2008年01月20日

リアルじゃないお約束日記

ドラマだから許されるセリフやシーン(発言小町)

この手のスレッドやトピックは別に小町じゃなくてもいたるところにあるのだが、たまたま読んだので。


・いきなりつわり→洗面所でリバース→「そういえば…」なシーン

ドラマで発覚する妊娠は、とにかく計ったように「3か月」だ。
「その前に生理が遅れてる時点で気づくだろ!」という意見もあるが、不順な私にしてみればそれなりにリアルだ。
しかしこういうシーン(あるいは二日酔いなどでも)で吐く場所は、必ず洗面所か台所。
一度洗面所でリバースしたり、あるいは後始末を洗面所でせざるをえなかった人は分かると思うが、アレはブツがすぐに詰まってしまって実に大変なことになるのだ。
普通はやむなくリバースする際に駆け込むのはトイレと決まっている。
小さい頃から、「なんでドラマでは洗面所に吐くんだ??」と不思議だった。
そりゃまあ、美人女優さんに「便器と友達」にさせるわけにもいかないからなのだろうが…

・風邪で寝込む場合、体温計は口にくわえる

子供大人を問わず、一般的な体温計は腋で計るもので、舌下で計るのは婦人体温計のはず。
やはり子供のころ、「マンガやドラマでは口にくわえるのに、なんでうちはいつも脇なんだろ?」と不思議だった。
真似してくわえていると怒られた(そりゃそうだ)。
それでもやっぱりマネしたくて口にくわえたまま、うっかりくしゃみをしたらその拍子に口の中で割れてしまった。
「うわぁ、怒られる〜」とあわてながらも、隠せるもんでもないので、「ごめんお母さん、体温計口にくわえて割っちゃった〜」と恐る恐る声をかけたら、母は血相を変えて何度もウガイをさせ、飲み込んでいないかしつこく確かめた。
当時は今のような電子体温計じゃなくて水銀計だったので、そりゃ一大事だったのだ。「水銀なんか飲んだら死んじゃうんだよ!!」とこっぴどく怒られた。今誤飲マニュアルを調べたら、万が一飲み込んでしまっても大したことはないようなのだが、母親が慌てるのは当然だ。当の本人はただ「怒られるの怖い」だけしか頭になかったんだが…

まあ「氷枕よりも氷のうを乗せた方が分かりやすい」のと同じで、口にくわえている方が一見して「熱がある」と伝わりやすいからなのだろうけども…
ガキんちょが同じようなことをしてヒヤリとしたシチュエーションって、他にもあちこちで起こっていたんじゃないかと踏んでいるのだが…

・スッピン場面でもしっかりメイク

風呂上がりや寝起きなど、すっぴんであるはずの場面でも、美人女優はしっかりとナチュラルメイクをしている(髪は多少それっぽく乱れていたりするが、ひどい場合だとブローまでできあがっている)。
「個性派」のカテゴリじゃなくて、美人なのにスッピンをさらすような女優がいたらもう無条件で応援してしまうのだが、さすがにそこまでの役者魂を発揮する人はそうそういないだろうな。

どちらかというと、ドラマよりもCM(シャンプーやボディソープ、メイク落としや洗顔料など)の時に違和感を強く感じる。
特にクレンジング系は、
「これ一本で、ふぅ、しっかり落とせてスッキリ♪」
とか言いながらも、全然スッピンじゃないんだもんなあ…お約束だとわかってはいるが、商品の説得力にも関わるような気も。
これが洗顔料だと、まだバッチリとナチュラルメイクをした美人さんが、泡を頬あたりにだけ載せてクルクルと洗うだけ。そんな洗顔あるかw
女性と暮らした(あるいは深く付き合った)経験のない男性の中には、「女はそうやって顔を洗うもの」だと思っている人すらいるかもしれない…さすがにいないか…
クレンジングのCMで、「麻呂眉」をさらけ出して「本当に落ちてる〜!」とやってくれる美人タレントがいたら絶対尊敬するな。

