きたかさんはゲーム歴が長く、FC以降にゲームを始めた私には未知の領域である、PC-6000・6600系/PC-8000・8800系/X68000/FM-7/MSXなどのハードのゲーム、いわゆる「レトロゲー」に詳しい方。
以前も当ブログのコメント欄で、MSX版のガンダムゲーム
「MOBILE-SUIT GUNDAM LAST SHOOTING」
をご紹介いただいたことがあった。
このゲーム、なぜかアムロが鉄骨降り注ぐ格納庫で、鉄骨をうまくよけながらガンダムに乗り込むという甚だゲームウォッチなフェイズで始まる。
<参考>「原作つきゲームの恐怖」 ページ中段あたり
そして乗り込んでからシューティングフェイズに移行して、コクピット視点のシューティングゲームになる。
一応2面(?)あるのだが、1面クリアするごとにまた格納庫で鉄骨避けから始まるのが実にもうなんというか…
<参考>プレイ動画(ニコニコ動画:時間帯によりタイムアウト気味)
で、今回はチャット中に、
「そういえばこんなのもあるんですよー」
とゲームをご紹介いただいた。
その画像の一部。

私「な、なんですかこれは」
きたかさん「何って、誰がどう見ても、バズーカを構えたガンダムを横から見たところじゃないですか」
私「すいません私にはイニシャルビスケットの人にしか認識できませんでした。っていうかよくぞそれが反射的に出てきたものだと自分でも驚いているのですが。」
きたかさん「そしてこれがですね」

「まあ、一目瞭然ですけども、ドップ隊ですね。」
私「………」
そんなわけで、今日の本題は、横シューティングゲーム「ガンダムVSドップ隊」のご紹介でございます。
ハードはPC-6001、雑誌「マイコン BASIC Magazine」1982年12月号にて公開されたゲームとのこと。
詳しくは、サイト「Hashi's HomePage "THE B-TYPE UNION" on RetroPC.NET」内、紹介記事コーナーにてご覧ください。なんとプログラムダウンロードも可能だそうです。
現在の目で見て好き勝手言うのは容易いことだけど、何しろ25年前のものだ。
昔のゲームには、「自分で脳内補完する」という今のゲームにはない楽しさがあったことは確か。
それにしてもこの画面、ガンダムの足の「ハ」の字が醸し出すなんともいえない素朴さに、見ているうちに段々癒されてしまうのだった。
スーパーソフトマガジンが付録について、アーケードの記事が載ってある頃までは毎月買ってたなぁ・・・
結局ゲーメストにツブされたけど。
まぁこのガンダムのゲームは素人の投稿作なワケで、当事はベーマガに載せてもらうべく素人の皆さんが各パソコンごとにシノギを削っていたんでしたわ。
オレの友人なんかは今は無きPOPCOMに採用されたことありましたよ。
パソコンショップでえんえんプログラム打ち込んで、RUNさせたもののエラーで起動せずっつう思い出が、オレら世代にはいっぱいいるはずですわ。
店の人はさぞかし迷惑だっただろうなぁ・・・
敵がパイロットを狙うというのは、どちらかといえばマジンガーやゲッターなんかで定番の話のような気もしますね……。
これがグレンダイザーとかゲッターロボのようなチューブの有る搭乗シーンで、
水道管ゲームのようにチューブをつなげていくゲームと言うのを
これを見て思いついたんですが、どうでしょう。
グレンダイザーなんか油断するとマグマに落ちちゃうわけで。
ベーマガというとなんど「RUN」しても「しんたっくすえらー」な印象が。
まぁ、小学生のころですしね。
たまたま、親がPC使う仕事をしていたせいもあり、
家にお古が1台あって、それを弄っていたのを思い出しました。
『バズーカを構えたKさん』だと思ってしまいました。
ついでに申し上げるとドップ隊などとは皆目見当も付きませんです。
昔のゲーム凄いですね。
あの時期のホビーパソコンに多少なりとも触れていた方は、とても熱く語る様子がなんとも楽しそうで、うらやましく思います。
ベーマガとMSXマガジンは、MSXやってた友人の家にあったのを読んだことがあります。たしかわりと最近まで存続してたんですよね。
マイコンとかベーシックから入って現在プログラマーや各種開発の仕事に携わっている方が沢山いるわけで、偉大な門だったんだなーと思います。
>>たろんなーどさん
>グレンダイザーとかゲッターロボのようなチューブの有る搭乗シーンで、
水道管ゲームのようにチューブをつなげていくゲーム
それいいですね!フラッシュゲームで水道管ゲームありますし、作れそうだと思います。
確かにグレンダイザーは失敗したらえらいことに…あのメカはとにかく乗り組むまでが上がったり下がったり回ったりまどろっこしいですよね。
あの「シュート式でコックピットに乗り込む」出撃シーンは小さい頃憧れました。色々なロボアニメでありましたけど、源流はやっぱりサンダーバードなのかなあ?
>>とんぼさん
私はバズーカにすら見えず、「トンファーを振り回してたら誤って自分に刺さった」状態だと思ってしまいました。
でもなんか素朴でいいですよね。今では逆に絶対に発想できないというか…アスキーアート板あたりに持ち込んだら大笑いされそうなネタではありますが。
また来月やりたいですー。どぞよろしくーっ。
ガンダムゲー、自分の中ではこれが最高傑作です。
たしか点数が完全にランダムなんですよ。40点だったり、100点だったり。
これはきっとアレです、フィギアスケートみたいなプレゼンテーションによる採点かなー?と思ったりもするんですよね。いかに華麗にドップを倒したか?を計算してくれてるかのようなな。
またゲーム中の「♪ポロポロ〜」、「♪ピロン」ってな音が哀切極まりなくてたまりません。
先日は本当に楽しい時間をありがとうございました!よかったらまた妄想聞いてください。
>たしか点数が完全にランダムなんですよ。40点だったり、100点だったり。
…なんたる直感的な!
最近はフィギュア採点も技に応じて細かく加算される方式になってきてますけど、いわゆる「芸術点」ってやつですねw
>またゲーム中の「♪ポロポロ〜」、「♪ピロン」ってな音が哀切極まりなくてたまりません。
初期ファミコンも然りですが、レトロゲームにしかない大きな味わいの一つがこの「ペーソス」ですねえ。それがまた郷愁を誘って誘って誘いまくるのだと思います…