店主一人で店を切り回していて、見たところアシスタント的なスタッフはいない模様。そのせいなのか?前から接客につっけんどんな所はあったのだけど、足を運ぶたびにそれが悪い方に向かっている気がする。
とにかく、注文を3回も4回も聞き返し(しかも「え?」とか「あ?」みたいな感じで)、何度も何度も注文を言わせるのをやめて欲しい。店主が厨房から出ないので聞き取りにくい&タンタン麺の組み合わせ要素が豊富なのでそれなりに把握が大変だろうとは思うけども。声のでかい相方(しかもそんなに面倒なオーダーじゃなかったぞ)を以てしてもコレなので、同じような聞き直し+言い直しが各卓で展開されている。
(基本の味が「白ゴマ・黒ゴマ・ミックス」
それぞれに「ミソ・ネギ・ネギミソ」などのオプション、
さらに辛さのプラスができるので種類が多い。
夏はさらに白・黒の冷やしタンタン麺がある)
どうしても把握がしんどいならば、メニューごとに番号を振って番号でオーダーさせるとか、チェックシート式のオーダーシートを客に書かせる、食券制にする…多分一番手っ取り早いのはもう一人スタッフを増やして、テーブルで復唱しながら注文を取ることだろう。
さらに店主自身の声があまり通らないようで、「客の側もまた店主の返事を聞き返す」という悪循環に陥ることもしばしば。
この店のメニューのうち、チャーハン・チャーシュー丼はいつのまにか「店主の超きまぐれメニュー」というカテゴリになっていた(いつ出せるかという情報は一切なし)。
客「あ〜、あとチャーハン1つ。」
店「え?」
客「チャーハンを。」
店「あ、それないです」
客「え?」
店「チャーハンないです。気まぐれなんで。」
客「は?」
店「だから、超気まぐれメニューは、今日はやってないんで。」
そんなら「今日は気まぐれやってません」と張り紙の一つもしておけば、店主も客も不要な会話をしないで済むのに…
大体、「今日はやってません」と明示しているならともかく、そのメニューを今日提供しているかしていないかの情報を提供していないのに、
「はぁ?何言ってんの、今日はないんだよ」
という上から目線がちょっと不愉快。
(ラーメン屋に限らないことだが、食べ物屋が、「曜日限定」「数量限定」・または供給が不確定な鮮魚などを用いたメニューを「ある時だけ限定」にするならまだしも、恒常的に入手できる食材で「気まぐれ供給」を言い出すと、「あ〜勘違いしはじめたか?」と思ってしまうのは私だけではないのでは…)
先日相方の気分を著しく害したのはまさにこの目線での対応。
彼は自分のメニューで「替え玉」をオーダーしたのだが、店主の反応は
「替え玉?はぁ?うちは替え玉なんてやってませんけど」。
「やってません」って言い方はないだろう。
相方はここではいつも大盛りではなく替え玉を利用していて(確かに数ヶ月前からメニューから消えたけれど、書いていないときも替え玉にはしてくれた)、7月に来た時にも替え玉に応じてもらっている。ならば、
「替え玉は前はやってましたけど、やめました」
と言ってくれれば済む話。
それを、「うちは創業以来替え玉なんてしたこともない、どっかと間違えてるんじゃないの?」という顔つきと人をバカにしたような口調だったので、さすがの相方も久々に相当カチンと来てしまったようだ。
「ついこの間はしてもらったけどなあ?」
と言ってみるも、「何言ってんのこの人?」みたいな態度で無視される。
運ばれてきたタンタン麺は相変わらず美味しかったけれども、ずーっと納得行かない気分だった。
店主は健忘症か、それとも実は双子で、この前換え玉してくれた人は見た目そっくりだけど別人だったのか?そのくらいしか考え付かない。
なんというかなあ、こんな風に引き合いに出すのは悪いかもしれないが、この客に対する対応の悪さ(&基本的にタメ口)って、師匠スジの「駅東味好」のオヤジのそれを悪い意味で受け継いでるんじゃないの?という気もする。
たまたま店主お疲れ&イッパイイッパイだったのかもしれないが、この屋号ならある程度の明るい応対はあっていいように思う。多分、オーダー+配膳のバイト一人いれば解決する程度の状況なんだろうけども。
この店、開店当初は紙エプロンを各テーブルに用意していてくれたのだが、しばらくしたら置かなくなっていた。ハネると後が面倒なタンタン麺を食べる時には有難く、服装を気にせず店に行けた(正直、白い服やちょっといい格好の時には足が向かない)ので良かったんだけどなあ。