・不在住人の隣のおばちゃん

あまりにベタ過ぎて最近は出番が減ったかと思いきや、刑事ドラマや2時間ドラマには今でもけっこう出てくる。

・刑事、または主人公が調査のために集合住宅に人を訪ねる。
 「**さーん!警察ですが〜!」
・隣から人が出てくる(たいてい女性、それもおばちゃんやお水風のくたびれた女)
「もう、朝っぱらからうるさいわねえ!**さんなら3か月くらい前に引っ越したわよ」
「詳しくは知らないけど…静岡の実家に帰るとか言ってたわねえ」
「そうそう、この間ハガキが来てたわ」


というパターン。
昔の刑事ドラマだと、「オバちゃんの場合は頭にカーラー(orヘアキャップ)」「お水姉さんの場合は、短いネグリジェやベビードールになにか引っかけたような露出の高い恰好で、若手刑事が目のやり場に困る」というのがお約束だった。平成に入るとなぜか「オカマが出てきて、『あ〜らこちらイイ男!』」というパターンも増えた。
しかしアパートやマンション暮らしで、隣人にいちいち身の上を語ったり、大家でもないのに転居先を知らせたりというようなことはかなりありえないような…

・学校の保健室に常駐する「校医」

学校を舞台としたドラマやマンガによく出てきて(たいていは若くて美人)、病気やケガを診断したり処方箋を書いてくれる。
しかし保健室にいつもいるのは「養護教諭」。養護教諭免状を持つ教職員で、学校の保健・衛生業務を司る立場にある。医療行為を仕事とする「医者」ではない。「校医」「学校医」は近隣の開業医や勤務医が各学校から業務を委託され、各種検診や予防接種(今はやらなくなったけども)を行ったり、生徒が怪我や病変に見舞われた場合に診てもらう契約を取り付けているもの。だから「保健室にいつも医者がいる」という状況はあり得ない。
実際には、養護教諭が保健士や看護師の資格を取得していることが多く、経歴によっては医師免許を持っているという状況もありえなくはないけれども、よく学園ドラマやゲームに出てくるような常駐校医はいない。

・やたらと仕事中に席をはずしてプライベートな会話


特に「熟年離婚」で雑貨屋に勤めてからの松坂慶子は、やたらと子供やその関係者が店に来て込み入った話をしたり、私用電話がかかってきたりで、営業時間中(接客中)に中座しすぎで笑ってしまった。いくら社長となあなあの関係だとはいえ、勤務形態は一介のバイトなのにあの重役待遇はありえん…

・「ワシは〜」「〜〜じゃ」と喋る老人(男女問わず)

ド田舎にあっても見たことないんだけども…

大体、「かなり高齢で口元もフガフガになり、語尾がはっきりしなくなる」ということはあるにしても、「年取ったから一人称が"ワシ"に変わる」ということはまずあり得ないのでは…(方言としての"ワシ"という一人称がある地域は別)

回想シーンなどで、「ワシ」なじいちゃんの若い頃のエピソードだと一人称が「オレ」「私」だったりすることが多いので、つい思ってしまう…

・二枚目や美女が殴られたり転んだり場合、血が出るのは大抵口の端

血が「ツーッ」と垂れてくる程度で、きれいどころの場合、なかなか「鼻血」までもいかない。


posted by 大道寺零(管理人) at 04:13 | Comment(13) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
「傷だらけの天使」で、体温計は肛門にいれたりもする〜を初めて知ったZです。

ドラマの影響で恐いなと思うのは、(今ではなくなりつつあるんですが)登記済証(いわゆる権利書)の認識です。
権利書を奪われる=所有権を失う〜と思っている人が本当に多いです。
アレはいわばATMの暗証番号のようなもので、なくなったから所有権を失うなんてことはありえないんですよね。(もっとも暗証番号を他者に知られるとややこしいことになるのと同様、なくすとややこしいことになるのは間違いないんですが)
Posted by きたかZ at 2008年01月20日 09:06
日常をリアルに描いただけなら、誰も見ませんわなあ。普通起こらないことが起きるからドラマなんで。
約束事をツッコミ出したら全編ツッコミ所になっちゃう。それは甘受しなきゃ。

