以前相方が予約受付の用紙をもらってきてたりしたのだが、普通〜にたくさん置いてあったらしい。休日の昼にこんなのもいいかと試食。
仙台折立の「おり久」には、大学生時代ちょこちょこ行っていた。
こってりすぎずあっさりすぎずバランスのいい味噌味、気風のいい盛りの炒め野菜、大きなチャーシューと、野菜から出る甘みがとてもいい味で好きだった。
店の最大の特徴は、「住宅地の中にあるたたずまいがさりげなさ過ぎて幾たびに迷ってしまう」ことだろうか…
懐かしくなり購入。1個298円の、「有名店再現系カップ麺」としてはよくある値段。
・麺
この手のカップ麺でおなじみ「十勝新津製麺」製の乾麺。中太でコシがあり美味い。本家よりのびにくいかも。
・スープ
ずっと食べていないので忠実度は正直もう分からないのだが、バランスのいい味噌味。香味油も美味しい。
・乾燥具材
こういう製品だと仕方ないのかもしれないが、歯ごたえなどは悪くないもののいかんせん圧倒的に量が少ない。
おり久といえば、あの気前のいい炒め野菜の盛りっぷりこそが真っ先に浮かぶので、もうちょっと増やして欲しかった。
・レトルト具
チャーシュー。
レトルト具材は特有のレトルト臭さ(個人的に感じるのは、缶詰の「大和煮」のようなわざとらしいにおいというかなんというか)が気になることが多いのだが、このレトルトチャーシューはそれが皆無で感動した。
量的にもうちょっと欲しいが味はとても良い。
・ゆず七味
お好みで。
数年前に、「おり久」先代のオヤジさんが亡くなって代替わりしたと知り、まだ若かったはずなのに…と残念に思った。結局代替わり後には食べに行っていないのだけど、次に仙台に行く機会があれば寄ってみようかな…