その後またTVを見たりウダウダしてから昼前にお出かけ。
昼食場所はいくつか候補を考えていたのだが、栄帝さんはお蕎麦が好き(しかも田舎風のもOK)ということで、「じゃあ思いっきり山家な雰囲気で蕎麦を食べよう!」と決定。
給油を済ませてから、生石大松屋へ。
ちょっと山里に入ったところにあるこの店は、古民家そのままの趣を生かした蕎麦屋で、各テーブルの囲炉裏で焼き物も楽しめる店。
ちょっと値段は高め、量はやや少なめなのだが、県外の人を案内するには持って来いだろう。雰囲気がよく、酒田市街からも車ならばさほど時間はかからないので、ドライブがてらの食事場所として休日はけっこう人気のお店。
お肉焼き物・天ぷらのセットと板蕎麦大盛りを注文。
庭が見えるいい場所に通してもらう。
幸い古民家の雰囲気も料理も満足していただけたようで何より。
「Webを見て来た」と言うと抹茶をサービスしてもらえるようなので注文時に言い添えると、人数分の抹茶+水羊羹をサービスしてくれた。これまた美味しかった。来店の際にはおすすめ。
ここは地物のわさびを一本つけてくれて、摩り下ろし放題なのがまた魅力だ。
予約した宿のチェックインにはまだ間があるのでその辺をドライブすることに。
昨日戯れに話題に出した「鮭の孵化場」に興味をもたれた様子だったので、ちょっとディープかもしれないが遊佐方面へ向かう。
栄帝さんは有難いことに、お若いながらも寺社や文化財系のスポットを喜んでくださる方なので、ちょこちょことご案内。
まずは遊佐町蕨岡地区。
地元ではもっぱら「上寺」と呼ばれる龍頭寺。庄内では珍しい真言宗智山派のお寺で、後述する大物忌神社と結びついて山岳信仰の場として栄えた。
周囲の民家はかつてその宿坊だったところが数多くあり、今でも門構えや、表札に「●●坊」の名を残す家もある。
相方が言うには、「ちょっとインパクトのある仁王さんがいるので一度私に見せたかった」らしい。
行ってみると確かに素朴な木製で、そこそこ大きな金剛力士像。
面白いのは、そんな貴重なものが、山門の中やガラスの仕切りなど一切設けられておらず、屋根の下とはいえ、入り口のところに剥き身で置かれているという、まるで「薬局の前のピョンちゃんサトちゃん」のような、一見ぞんざいな置かれ方をされていることだ。
そして隣の大物忌神社に。
庄内の人以外には耳慣れないであろうこの神社は、鳥海山そのものを信仰して崇めたもの。
昔、鳥海山は何度となく噴火を起こしていたため、人々はその荒ぶる姿を「大物忌神」として恐れ敬い、鎮めるための信仰が起こったことが始まりとされている。
この信仰が、山岳密教と習合し、前述した龍頭寺を学頭寺として修験の場所となったという。周囲のこじんまりとしたたたずまいからは意外なほどに立派な社殿や鳥居・山門が印象的。
なのだが…
この山門は元来もっと上にあったものを現在の場所に移築したもので、その際の組みなおし工事がどうも随分と「ヤッツケ」だったらしい。
言われてみれば、「これ、柱の付け方が上下逆か、とにかく間違ってないか?」と素人でも分かるような箇所が多々ある。
例えばものすごく強引な組み合わせを行っていたり、逆に、「本来ここには別の木材がハマっていたはず」な穴が空っぽのままだったり…
そして、山門の柱の基礎となる石への置き方も見ればかなりぞんざいで、拝殿から見下すと良く分かるのだが、明らかにかなり傾いている。
栄帝さんの現在の勤務先は、建築物や道路・橋などの構造を検査する会社なので、普段でも建築やコンクリの粗が目に付いてしまうという。で、彼からは一目見て「うわぁ、これはひどい」というありがたくないお墨付きをいただいたのだった。(アレなのは山門の組み上げのみで、社殿等は実に立派な神社です)
また、帰り際に、これまたひっそりとたたずんでいるけれども実は文化庁からも指定を受けている大泉坊長屋門にも相方が案内。