但し時代劇は多少なりとも史実に基づいている筈なので、余りに無茶な設定されると「そんなことできたら歴史が変わっちゃうだろ」ってツッコミたくなります。

私も1ネタ。現代劇、時代劇問わずあるやつ。
 耳打ち→『何!△△が○○を!?』「しっ!声が高い。」
耳打ちの意味ないって(笑)
Posted by 末期ぃ at 2008年01月20日 15:08
>>きたかZさん

>体温計は肛門にいれたりもする〜

正確には忘れましたが、「トイレット博士」あたりのバカガキ系マンガで、
・「肛門に入れて計ると普通よりも体温が高く計測される」

・「学校をズル休みするため」「集団予防注射をパスするため(今はもう集団予防注射はないですけどね…)」にア●ノレにIN

・クサいだの折れただのそんな騒動

みたいな話が強烈に頭にこびりついていて、「そうか〜、お尻だと高熱に細工できるのか〜」という豆知識が離れませんでした。
かといって実行する勇気は私にはなかったですw

>権利書を奪われる=所有権を失う〜と思っている人が本当に多いです。

確かに、私もよくわかってなかったです…
「麻雀放浪記」でも、家の権利書を賭けてのマージャン勝負とかありましたねえ。
権利書よりも重要なのはむしろ実印なんですね…
調べてみると、権利書がないと確かに手続きはめちゃくちゃ面倒だし、再発行もできないんですな。でもどうにかできる範囲内だと。勉強になります。

>>末期ぃさん

>約束事をツッコミ出したら全編ツッコミ所になっちゃう。それは甘受しなきゃ。

いやまあそうなんですが、私も相方もツッコミ体質なのでつい…
あり得ない事件が起こるのはいいんですけども、それ以外の日常やベースの世界観があまりにも不自然だったり、明らかに勉強不足だったりすると、それだけで入っていけないこともあるんですよねぇ。
まあ大抵はネタの範囲内で突っ込んで楽しんでいるのですが…
末期ぃさんのおっしゃる「時代もの・歴史もの」ではそれが顕著で、作品ごとに、ちゃんとしているものとダメダメなものの差が大きいですね。
「水戸黄門」に出てきた「八兵衛、ファイト、ファイト!」みたいなのはお遊びとして笑うところだと思うので別に気になりませんけども、登場人物の座り方が変だったり(正坐が礼儀正しい座り方になったのは江戸時代からで、それまでは公的な場でも男は胡坐、女は立膝が一般的)すると萎えますし、ちゃんと考証していると「頑張ってるなー」と思います。
特に中国歴史ものでよくあるのが、親でもなければ呼んではいけない「名=諱」(たとえば「諸葛亮孔明」の「亮」の部分)を、部下が平気で使っていたりすると「こりゃもうダメだ」と白けて先を見ることができないです…

> 耳打ち→『何!△△が○○を!?』「しっ!声が高い。」

おー、これはありますねぇ!思わず爆笑してしまいました。
電話や耳打ちなど、視聴者に聞こえないはずの会話内容はそうやって反芻するしかない(刑事ドラマで電話を取って、「何!●●2丁目で殺し!」みたいなやつ)わけですが、確かに声をひそめた意味がないっすね。
Posted by 大道寺零 at 2008年01月20日 18:25
あっ、すみません。言葉が荒すぎました。
発言小町のコメントを全部読んだら「新生児の髪がフサフサ」(→それは勘弁してやれよ…)レベルまでツッコンでいる発言があったもので、つい。
大道寺零さんに苦言を呈したつもりでは無かったのですが、誤解を招きました。お詫びいたします。

実はウチでもツッコミ入れながらドラマは見ています。
○街から遠い崖や吊橋で待ち合わせて犯人を指摘→逆上→遠くからサイレンの音が…(ほら、ツッコミたくなるでしょ?)
こういう約束が散りばめられているから安心して見ていられるんではないでしょうか?

