2007年12月06日

石川賢の異色野球漫画「怪物伝」漫画

石川賢が描いた野球マンガ(それも高校野球)というだけで十分に貴重なこの作品は、「雀鬼-2025」(大都社)に収録されている。ファンの間では傑作短編集と呼び声の高いこの単行本は現在絶版中のためなかなか目に触れる機会の少ないのが寂しいところだが、読んでみるとなるほど個穴人気があるのも納得の作品である。
わずか38ページの短編なのだが、着想・キャラクター・勢い・作画どれをとっても傑作の名にふさわしい。そしてこの異色の素材を扱いながらきっちりと「石川賢している」。それが「怪物伝」だ。

この物語の主人公は、ピッチャーのタケシ・キャッチャーのヒロミツというバッテリー。
バッテリーものは野球フィクションの一つの定番であり、その出会いや人間関係をどう描くかで作品の味が大きく変わってくる。
マンガでよくあるのが、片方が片方の才能・技術にほれ込む「恋女房」パターンで、「ドカベン」の明訓バッテリーがまさにその典型。
「ドカベン」では、東郷中学で才能が認められず腐っていた里中が試合で山田を見て、その中学生らしからぬクレバーなリードやプレイ、ガッツに一目惚れし、「変化球投手の自分を生かしてくれるのはこの男しかいない」と見込んで、中学3年生終わり頃に「俺と一緒に明訓に行こう」と"どう見てもストーカー"な勢いで、当初進学の意思のなかった山田を口説き落とした。

もう一つは、「ピッチャーの球があまりに剛速球だったりクセがありすぎるので、キャッチャーが誰でもいいというわけにはいかず、こいつじゃないとダメ」というパターン。
「男どアホウ甲子園」の豆タンや、「緑山高校」の犬島なんかがその位置だろう。

「怪物伝」における主人公二人の関係は、この二つを内包しているにもかかわらず、ものすごく殺伐としているのが最大の特徴であり、面白さだ。

(追記以降ストーリーの説明となりますが、結末までネタバレしますのでこれから読む予定の方はご注意ください)
<作品の舞台>
・架空の小さな港町「久魔港町」の、3年前に出来たばかりの新設高校「久魔港高校」(生徒数520名、「これといった特徴はない」らしい)野球部

<キャラクター>

●本間竹志(以下「タケシ」)
 久魔港高校3年生 ピッチャー
 155km/hオーバーの剛速球を投げる豪腕投手。
 町の土着のテキ屋・「久竜会」会長の次男坊。
 極道として生きる気マンマンで、後発で大組織をバックに据え、久竜会の地盤を侵した山崎組、ひいてはその跡取りであるヒロミツを心の底からうとましく思っている。絵に描いたような直情径行型。他のキャラと対比が取れるコマが少ないのだが、少なくともヒロミツに比べると数段小柄。
 背中に大魔神と竜をあしらった刺青がある。
 野球をしているのは、「自分の球でヒロミツをぶっ殺す」ことだけが目的。

●山崎ヒロミツ(以下「ヒロミツ」)
 久魔港高校3年生 キャッチャー
 タケシの剛速球をキャッチできる技術と体力を持つ唯一の男。超高校級スラッガーでもある。
 広域暴力団「山崎組」の長男。
 野球に情熱を傾け、甲子園出場が長年の夢。しかしその夢を果たせばおとなしく跡目を継ぐ覚悟も持っている。家では和服の着流し着用の渋いやつ。
 甲子園制覇のためにはタケシの剛速球が必要であること、タケシの才能と性格を誰よりもよく理解し、うまく能力を引き出している。冷静沈着で計算の出来る、タケシとは対照的な人柄。タケシに対し、「本当はタケシも野球が好き」ということを理解させようとする言動が見られる。
 背中の刺青は、「バットを持った仁王」。
 二人の家は、川をはさんで差し向かいに立地している。

●本間竹蔵
 タケシの父。「久魔会」会長。昔ながらのテキ屋。
 ヤクザとは思えぬ温厚な外見と人柄で、特にタケシが野球で頭角を現していることについて理解を示し、「タケシに野球で生きる意志があるなら組を自分の代で終わりにしてもいい」とまで発言する好人物。
 まあ当のタケシは「ヒロミツの命を取って山崎組をぶっつぶす」頭しかないのだが…