けっこう遊佐町の文化財って侮れないんですなあ。
さらに吹浦方面に向かい、箕輪の鮭漁業生産組合の孵化場へ。
ここは、庄内を代表する清流・牛渡川を登ってきた鮭を捕獲し、採卵・受精・孵化させてまた稚魚を放流するための施設。今の季節は川鮭の直販も行っている。
ここには大昔、小学生の頃に父(大の魚好き)に連れられて来た事がある。父が庄内を訪れるのはハタハタ・鮭などの魚目当てか、冬に白鳥を見るのが目的だったが、当時は車でのアクセスもよろしくなく、遠路はるばる(たいてい寒い時期に)魚のためだけに何でこんなところまで来るのか意味が掴めなかった。
あの頃の箕輪は、本当に作業所という感じで、時間も遅かったので鮭がバシャバシャ上がる様子も見られず、あまり面白くなかった記憶しかないのだが、最近は周辺の案内板や遊歩道なども整備されつつあり、随分印象が変わっていた。
ちょうど雨もほとんど上がっており、3人で少し散策する。

川の中にはあまり魚はいなかった。鮭が数匹、ヤマメが2、3匹といったところ。写真の赤い楕円の中にいるのが鮭。
雨が降っていても、湧き水が水源である牛渡川は本当に澄んでいて、清流でなければ生えない「梅花藻」が水になびく様子が本当にクリアに見える。
川添いの遊歩道を少し歩いて、「丸池」へ。
写真がてんでよろしくないのだが、100%湧き水を水源とするこの池は、天然のエメラルドグリーンの色が美しく幻想的なたたずまい。ほとりには小さな祠があり、地元の人が「丸池様」と呼んで信仰する様子がよくわかる。雨上がりの雫が水面を揺らす様子もまたいい。
実際、遊歩道からちょっと入っただけなのに、ふっと空気が涼しく清らかな原始の森の空気がとても心地よく、とても神秘的な雰囲気が漂っている。
川の美しさと共に栄帝さんにも感動していただけたようで何より。
私もここのことは知ってはいたけれども、近いがゆえになかなか行きそうで行かない場所。こういう機会に来れてよかった。
写真がヘッポコになってしまったので、川や丸池の様子は画像検索・漁業組合のサイト等でどうぞ。
で、まだ微妙に時間があるので、同じく遊佐町の「旧青山本邸」へ。
遊佐の貧乏な猟師の家に生まれ、後に北海道に渡ってニシン漁ででっかく当てた「漁業王」・青山留吉の築いた「ニシン御殿」で、建物や当時の民具・道具類などを見ることができる施設である。ここも実際に入るのは初めて。
建物は明治に建てられたもので、大正・昭和期の暮らしの様子や、船の模型・漁場で使われた道具などが展示されている。当時の柱時計がきっちり動いて時間を知らせてくれたりしてけっこう感動。
何しろ建物がしっかりしている。きっちりした作り、がっしりした建具が年代を感じさせないだけでなく、戸や鴨居・柱は桧材。その上に春慶塗を施したというかなりのやり過ぎ感漂うセレブっぷり。それゆえに色あせないツヤと味が圧倒的。
庭の造りも凝っていて面白い。
興味深いのは、居室や廊下の天井に、沢山の白い折鶴が短い糸で吊るされているもの。
これは、「白いものを好む」ハエの修正を利用し、ハエが床や卓上などに降りてこないようにした工夫らしい。合理的な上に、鶴というのもなんとも風流だ。
風呂場や便所、台所の道具(当時の消火ポンプや消火器まで)もそのままの姿で展示。歴代当主の夫人が好んでいた装飾品や着物もあり、特に昭和初期のアールデコが入ったデザインの、モダンな鼈甲の串や髪飾りは、今の目で見ても欲しくなってしまうほどステキだった。
広間で地元のじいちゃんが作業しており、「明日ここで琴のコンサートがあるので、そのために片付け作業してるんだけど邪魔でごめんね」と話してくれた。
ここで邦楽とかアンサンブルの演奏会というのはなるほどイイねえ。
そんなこんなで「結局遊佐見学」を終えて、一路今日のお宿へ。
宿は鶴岡市湯田川温泉の、九兵衛旅館別館「珠玉や」。