おっしゃるとおり、時代劇・歴史ものなど新機軸を出そうとして、時代考証を無視したイタイ演出になると見ちゃ居られませんねえ。
あと旅好きなんで距離感を無視した物も気になります。
○東尋坊から東京に「これから死にます」と電話→刑事がおっ取り刀で小松空港に飛んで更にタクシーで(ry
Posted by 末期ぃ at 2008年01月20日 21:08
・「ワシは〜」「〜〜じゃ」と喋る老人(男女問わず)
ってそうなんですね・・・
岡山の私の家では父親も弟もそんな感じでしゃべってますよ。
Posted by Rie at 2008年01月20日 21:18
昔の映画とかドラマで、運転席のハンドルとか、飛行機の操縦桿を
もんのすごい左右に揺らしたりして運転しているのは
なんか思わず突っ込みたくなりますね。

「宇宙大怪獣ギララ」だったかと思いますが、
ヘリコプターを操縦しながら主人公が歌を歌うというシーンで、
ものすごい歌に合わせて操縦桿を振り回していたのは、
子供心に墜落するだろ……とか思ってました。
Posted by たろんなーど at 2008年01月20日 22:52
>>末期ぃさん

あーいやいや、どうぞ恐縮なさらずに♪

>「新生児の髪がフサフサ」(→それは勘弁してやれよ…)レベル

女の目から見るとつい気になってしまうんですよねぇ。小町には出産・育児経験のある人が多いですし…
私もつい「生後1,2か月くらいかのぅ…」と突っ込んでしまいますが、実際の新生児を出すのは色々問題がありますし、かといってその場面だけ見え見えのアリモノ編集でもそれはそれで白けますしねえ。
リアルを追及するドラマや映画の制作班が、病院や実際の産婦さんに協力を得て新生児の出演オファーを取り付けることは出来るかもしれません(意外に「記念になります」なんてお母さんもいるかも…)が、お産は予測のつかないものですから、スケジュールどおりに生まれたての赤ちゃんを確保できるとも限りませんし、それに何よりデリケートな新生児に撮影用の強いライトを当てたり、出産経験のない女優さんから変な抱き方をされてはたまりませんから、その辺は倫理的な問題だと思います。

>○街から遠い崖や吊橋で待ち合わせて犯人を指摘→逆上→遠くからサイレンの音が…(ほら、ツッコミたくなるでしょ?)

もう誰からもベタだベタだと言われつつも、「断崖で真犯人推理の披露」とか、「犯人、聞かれてもいないのに事件の真相をべらべら御開帳」は未だに二時間ドラマには欠かせないみたいですね。(特に片平なぎさが出るもの)
むしろ「おお、もう崖の時間か…お風呂にお湯張るかぁ…」みたいなもんですな。

>○東尋坊から東京に「これから死にます」と電話→刑事がおっ取り刀で小松空港に飛んで更にタクシーで(ry

ありますあります。
特に「ご当地もの」だと、無理やり土地の名所を巡らせるために、「●分後に**に来い」と要求されるシーンなどは日常茶飯事ですが、やはり地元の人間からすると、「おいおい何時間かかると思ってるんだよw」というほど離れていたりすることも珍しくないですね。

>>Rieさん

>岡山の私の家では父親も弟もそんな感じでしゃべってますよ。

ちょっと誤解を招く文章だったかもしれません。
方言や地域特有の言い回しとして「ワシ」が普通な場合は含みません。若い頃から「ワシ」、年とっても「ワシ」であればごく自然なわけですし…