●山崎十吉
 ヒロミツの父。「山崎組」組長。大組織をバックにした成り上がりヤクザである。
 勢力拡大に精力的で、現在は与しやすい久魔会が、タケシに代替わりしてから豹変することを恐れ、「さっさと試合中に殺せ」と示唆する強硬派で、スポーツマン然としたヒロミツの行動にはやや不満げ。
 しかし「甲子園出場さえかなえばおとなしく跡を継ぐ」というヒロミツの意思表示に妥協している。
 
●久魔高校野球部
 セリフからすると、タケシが中心となって設立したっぽい?
 実質、「タケシの取り巻き」+「ヒロミツの取り巻き」で構成されており、ベンチの中は常に「二代陣営」がガンを飛ばしあって一触即発の雰囲気に満ちている。



えーとまあ、一言で言えば「ロミオとジュリエット型」と呼べるフォーマットだよね!
ロミオとジュリエットは片方が片方の「タマぁ取ったる」とは思ってないというだけでね。

そんな物語の1コマ目は、地方予選の準決勝から始まる。

kaibutu01.jpg


タケシ
「ヒロミツ!今日がてめえの命日じゃ…!

ヒロミツ
やれるもんなら やってみいや!!

なんという野球マンガの口あけシーン!
ようこそ!
いらっしゃいませこんにちは!
ようこそケン・イシカワワールドへ!!
そんな幻聴が貴方をお出迎え。


kaibutu02.jpg


そんな気合と共に放たれたタケシの剛球は、すさまじい球威でミットを切り裂いたり焼き焦がすほど。
審判びびってる。勿論バッターもびびってるヘイヘイヘイですよ。
こんな球をきっちり動じずにナイスキャッチできるのは、並外れたガッツとテクニックと野球愛と気力を持つヒロミツだけ。
それを見てタケシがニヤリと一言。

「命びろいしたのう ヒロミツ」

"ナイスピッチング"と褒められても

「どこがナイスじゃ ヒロミツは生きとるわい」

なんという終始一貫した態度。

タケシがヒロミツ憎さで剛球を放れば、ヒロミツはホームランをスタンドへ。このチームが勝ちあがらないはずもなく、競合を下してついに決勝への切符を手に入れる。

ヒロミツ
「タケシ どういうつもりで野球やっとるんじゃ」

タケシ
「どないもこないもあるけ
 おどれをぶっ殺すためよぉ〜!!!

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このタケシが超いい顔してる。

マンガに限らず野球フィクションにおいて、主人公が野球に足を踏み入れた理由はいろいろある。
父子で巨人の星を目指したり、バットが父の魂だったり、とにかく巨人が気に入らなかったり、沢村栄治の生まれ変わりだったり、そういうドラマは特になくても普通に甲子園を目指したり。
80年代になるとだんだん個人的で軽い理由…例えば「モテたい」とか「目立ちたい」というような動機も増えてくる。
しかし「バッテリーの片割れ憎しで、試合中合法的にぶっ殺すため」という動機はかなり前代未聞の部類ではないだろうか。まあその後も続いてないけど。

決勝で当たる相手は米山実業。
かつては名門だったが、最近はいまひとつパッとしない米山実業が今の「キチガイ野球超人」を2人擁した久魔高に勝てる見込みもなく、このヤクザチームが甲子園に出てしまうという状況に高野連も教育委員会も頭を抱えるのだった。
出場辞退を久魔校長に促すも、
「今あの2人から野球を取り上げて放っておいたら校内暴力で学校がつぶれる」
というもっともな理由
でつっぱねられる。

決勝に向けてやる気殺る気十分のタケシとヒロミツ。ヒロミツの挑発に乗ってタケシの剛球はますます冴える。
ぶっ殺すぶっ殺すと言いながらも、その気になればチャカでもヤッパでも持ってきて実行できるはずなのにそうはしないタケシに、ヒロミツは
「お前は野球が好きだ」
と断言する。
「お前は知っとるんよ お前の球を受けられるんはワシしかおらんことをな」