吹浦や由良、湯野浜など、庄内の温泉は色々あり、「海沿いの宿で魚三昧」ともだいぶ迷ったのだけれども、栄帝さんが藤沢周平がお好きと以前お聞きしてから、藤沢氏の故郷のすぐ近くであるゆかりの地・湯田川に是非一度ご案内したいというのが私のテーマの一つだったのだ。
特に、藤沢周平が教員時代の教え子である女将さんがいる「九兵衛旅館」は数年前にリニューアルして綺麗で雰囲気もいいし、一番の候補だったのだが…
宿探しに動いたのは10月はじめ。田舎の温泉旅館なんて今からならどこでも余裕!と思っていたのだが、行楽シーズン恐るべし。九兵衛だけでなく、いくつか目をつけていた穴場っぽい宿も満室満室。旅館ホテル案内サイトをいくつか当たったり(例えば「楽天トラベル」でダメでも「じゃらん」なら空いている…というような場合もままあるので)、旅行サイトを通さずに直接旅館のサイトに当たっても見たのだがだいぶ厳しかった。
で、別館の「珠玉や」になんとか入り込めそうだったのでメールで問い合わせしてセーフだったという経緯。ここの宿泊客は、本館のお風呂にもフリーパスで入れるということで、展示品を見ることも可能なようだしまずヨシとした。
湯田川温泉は、鶴岡市から車でさほどかからない場所にたたずむ、本当にちんまりとした里山のふもと。「温泉街」と呼べるほど大きくもない(徒歩であっという間に一周できてしまう…)地域には、小さな旅館が並んでいる。
しかし歴史は古く、湯量も豊富で、熱からずぬるからずのやわらかいお湯は万人向き。
春は梅林が美しく、また竹林に生える筍が柔らかくて絶品で人気があり、孟宗の旬である4〜5月が一番のハイシーズン。それ以外の時期は、見るものといっても特にないし、夏の岩ガキも終わってるし、冬の寒ダラにはまだ早い、ちょいと微妙な時期。正直「ご満足いただけるかなあ?」と心配だった。都会の人にこの「なんにもなさ」が何かの癒しになればいいかな、と期待しつつ宿に入る。
到着するときには再び雨が強くなり、駐車場にいた宿の方から傘を貸していただきとても助かった。
結論から言うと、この宿はかなり良かった!「九兵衛の別館ならまあ間違いはないだろう」と信じて行ったのだけどなかなか当たり。
客室は8室だけの本当に小さな宿。
で、最大の売りは、浴場が3つあり、その全てが貸切制だということ。(お風呂紹介ページ)
たいていの貸切風呂は、チェックインの際に予約をしたり、制限時間・回数制限があるのだけれどもここは一切なし。何度でも、何分でも、しかも24時間利用可能。
各風呂の前には、「入浴中」「空いております」と裏表に書かれた表示板があり、空いていればいつでも入れる。
入るときには裏返して「入浴中」にし、カギを掛ける。出るときに「空いております」に戻すだけという超シンプルシステム。
風呂は5階の展望風呂・1階の大ヒノキ風呂・中ヒノキ風呂の3つで露天はなし。いずれも4〜5人は余裕で入れる大きさで気持ちがいい。大浴場で他の人と入浴するのが苦手な人には超おすすめ。また女性は、「温泉には行きたいけど、そのために普段見えないところのムダ毛の処理とか面倒」という向きも多いわけなのだけども、ここならそういう煩わしさからも開放される。実は私も、去年の手術の傷跡がちょっと気になって公衆浴場に行くのが気後れだったので、気にせず入れるのは良かった。
そうはいっても他のお客さんとかち合うこと覚悟だったのだけど、夜も朝も空いていて、贅沢なことに私たちは一人ずつ貸切風呂を満喫したのだった。
私は夕食前・夜・朝と全風呂を制覇してしまった。
3つとも入浴中、あるいは「やっぱり大浴場がいい!」「露天風呂に入りたい!」向きには、徒歩一分で九兵衛旅館の大浴場(こっちもまたヨシ)に無料で入れるし、2つの共同浴場にもやはりフリーパスで入れるのでぬかりナシ。
