グラタンじゃなくて、マカロニアンドチーズかなぁ?と。
と指摘あり。
で、ジャンブラーさんが教えてくださったwikipedia「マカロニアンドチーズ」の項目を見ると、
マカロニ・アンド・チーズ(macaroni and cheese, macaroni & cheese)は、茹でたマカロニに塩味の効いたチーズソースを絡めた料理。チーズはチェダーチーズを使うのが一般的である。
作り方は簡単で、沸騰した湯でマカロニを茹で、湯を切った後、鍋に戻したマカロニと一緒に、チーズソースの粉末、バターと牛乳(もしくは水)を入れ、ソースとマカロニが十分絡み合うまでかき混ぜれば完成である。好みで刻んだハムやソーセージ、タマネギ、挽肉、ツナ缶などを加える場合もあるが、具が入ったマカロニ・アンド・チーズはもはやマカロニ・アンド・チーズとは呼べないと主張する声もある。
とあり、デーブさんの作り方は至極正統派、この料理もごくポピュラーな北米料理ということがわかった。
そもそも動画をちゃんと見直してみれば、タイトルに
「Mac and Cheese」
と書いてあり、「マカロニアンドチーズ」以外の何物でもない。
ごめんなさいデーブさん。
(最初「Mac」って何を指すんだ?と不思議だったが、「マカロニ」の略記だったんだね…)
「マカロニアンドチーズ」という料理が日本では知られていないということもあって、通りのいい「マカロニグラタン」という言葉を使ったのだろうけど、見る方としてはどうしても「グラタン→あれ?ホワイトソースは??」となってしまうので、ある程度はUP主のタイトル設定の問題だろうなんだろうなあ。
同じようなレシピはほかにもあって、例えばこの動画のタイトルは「ホワイトソースを作ります」
となっているので、「これのどこがホワイトソース???」と反応してしまうけれども、タイトルはあくまで
「white country gravy」
で、「グレイビーソース」としてはさほど突飛な作り方ではない。(こちらにはさすがに「ホワイトソースじゃなくてグレイビーだよ」という突っ込みコメントがいくつか入っている)
…まあ…フライドチキンの揚げ油の残り部分を「肉汁」と定義するのが適当かどうか?という問題はあるけれども…
そしてこの動画、作ってみたらあんまり「white」ではなかったせいか、動画の最初で「white country gravy」と書いているのに、エンドタイトルではさりげなく「white」を抜いて、ただの「country gravy」ってことになっちゃってるのがご愛敬というかなんというか。
数多くの動画の中から、わざわざ料理タグのジャンルを見るのは、人並み以上には料理の知識がある人間がほとんどだとは思うけれども、自分の知識や常識だけに頼った範囲でよそのお国の料理をアレコレ突っ込むのは気をつけなければならないこともあるんだと実感した。料理世界は広大だわ。
まあそれを差し引いても突っ込みどころ満載なのがさすがデーブさん動画なんであります。
量や配分とか、「おいしそうな感じ」とか、料理っていうのはもっと、もっと、別の何かを必要としているのではないかと思うんですが。いえ、私は、料理できるヒトじゃないですが。
デイブさんみたいな人が、どんどん調理風景を公開するに至った動機が知りたいですワイ。子供が真似したら、どうするんですか!
いや、楽しく見てるんですけどね♪
>正統派
いや、レシピ手順自体は基本的で、特に齟齬はなさそうに思ったので…
ある意味、日本人がイメージする(多分にネガティブな意味での)「アメリカ飯」の姿にはこの上なく合致してますね。
アメリカはかなり徹底したベジタリアンがいる反面、「豆とかイモがあるから野菜はOK」みたいな料理が平気であって、そのギャップというか極端さがなんともすごいと思います。むしろ反動で極端なベジタリアンが生まれたのかな〜と思ったりも。
デーブさんは、サイトで
「僕が自分を"world's greatest chef"と呼ぶのは冗談だけど、家族のために台所に入って一生懸命料理するなら、それだけで誰しもが"world's greatest chef"なんだぜ」
というようなことを言っているので、「細かいことにこだわらず、好きなように美味しいものを作ろう」というのがコンセプトなんだろうなと思っております。
しかしあのマカロニアンドチーズは、乳糖不耐症気味の私だと3スプーンも食べれば腹が悲鳴をあげてしまいそうです。それ以前にカロリー的にも十二分かも…