映画のイメージだと思うのですが、広島など中国地方では、男性は老いも若きも「ワシ」という印象が強くあります。実際は地域によって異なるのだとは思いますが…

関係ないのですが、田舎者の一人称として記号的なのは「オラ」ですよね。
実家(山形市)周辺の、主に農村のかなり高齢(80↑くらい)の方は、女性なのですが「オレ」という一人称を使う人がわりといます。初めて聞く人は、女性が「オレ」というのに面食らうみたいです。要するに「オラ」と同じようなニュアンスなんですが。もちろん使う人は若い頃から一人称は「オレ」です。

>>たろんなーどさん

>「宇宙大怪獣ギララ」だったかと思いますが、
>ヘリコプターを操縦しながら主人公が歌を歌うというシーンで、
>ものすごい歌に合わせて操縦桿を振り回していた

「ギララ」は大学生時代、藤岡弘を見るためだけに借りて見ました。確かにそんな感じのシーンがあった覚えがあります。色々な意味で「やられた」というか、見てドッと疲れたというか。

今のように車はパワステが当たり前の時代と違い、昔の車のハンドルは重かったので、多少振ってもそんなに運転に影響はなかったのでしょうか…
また、昔ですと意外に「車の免許を持っていない(取るひまがなかったりとか様々な理由で)」俳優さんも多かったので、実体験の伴わない演技になってしまっていたのかもしれないですねぇ。昔のドラマで、実際は免許がない人が車やバイクを乗りこなすシーンを苦心して撮影した裏話など、けっこうよく聞きます。
カーチェイスシーンなどで、直線道路を追いかけているだけなのに妙にハンドルを切りまくっている場面もありますねぇ…
Posted by 大道寺零 at 2008年01月21日 01:33
こないだViPに82歳だけど質問ある?というスレが立ってたそうで(まとめで見た)、
そのくらいになると「そろそろ語尾をジャにする」と決めてしているじいさんが結構いるそうです。
リアルではたまにジャ言うらしいけどカキコがまるっきり若者っぽくておもしろい爺さんでした。
Posted by NAPORIN at 2008年01月21日 08:58
Posted by NAPORIN at 2008年01月21日 09:12
私の方もちょっと誤解を招く文章だったかなと思ったのですが「ワシは〜じゃ」まで岡山では普通に使うので一般的には不自然であったとしても何の引っかかりもなく聞けてしまいます。
私が一番気になるのは、悲しいこととかがあった時などになぜか突然降り始める雨です。
Posted by Rie at 2008年01月21日 09:49
>>NAPORINさん

そ、そんなスレがあったのか…教えてくれてありがとうございます。思わず読みふけっちゃいました。
ニルヴァーナ好きの84歳…リアル「ジジメタルジャケット」だわ…
「熟女ものとかまじいい(多分じいちゃんにとっては「熟」ってのとも少し違うんだろうなあ)」
「老人会は出てもつまらんが、出ないと死んだと思われる」
あたりの発言もキましたが、なんといっても
「WWE好きってだけでゆとり扱いされたw 」
に吹きました。
『ゆとり乙wwwww』とか罵倒される84歳。ネットは広大だわ。

>そのくらいになると「そろそろ語尾をジャにする」と決めてしているじいさんが結構いるそうです。

そうなのか…というかこういう話ってなかなか聞く機会ないもんね…
私の方にも多少先入観があったのかなと思ってます。やはり周囲は若いころも年とってからも方言って感じなので。
方言のない(というか東京弁が標準語というか)東京だとそういうこともあるのかな。
でも意外に、「ワシ」に切り替えたらしばらくは本人が一番モニョモニョと気恥ずかしいかもしれませんね。それもちょっと可愛いかもしれない。
祖父と話す機会があれば色々聞けたのかもしれませんけども、父方母方両方とも、私が生まれるはるか以前に亡くなっちゃってるもので…