浴室のアメニティは、シャンプー・リンス・ボディソープ・石鹸・ヒノキ泥炭石鹸(メイク落とし可能)・ピーリングジェル(1Fのみ)。洗面台にクシ・女性用の化粧水・乳液、男性用のローション・整髪料・シェービングフォームなど、充実しているほうではないかな。混雑防止のためにドライヤーを置かないのは英断だと思う。
もう一つの魅力は、「持ち込みフリー」で、何も入れない冷蔵庫が用意されていること。(当然夕食後の飲食物を買い込んでから行った)
冷蔵庫の中にはガラスの冷水筒に入った美味しい「湯田川の名水」がサービスで置いてある。
温泉宿で意外に困るのが「普通の飲料水」で、ミネラルウォーターが自販機にないと、最悪洗面所のおいしくない水で焼酎やらウイスキーを割ったりすることがままあるのだが、これは気が利いている。湯上りにも持ってこい。
部屋は8畳で、3人宿泊ということで予約時に「多少狭いかもしれません」とメールにコメントがあったけれども十分なスペースがあった。TVが液晶薄型だったことも手伝っているかも。畳も障子も綺麗で、さらにスクロール型のカーテンがあったので朝方も眩しくなく熟睡できた。
テーブルには湯沸しポットにお茶セット。
お茶は葉っぱではなく、テトラの布パック。味も悪くなかった。
宿のお茶セットはたいてい葉っぱで、葉を替える時にはたいてい建水に捨てることになるのだけども、どうしても捨て残ったり、三角コーナーやネットゴミ受けがあるわけでもないので洗面所で洗うのも洗いづらい。で、テトラパックは交換が簡単で実にいい。こういう細かいところもよいと思った。
お菓子は柿を使った珍しい餡のミニ大福が用意されていて美味だった。
小さな鏡台と箱ティッシュ(これ地味に嬉しい)あり。
洗面所アメニティは歯磨きセット(歯ブラシにそれぞれ別の色が付いていて取り違えしづらいようになっている芸の細かさ)、カミソリ、シャワーキャップ、ハンドソープ。ペーパータオルは洗った茶碗を拭く時にも使えて便利。ドライヤーは据付式。
トイレはシャワートイレで清潔。
また、「マイペースでゆったり」がコンセプトということで、到着時の挨拶と夕食の間に布団を敷く以外は、「こちらが呼ばない限り客室係があれこれ入ったり邪魔をしない」というシステム。朝の布団あげもないので、チェックアウト時まで寝床でウダウダしていられる。
しかもチェックインが14:00から可能、チェックアウトは11:00までOK。朝食後には着替えて出発モードとなることが多いが、ここは食後にゆっくりともう一っ風呂できてしまうのだ。この朝の1時間は大きい。
到着後一風呂浴びて夕食へ。2Fの食事処に降りる(部屋食プランは子供込みの宿泊でないと適用されないようなので)。
舟盛りなどのオプションコースもあったのだが、今回はレギュラーの食事プランで頼んでおいた。
とりあえず生中と、アルコールの苦手な栄帝さんはウーロン茶で乾杯。
料理は庄内の食材を使い、気取らず家庭風でありながらちょっとどこかに工夫を加えて野暮ったくない感じのものが多かった。
里芋・ダシ用の豚肉があらかじめ味噌仕立てで煮てあり、それを暖めて上の水菜などの具材を入れて煮て鍋風にし、さらに薄切り豚でしゃぶしゃぶして楽しむ。
ダシが濃く、さらにちょっとピリ辛な味付けなので、あっさり味の「庄内芋煮」とはけっこう趣が違うけれども美味しい。
・地魚はたはたの塩焼き
食べるのに夢中で撮り忘れ。
家では湯あげ・田楽・から揚げや焼き南蛮漬けで食べることが多いのだけど、塩焼きもいいものだ。
ハタハタはたいてい山形や秋田で消費され、都市部に流通する機会は少ない魚なので、栄帝さんには珍しがっていただけた。

左:地野菜 なすそうめん
皮を剥いて細切りにしたナスを出汁醤油で煮て冷やしたシンプルな一品。
しかし食べてみるとナスの一本一本がツルツルとしたのどごしで驚く。表面に片栗粉か葛がまぶしてあるようだった。一見ただの家庭料理に見えて一手間かかっていた。
右:れんこんはさみ揚げ 赤海老使用
中に挟んである海老が、刻みやペースト状でなく、1匹ずつつぶしたものを重ねてあるので歯ごたえと海老の味がよく残っていた。
奥:山形牛サーロイン握り寿司(4貫 \1890)
これは予約ナシで追加可能な料理(別料金)。牛刺しやその握りは一部の焼肉屋などで出てくる料理なのだが、これもまあ珍しかろうと思いオーダー。
これが予想以上に美味しかった!料理の中で一番感動したかも…
単なる牛刺しの握りではなく、軽く炙ってタタキ風にしてある。それだけでなく、見た目からはあまりイメージできないのだが絶妙の味付けとガーリックの風味が超美味。
1貫単位で注文できればなお良かったなあ。
手前:いくらご飯(新米)
右中央:たこしんじょとヨモギ生麩の吸い物・お新香

デザート:抹茶あいす 庄内麩
濃厚な抹茶アイス(冷凍庫から出したてでやや固め)。
三角のウェハースっぽいものが、庄内特産の薄い板麩をラスク風に焼いて砂糖で甘く仕上げたもの。この麩が絶品だった。
献立は以上。ありきたりすぎず、家庭風すぎず、いじりすぎずでなかなかいいバランスに思えた。
温泉宿によくある「食べきれないほどの量」ではなく、女性や年配の方には十二分、男性もまあ満足できる感じだが、よく食べる人や若い男性・食べ盛り世代には少し物足りなさを覚える量かもしれない。そういった向きは追加料理を予約するか、日替わりの追加料理をオーダーするといいかも。
食事処の席は、3人としてはちょっと狭いブースに入れられたかな?という感じだが、にぎやかな団体さんと隣り合わせるよりはよかったかな。
その後、部屋でダベったり持ち込んだ酒やお菓子を食べたり、「ナイトスクープ」のDVDを見て(栄帝さんは「岸和田の信号」を何度も見て悶絶していた)過ごし、私はもういっちょ風呂を浴びて就寝。
ちなみに部屋は3人一部屋。
家族でもないイイ大人が男女混合3人で川の字というのも普通に考えれば幾分ナニに写るかもしれない。
まあ一番の理由は、予約の時に空室が本当にわずかだったということが一番大きいのだけれど…
普通に考えれば、「2人部屋+1人部屋」に分けるのが一番無難だろう。
しかし、「夫婦1部屋+栄帝さん1人部屋」では、せっかく久々にお会いするのだから眠くなるまで遊んだり語ったりしたいし、一人にさせるのもちょっとあんまり。
そして、おそらく世間的には一番無難なのが「男2人で1部屋+私が女1部屋」。これなら話し相手にも事欠かないし、着替えも楽チン。
だがちょっと待って欲しい。何しろ相手はノンケでも構わずにEat Itなお方。
以前に行った庄内オフでも、男性陣が「部屋割りはどうなってますか」「栄帝さんはやっぱり男部屋に寝るんですよね…(ガクガクブルブル)」と、「誰が栄帝さんと同じ部屋に寝ることになるのか」が一番の懸念ポイントに挙げていたのは未だに記憶に新しい。(ちなみに結局私の元教え子二人(当時ピチピチ大学生)が
また、知り合った当初から、まあ多分10%くらいは冗談だと思うのだけども「相方さんの貞操を狙う宣言」を繰り返している相手にエサ(しかも酒が入るとめっきり寝つきが良く、寝相は悪い)を与えておくわけにもいかない。変な味を覚えられても後々困る。
そんなこともあって3人一部屋。そして川の字。
しかも「川」の順番といえば
相方---私---栄帝さん
いや、これまた常識的に考えるとあまりあり得ない配列だけども…
万が一にも私が寝ている間にイタズラされたり、片方が寝ぼけて何事かあったりしたらいかん、やはり間違いがあってはならん!という老婆心の結果こうなりました。
多分何もなかったと思います。
あとはまあ、私が寝ぼけて栄帝さんを襲ったりした記憶もないので多分大丈夫でありましょう。きっと大丈夫じゃないかな。メイビーパハップス。