その夜、ヒロミツとタケシは別々に闇討ちに逢う。それはなんとしても久魔の甲子園行きを阻みたい米山実業の仕業、高野連や教育委員会の差し金だった。
タケシの名を騙って呼び出されたヒロミツは、瞬時に「タケシのやり口ではない」と見抜くが、タケシは完全にヒロミツの卑劣な襲撃だと思い込む。
両者大ケガを負った状態で球場入り。
ヒロミツは頭に血の上ったタケシの疑念を否定せず、あえて挑発してその球威をさらに引き出していく。
すっぽ抜けたタケシの球が打たれるが、返球をタケシがカット。
ヒロミツはすかさず
「タケシ 俺の頭はここぞ!」
と挑発して、イチローもかくやのレーザービーム返球をさせて走者をノックアウト。

失神した走者の体には、昨日の襲撃時に噛み付かれた歯形があった。奥歯が一本欠けたその独特の歯型こそ、小さい頃にヒロミツとのケンカで奥歯を折ったタケシのものということにヒロミツが気づく。ヒロミツ、タケシのことなら何でも知ってるんだね…
ここにきてアホの子タケシも全てのからくりに気づく。
「どうあっても自分たちを甲子園に行かせまい」とする企みに完全にキレる二人。
ここで尋常の野球の試合を行うことをあっさり放棄し、ユニフォーム上半身を脱ぎ捨てる。
そして高校球児として禁断中の禁断、ご立派なモンモンを晒しながらグラウンドへ颯爽と舞い戻る。

kaibutu04.jpg

タケシ
「ヒロミツ 晴れの舞台やでー!」

ヒロミツ
「おう!」


この時点でヒロミツの持っているのがなぜか釘バットになっている点にもご注目ください。

この時点で久魔高の代表入りは消えたものの試合は続行。
ヒロミツが最後の打席に入ってスコアボードを直撃(破壊という意味で)する大ホームランを打つ。「これで悔いはない」とすがすがしい顔のヒロミツ。
審判が「試合終了だ ベースを一周してきなさい」と促す。しかし二人は

「試合終了だと…」
「まだ試合は終わっちゃいねえぜ〜!!!」


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「これからだぜ 俺たちの甲子園は!!」

多分同じようなセリフが幾多の野球マンガのラストあたりで主人公の口から出たことだろう(おそらく打ち切り路線だけど)。
しかし凡百の野球マンガと違うのは、主人公がバットじゃなくて長ドス(仕込みバット)を持ってるってことカナー。

その後はボールとバットと長ドス振り回しての大乱闘。

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ヒロミツ
「タケシ やっぱりわしらにはこれが一番やのう!」

タケシ
これに較べれば 甲子園なんぞなんぼのもんじゃい〜〜!!


タケシはともかくヒロミツまでもがこんなに清清しい顔しちゃっていいのかと思わんこともないが、本人がいいみたいだからいいや。
まあ実にイシカワイズムあふれる着地点であります。

『この後久魔高野球部の姿が表舞台に現れることはなく、とある少年刑務所内の野球チームに強力なバッテリーが出現したという噂を聞いた…』
という落としどころで物語は終わる。
ちなみにこの刑務所の看板が「甲子園少年刑務所」。
そうか!ヒロミツは甲子園に行けたんだねママ!って部分がちょっとだけ救いかも(本当に凄いちょっとだな)。

まあ、「闇討ちがバレた時点で世論は久魔に味方するんじゃないか」とか色々つっこみどころはあるけれども、この物語のダイナミックさの前ではたいした意味を持たない。

とにかく絵も躍動感に溢れ、ちょこっとしか出てこない脇役もいい味を出し(特にタケシとヒロミツの父親は少ししか出てこないが、それぞれの息子と立ち位置や考え方が正反対なのが実によく効いている)、テンポも迫力も最高。
また、石川賢特有の、絶妙なもっちり感とパツパツ感の配合されたナイスマッスルボディが高校野球のユニフォームに包まれている絵自体が実に貴重で実にナイスである。

この名作、なんとかどんな形でも(できれば単行本ごと)復刻してくれないものか。とにかく石川賢がスキなら絶対おすすめの一作であります。


ちなみに、高校野球関連規定に「刺青の選手は出ちゃダメ」という明文化されたものはない。
とはいえ、いまだ茶髪ピアスの選手が是か非かというレベルが議論のまな板に上るか上らないかという状況だから、やはり「モンモン球児」は「日本の高校野球には30年早かった」のだろう。行く先がアフリカか刑務所かという差でしかない(いやそれって相当な差だが)というところか。
posted by 大道寺零(管理人) at 19:56 | Comment(5) | TrackBack(0) | 漫画
この記事へのコメント
こうして見ると…。私の『雀鬼-2025』、黄ばみすぎ。

すごく解りやすいまとめですね!
石川先生の野球漫画は、後にも先にもこれ一作だけですかね、たぶん。
38ページとは思えぬ濃厚さ。

タケシ、「闇討ちの犯人はヒロミツ」と言う事を微塵も疑ってなかったからなあ…。
可哀相なヒロミツ。

石川先生は、構成がすごく上手いですよね。
この技術があるから、ラストが「戦いはこれからだ」でも説得力がある。鬼才です。
Posted by カゼ at 2007年12月06日 22:47
おおお、これは佳品ですねえ・・・・
大好物♪
モンモンはたしかに規則にのせづらいでしょうね。
風呂でもないから、服脱がなきゃ見えないだろうし。



リアルチャーシューのエントリもおもろかったです。ワイルドセブンて7人そろってるの1瞬だけなんですよね。タイトルに偽りあり・・・。別タイトルだったらよかったんじゃ?
たとえば思い切って「キバちゃんデカ」とかにしたら現在「バキ」の隆盛はなかったかも?
でも本当に名作で流行ってたマンガ、
最後まで追えた試しがないなあ。
超人ロックとかもいつ終わったやら
終わってないやら・・・
新とかZとかつけて20年くらいつづいてると
読者も婚期じゃなくて根気がつづかずぽろぽろ抜け・・・
ダンナは未だにガイバーの続きがとか
海皇記とかクジャク王とかバスタードどうなったとかいってるし
終わったマンガだけ選んで読めばいいのに(お宅にあるまじき選択基準)。


脱線したけどとにかく
いつも楽しいネタをありがとうございます。
Posted by NAPORIN at 2007年12月06日 22:49
>>カゼさん

カゼさんのおかげで「怪物伝」が読めました!ありがとうございます。お言葉に甘えて数ページだけスキャンさせていただきました。
色は…すいません、私が色調調整をサボったせいで…
大丈夫、私の持ってるエリア88のほうが変色は深刻ですヨ…

MOBの「ワー ワー」っていう描き文字は野球マンガにはつき物ですが、この作品の最終ページに関しては明らかに意味合いが違って…

タケシヒロミツは二人とも見れば見るほどキュートですよね。特にあのボッサボサの眉毛が。タケシに至ってはもう、「ガンダムWかよ!」と言いたくなるくらい。

>石川先生は、構成がすごく上手いですよね。

ですね〜。画面的、ストーリー展開的にも勿論なんですが、「ちょいキャラ」の位置の置き方、ちょっとしたセリフや設定がすごく印象に残るのも大きいですね。一見勢いだけに見えても、実は奥行きがすごいというか。

>>NAPORINさん

お楽しみいただけてよかったです。特にこういう成人漫画誌掲載の作品はなかなか復刻の波に乗っても日の目を見る機会が少ないと思うので…

>刺青

刺青に限らず、髪型・ピアス・眉などの具体的な身体装飾に関する事項は明文化された規約がないんですね。要するに「高校球児らしくってことで分かれよな」という不文律ってことらしいんですが。
(日本学生野球憲章 第九条 選手は、学校長が身体、学業及び人物について適当と認めた者に限る。但し、大会、リーグ戦又は対校試合に出場する選手の資格に関しては、主催団体においてさらに 厳格な制限を設けることができる。)
で分かるように、出てくる時点で指導者がそのへんもキッチリ監督しておけよなということみたいです。

刺青を入れること自体は罪ではないんですが、現在の日本では、健全育成条例などによって、「未成年に刺青を入れた"彫師は"処罰される」ことになっているのでやはり真っ白とはいえないんでしょうな。

>ワイルド7

補充メンバー(デカとテル)のことも忘れないでやって!まあ途中で死亡&フェイドアウトしてしまいますけど、7人揃ってる時期はそこそこありまっせ。
どうしても6人の時期は…草波さんを勘定に入れるんだッ!
「ワイルド7」は少年漫画史に残るカッコいいタイトルの一つなので無体なことを言わないであげてください。そうでなくても望月先生はダジャレ脱力系タイトルがお好きなようで、実際「ごくろう3」「ウルトラSHE」なんて作品もあるんですから(そんなタイトルで中身はけっこう面白いらしいから困る)。あと、「マイルド7にひっかけたダジャレ」とよく誤解されがちなんですが、ワイルド7(1969年連載開始)よりマイセン発売(1977年)のほうがずっと後だったりするんです。

「超人ロック」は続いてますね…まあ「特に終わってない」という感じですが。ロックほど雑誌を渡り歩いた作品はないですよね。一時期ビブロスから出ていたときはちょっと驚きました。
「ガイバー」は現在「少年エース」に連載してます。もっとも10月発売の号では8Pしかなかったとかなんとか。「キャプテン」で見ていた頃は、まさかここまで(連載時期的に)引っ張る作品だとは思いもよりませんでした。
「バスタード」はウルトラジャンプで不定期連載中ですけど、載る原稿が多少ナニなので単行本で見るのが吉でしょうか。さらに倫理上単行本に収録できないシーンは同人誌で。クソ高いですけどな!

>終わったマンガだけ選んで読めばいいのに

そんな殺生な!石川作品のほとんどが読めなくなってしまうです!
Posted by 大道寺零 at 2007年12月07日 09:19
うわさには聞いていたがこれほどすごいとはなあ……
なぜこういう作品が埋もれてしまうのか不思議でならんですよ。雀鬼2025とか。

ついでに怪物伝のタイトルと端書しか知らなかった頃は「ヤクザが河川敷で
賭け野球(実力行使の代理)してる最中にいつのまにかダイナマイト投げあう話」
だと思ってたんだが。当然タケシとヒロミツは敵同士で。

しかしタケシとヒロミツの両親は何とも不憫だな。あの武田勝頼&義信も吃驚する親不孝振りじゃねえかい。
どうせなら甲子園まで行かせてもよかったんじゃないんですかセンセイ。
「がははは 野球は実にええのう」「ワシらの殺合(しあい)はこれからじゃあ!」

>石川賢作品
まあ個人的には不満とかあるんですけど(大ファンですが)。
虚無のまとめ方に対しては特に。
Posted by ろうがん at 2007年12月24日 10:14
>>ろうがんさん

>なぜこういう作品が埋もれてしまうのか不思議でならんですよ。雀鬼2025とか。

そうなんですよね〜。出版社はどこでもいいからとにかくどういう形でもいいので復刻して欲しいですよ。個人的にはあまりスキじゃありませんが、電子書籍でもいいし。
麻雀漫画というのは、「哭きの竜」あたりでヒットが出るまでは、単行本にしてもさほど売れないジャンルだったように記憶しています。どうしても麻雀が分かる人でないと読んでも面白くないですし、麻雀漫画雑誌を買う層にしても、あまりコアな漫画読みは多くありませんでしたし。その一方で、今ではあっと驚くような作家が若手〜中堅時代に、「麻雀さえやってればあとは結構やり放題」な場を生かして面白い作品を執筆していました(私は「沈黙の艦隊」でブレイクする前のかわぐちかいじの麻雀漫画が、今よりもずっと好きなのです)。「雀鬼2025」もその一つですね。
ともあれ「雀鬼2025」初版の時期には売れるカテゴリでもなかったので、重版があまりかからずに埋もれてしまったのかな?と思っています。

>>「ヤクザが河川敷で賭け野球(実力行使の代理)してる最中にいつのまにかダイナマイト投げあう話」だと思ってたんだが。

どっちかというと同単行本内所収の「昭和極道打ち」がそんなノリの作品でした。

>>しかしタケシとヒロミツの両親は何とも不憫だな。

確かに…父親を交換し合うと家庭内はごくごく円満になるわけですが、そこをクイッとずらすあたりが「うまい!」と思ったのであります。ページに限りがある読みきりなのでその辺を過不足なくサラリと描いて、しかも読者にはしっかり伝わるところがよかったです。
Posted by 大道寺零 at 2007年12月25日 17:54
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