脱線しますが、一人称や語尾って、方言要素以外にも、その人のポリシーとか「こうありたい」というビジョンが大きく関わっているような気もします。
一昨年亡くなった義理ばあちゃんは、生まれ育ちは酒田なんですけども若い頃は東京で「モガ」そのものな生活を謳歌していて、じいちゃんと結婚後家も建てて商売も始めて、戦争さえなければずっと東京にいたはずの人でした。いろいろあって酒田に戻って定住したんですけども心はずっと東京にあったようで、最後まで「私は〜だわ」「〜なのよ」という喋り方で、方言を聞くのはめったになかったです。周辺では、市街地は市街地なりの酒田弁という感じの人がほとんどなので新鮮でした。

>>Rieさん

こちらも誤読があったようで失礼いたしました。

>私が一番気になるのは、悲しいこととかがあった時などになぜか突然降り始める雨です。

確かに…悲しい時やショックな時にいきなり降り始めて、しかも
「ポツッ、ポツッ…ザーーーー」
と、「2、3滴後にいきなり土砂降り」なパターンが多いですよね。小雨とか「しのつく雨」という感じは少ないように思います。まあ多くの場合「雨待ち」をする時間とお金の余裕はなくて人工的に降らせるので仕方ないんでしょうけど。
そしてそういう時に傘をさすことは少なく、「高そうな服で濡れ放題で歩く登場人物」という光景もたいていセットという印象が強いです。
実際には、嬉しい時や楽しい時にも雨は降っているんですけども、その辺の演出っていつになってもパターンに忠実ですよね。
Posted by 大道寺零 at 2008年01月21日 11:15
日本語spamが激減して、自分も同志もネタに困っています。お陰で暇を持て余してこちらに居付いてしまいました…
こちら賑わってますねー。「あるあるw」って盛り上げれるネタだからでしょうか。

「片平なぎさ」さんといえば私らには時刻表の偶数月の裏表紙を飾る「キリンレモン」のさわやかさんだったんですが…
何と言っても「手袋脱ぎ」で脱皮しましたね。思えばあれで、ドラマはツッコンで見るのが正しい鑑賞法と教えられた気がします。

今「スチュワーデス物語」をリメークするとしたら配役は?というと7割方はあの役は「小沢真珠」さんで意見が集まります。
Posted by 末期ぃ at 2008年01月21日 21:26
>>末期ぃさん

そういえば日本語スパム、少し減りましたね…一時的なものだとは思いますが。その中にあって毎日欠かさず届けられる「地元のおばさんを抱きたいですか?」。さすがにほとほと見飽きましたが。
そして当方としましてはもう、「いつまでもいていいのよ」という感じで歓迎いたしますのでどうぞ気兼ねなくごゆるりと!

>何と言っても「手袋脱ぎ」で脱皮しましたね。思えばあれで、ドラマはツッコンで見るのが正しい鑑賞法と教えられた気がします。

「手袋脱ぎ」はもうすごい勢いでみんな真似しましたねえ。懐かしい。
大映ドラマは、「ツッコむひまさえ与えない怒涛の波状攻撃」「これでもかとクド…じゃない、濃ゆいキャスト」で、見るのに体力いるけれども見ずにはいられない作品群でした。あの熱気は一体なんだったんでしょうか…

>今「スチュワーデス物語」をリメークするとしたら配役は?というと7割方はあの役は「小沢真珠」さんで意見が集まります。

出ました!"美しき大根"小沢真珠!
あの人って、「薔薇と牡丹」のような大げさでケレン味あふれる話(+イジメ役)だととんでもなく映えますが、「新・風のロンド」ではいまいち…というか、棒読みとカミカミが目立つだけの可哀そうな主演でした。
そう考えると、80年代路線の大映ドラマシリーズが今もあったならば、きっと伊藤かずえ以上の大活躍を見せていたかもしれませんね。
しかしあの人、それなりに芸歴あるはずなのになんであんなに棒読み(+妙にフガフガ鼻が鳴る発音)なんですかねえ…美人ですけど…
Posted by 大道寺零 at 2008年01月22日 08:27
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