今度の特定商取引法改正で拒否者に対する訪問勧誘禁止が導入されちゃったらおまんまの食い上げになっちゃう社団法人日本新聞協会販売委員会委員長の泡食った意見書
(私の子供を守るのは、武器を持たないあなたの手 )
内容をかいつまんで要約すると、
・現在経済産業省で、特定商取引法を改正する動きがあり、その内容は
・訪問販売の話を始める前に、「勧誘や商品紹介を受ける意思があるかどうか」を確認し、「ない」と言われたならば引き下がらなければならない
・「あんたのところとは契約しない」「もう来ないで」と言われた場合には再訪・再勧誘してはならない
というような内容が含まれるため、新聞拡張員の団体が不服の意を表した「新聞拡張活動はキレイな訪問販売なんだから規制しちゃヤダヤダ」「法改正するなら特例として規制外にしてよ」という内容の文書を提出した、というもの。
(とまあ非常にかいつまんでいるので、詳しく知りたい方は、リンク先の記事および経済産業省の改正案関係ページ・及び日本新聞協会販売委員会よりの意見書PDFなどをご覧ください。)
まあ、「まっとうなモンを売ってるんだから、羽ブトンやら点検商法などの違法性の強い連中と一緒にするな」という気持ちは分からないでもないが、「新聞はこれこれこのとーり素晴らしい商材なんだから聖域扱いしろ」というのはもはや通らない話ではないだろうか。
しかも、
消費者が勧誘を拒絶する旨の意思表示をした場合、勧誘が禁止されるということだが、新聞の場合、「今、○○新聞を取っていますので、△△新聞はいりません」「新聞は読んでいません」と、断られるところから勧誘が始まる。こうした規定が導入されれば、本来自由な営業活動まで規制されることになり、過剰規制にならないか。
「断られることから勧誘が始まる」というのは一つの真理かもしれないが、あくまでセールスを行う側の根性論的ノウハウに過ぎず、こういった意見書に書き添える内容としては適切と言い難いのではないだろうか。
実際、「新聞勧誘」といえば、宗教のソレと同等の「ウザったい訪問販売」の代表格として挙げられることが多い。
そして、「消費者相談の多い商品・役務(要するにトラブルの多いジャンルということ)」ランキングにおいて新聞勧誘が堂々2位という厳然たる結果が物語るのは、「あんたたちが自覚している以上に新聞拡張員は嫌われている」「迷惑掛かってる」という事実。
いくら「業界内で自浄努力をしている」「カスタマー相談窓口で対応している」と力説しても、それが追い付いていないという事実でもある。
この法改正案は、「いらんと言われたら引き下がるように」というものであって、決して訪問販売行為そのものを禁止するわけではない。
消費者側にとっては、さっさと帰ってほしい業者を帰らせる法的根拠は、不退去罪くらいしかなかったのが現状なので、たいていの場合において恩恵の方が多いだろう(と、現在昼間家にいる立場としては思う)。
どうしても新聞拡張を聖域扱いしろと要求するならば、現在の悪名高い状況をいかにして改善するかという具体的対案を出し、かつその実績を上げるか明確に示すかしなければ、とても説得力を帯びることは難しいのではないだろうか。
今までが悪すぎたんだから。
特定商取引法改正について調べたところ、2004年にも大きな改正が行われている。
詳しくは特定商取引に関する法律 (Wikipedia)を参照のこと。
・訪問販売などの勧誘をする場合は、事業者はその勧誘に先立って、商品を販売することが目的であることを消費者に対して明示することを義務付けた。このため、家庭への戸別訪問で行われることの多い「点検商法」(例・水道局や保健所をかたり水道水を点検→汚れているので浄水器を売り込む)などの手法は制約を受けることとなった。
・商品の販売目的であることを隠し、一般の人が出入りしない個室(例・販売者の事務所)などに誘い込んでの勧誘は禁止された。これにより、メインとなる商品の販売であることを隠して事務所などに連れ込んで契約をさせる、キャッチセールスやアポイントメントセールス、SF商法といったものは違法になった。
などの内容がメイン。
しかし現実的にはまだまだ点検商法も健在に思われるんだが…
単に田舎なだけなんだろうか…
悪徳業者を合理的にさっさと追い返すためには、消費者側もお上からの周知だけに頼らず、正しい法知識をアップトゥデートに身につけていくことが肝心なのだろうな。
私もspamを扱っている手前、特商法には縁が深いので、今回の法改正は当然の内容と思っていたのですがこれに新聞が噛み付くとは。
「意見書」とやらを拝読しても自分らが提供するコンテンツで論じるのではなく『94%という世界的にみても最高水準の戸別配達率を達成してきた。』という消費者の誰も誇りにしていない数字に縋りたいだけにしか思えません。
流通のしくみが変わっているのだもの、そんなもの意味ないでしょ。
やはり高い戸配率を誇っていた牛乳屋さんは勿論勧誘にはいらっしゃいますが、ちゃんと商品の説明もしてくれますし、断ってもそんな駄々は捏ねませんぜ。
同じ代理店から、断ってるのに何回も電話来るんだもん。
あけましておめでとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
意見書については、全体的に「頑張ったんだろうけど、お上に出す意見書なんだしもうちょっと練って説得力を持たせましょうね。50点。」という印象を受けました。
新聞については、「興味のある事件があったときだけ駅やコンビニで買う」という人も増えてきていますし、それでいいんじゃないでしょうかね。忙しいととっていてもなかなか読めたもんじゃないですしね。
配達で欲しい人はサービスセンターに電話などして頼むだろうし、それでいいんじゃないかと。
「悪徳業者と一緒にするな」という思いは、訪問販売業全体が持っているでしょうけども、それを力説したいばかりに、「新聞だけはこういう神聖な存在」とまくし立てるのはどうなのよ、と思います。
>>牛乳屋さん
そういえば、小さい頃は配達してもらうのが当たり前でしたけども、めっきり減りましたね。配達ボックスのなかった時代は、衛生面(特に夏場)の問題もあったように思います。
最近は機能性重視の牛乳(カルシウムを強化したり、グルコサミンなどを添加した物も)も増えていて、業者さんはサプリメント的な営業アピールをしていたりと、なかなか努力をしていると思います。
>>engさん
>新聞勧誘もウゼぇが、光に換えませんか電話もウザすぎるんで禁止してほしい。
同じ代理店から、断ってるのに何回も電話来るんだもん。
あー、来ますねえ…わかりますわかります。NTTから直接来ているようなトークだけどたいていは代理店ですね。
アレって本当に、同じ代理店の場合、「ちゃんとチェックしとけ」と言いたくなりますよね。
うちは私達と義両親で2回線電話があるんですが、ネットは私たちの回線で契約していて、階下には無線LANで飛ばしてます。で、階下向けに勧誘電話が来ると「別回線で無線してますから」と言って断るわけなんだけども、その勧誘が何回も来るんですわ。そのたびに「ネットのことは息子と嫁に任せてるので」ってんで対応させられるのですが、本当にウザったいですな、