なんですよね。見せたくないなら自分ちでは見せなきゃいいじゃないのってもんで(今は一人TV一台の時代だから部屋に入られてしまうと無理かな)。
Posted by 大道寺零 at 2007年08月19日 22:54
古い記事にコメントしてすみません。
どうやら元のサンケイの記事が捏造の疑いもありますよ。
http://www.sankei.co.jp/sports/baseball/070831/bbl070831002.htm
高野連と当校から抗議されているそうです。
推測になりますが、甲子園代表になるのは卒業生にとってもとても嬉しいことですから、小金のある卒業生たちが出資して揃いのTシャツを作って応援団にプレゼントしたり、遠征費にカンパするのはとても一般的なことです。そんな卒業生の中に、在校生あるいは応援団全体の意向を確認しないで勝手にTシャツを発注するような人がいたかもしれません。(つくづく、こういうときはお金で渡すのがスマートですよね。) もうできあがった物を渡されたら応援団としては無碍にできず、中には
「学ラン着たかったのに・・・」
と残念がる生徒も出るでしょう。もしかしたら実態はその程度だったのかもしれません。
何しろ、サンケイは
「戦争を思い出すから学ランはだめだ」
と抗議した人物や団体やニュースソースを明らかにできないでいるんです。しかも投書はメールだったとか、どんどんソースが不確定になっている。校長の話も、サンケイのバイアスでしか表現されていません。記事として非常に低質です。

 今年のお盆の頃は、異常なほどの猛暑でしたね。北海道ですら35℃を記録しました。阪神地帯の風の通らない時間帯を知っているわたしとしては、真夏の応援団の学ランは、健康被害も考えます。

 応援団が学ランを着るのは、今に始まったことではなく、ずっと昔からです。一方でそろいのTシャツなどで応援するのも、昔からよく見られています。今になって急に戦争想起するから取りやめろという投書がある、という報道もなんかおかしくないですか? 
サンケイは日本を右翼にしたがっている新聞社ですし、たまたま今年学ランをやめた高校を利用したかもしれませんよ?
Posted by Felice at 2007年09月01日 11:47
http://www.asahi.com/national/update/0830/OSK200708300066.html
こちらの記事のほうが先だったようですね。
まあ朝日とサンケイは対立しているからなー。
何が本当かはわからないけど、
「暑いから学ランはやめなさい」
という指示は正しいと思います。
Posted by Felice at 2007年09月01日 11:51
>>Feliceさん

更新停止していたためレスが遅れまくってしまい失礼いたしました。
この話のソースがどうも…という情報は、多分Feliceさんとほぼ同じタイミングで耳にしていました。私の感想は
「よかった、泣く泣く学ランを脱がざるを得なかった応援団はいなかったんだ…」
でした。

まあいかにも、朝日新聞投稿欄あたりにありそうな展開の論旨(学ランは戦争を想起させる云々)で、そういう意味ではちょっとリアリティあったかもと思います。
一応サンケイ側でもこんな釈明があったようです。
http://www.sankei.co.jp/sports/baseball/070831/bbl070831002.htm
本当の事実関係はどうあれ、記事の書き方と取材情報との間にも齟齬があったこと、大げさな欠き方となったことは否めないのではないかと思いました。

私は母校での経験もあって学ラン応援は見る側として好ましく感じるのですが、あくまで選択は生徒が判断すべきことですね。
そして、服装の種類によらず、生徒も指導者側も、熱中症の自覚症状や対処について正しい知識を持って適切に対応し、不調を感じる生徒には無理をさせない、水分や塩分・ミネラル補給をきちんとさせるなどの対策を十分に行って、万が一の事故などを防いでほしいと思います。
Posted by 大道寺零 at 2007年09月23日 00:24
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:[基本的に空欄を推奨します。詳細はこちらをご覧ください。]

ホームページアドレス:

(コメント投稿後、表示に反映されるまで時間がかかる場合がございますのでご了承の上、重複投稿にご注意ください。)
コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック