先日公開した「浅間ゲッターパーク」に登場する「学生の生首」が出てくるコマは、雑誌(「少年サンデー」)連載時のページで、てんとう虫コミックスになる際にカットされ、その後単行本に収録されたことがない幻のページらしい。(私はサーガ版持ってないのだけどそっちにもないのかな?)
双葉社の「ゲッターロボ全書」にフォローされていたものをスキャンした。もとの画像も小さいので不鮮明だけど大体内容は分かるかと。
具体的に言うと、「ハヤトの校舎」の25Pめと26Pめの間に入る見開き。
私は大都社stコミックス版しかないのでそれで話をすると、1巻の127P・128Pの間に本来あったページとなる。
<127P>
竜馬と隼人の格闘は、腕をちぎられた隼人の手下の登場によって中断され、隼人は「敵」のもとに駆け出す。相手がハ虫人類であることを予想した竜馬は隼人を止めるが、手下によって押さえつけられそうになる。
<未収録シーン>
手下を振り払う竜馬。
(セリフ「どけ チンピラども!」)
かけつけた隼人の目の前には、廊下に転がる手下の首。
(セリフ「安田!」)
上を見れば、教室表示板にぶら下がるちぎれた腕、滴る血。
隼人が警戒しつつ教室に入ると、逆さづりにされた死体やバラバラになった手足などの凄惨な状況の中、「カリカリカリ」という音がする。音の方向を見る隼人。
<128P>
「カリカリ」というのは、ハ虫人類が人間を食べている音だった。次のページから隼人と敵の格闘シーン(そして急いでかけつけた割には高みの見物を決め込む竜馬)
まあ未収録部分がなくても話の流れとしては破綻がないのだが、はさんで見てみるとなるほどな、というか、「カリカリ」という音は本来こういう意図で見せる効果があったということがよく分かる。
まあ確かに、よい子向けの「てんとう虫コミックス」にはきっつい場面ではあるなぁ。その前の「竜馬が犬の首をはねるシーン」が収録されたかどうかは知らないけども。
しかしこの未収録部分、これ単体だけで見ると、手下の首をはねたり手足をちぎったのが竜馬の所業にしか見えないってのもかなり凄いような…
もう、雑誌掲載時だけですね。
これが載ってた号のサンデーをずっと探してますが、みつからない…。
このシーンがあると、隼人達の喧騒に反した校舎内の静寂が解る上に、テンポも一旦呼吸を置けますよね。
かなり重要なシーンのはずが…。カットしちゃうもんなあ。
ありがとうございます。やはりサーガにも未収録でしたか。
てんとう虫版はともかく(でもその後も生首やらバラバラ死体が出てくるシーンは切りきれずに入ってるはずなんですが)、サーガのような対象年齢が高いものは無問題のはずですよね〜。あるいは原稿が現存してない可能性もありますけど、既に雑誌から複写っぽいページもあるので理由にならないような…
>隼人達の喧騒に反した校舎内の静寂が解る上に、テンポも一旦呼吸を置けますよね。
そうですよね〜、緩急があって緊迫感と恐怖感を高めていて、これならまあ隼人が失禁しちゃったのもしょうがないかと思えますよね。
このシーンを知らなければ、場面のドライブ感で読めてしまう(ギリギリつじつまも合う)のですが、知ってしまうと繋がりとしてぎこちなく、「なんだかな〜」と思ってしまいますねえ。
当時の雑誌は…そもそも今この世に残ってる数が少ないですから、見つかっても高いんでしょうなあ…
あの頃…というか少なくとも20年くらい前までは、まさか漫画雑誌がお宝として取引される世の中になるなんてほとんどの人は予想していませんでしたからねぇ。
TBもありがとうございました!