2008年02月05日

麻生千晶は謎の人日記

週刊誌や夕刊紙、はたまたネットニュースなどにおいて、主にテレビ番組や出演タレントの行状等について辛口なコメントを寄せる形で登場する「作家の麻生千晶」。
しかし、「作家」と言う割にはその小説作品を目にしたことはない(だが、確かに週刊誌上などでのコラム連載はある)、言われてみればちょっと不思議な存在。

この「麻生千晶」について、何年も前から「実在しないパブリックドメイン的な存在ではないか」という説があることを先日知った。
つまり、本人は存在せず、それぞれの記者が自説や感想などを記事文中で展開する際に、その補強・またはあえて反対側からの意見を沿えて中立性を演出するために、
「この件について作家の麻生千晶氏はこう語った」
「麻生千晶氏によれば、〜〜〜ということもあるらしい」
「しかし作家の麻生千晶氏は、〜〜〜と手厳しく語った」

などと「架空の外部意見」として挿入する際に誰でも(もしくは特定の社の記者であれば誰でも)使っていい名前なのではないか、ということだ。
いわゆる「関係者筋」「業界筋」「事情通」といった便利な存在にちょっと具体性を持たせたのが「麻生千晶」とする説である。

なお、本論に入る前に混同なきようお断りしておくが、ロングセラーである闘病記
「心のノート〜千晶、いのちの記録」
で知られる「麻生千晶」という少女とはまったく無関係の同姓同名
なので混同なきよう。
(こちらの闘病記にクレジットされた「麻生千晶」さんはすでに故人であり、出版もその夭折の後に行われている)


[パブリックドメインとは]

この文中における「パブリックドメイン」は、
「公然の匿名」
「製作スタッフや発言者としてクレジットされる個人名だが、実在せず、匿名にしたい個人・企画集団全体・または業界全体で共有し好きなように使える名前(共有筆名)」
という狭義の意味合いで用いていることをあらかじめお断りしておく。

現在は用いられていないが、洋画における「アラン・スミシー監督」、ガンダムの原作者としてクレジットされる「矢立肇」、東映の「八手三郎」、初期の光栄における「シブサワ・コウ」などが有名どころ。

アラン・スミシー (Alan Smithee)

アメリカ映画で1968年から1999年にかけて使われていた架空の映画監督の名前である。

アメリカで、映画制作中に映画監督が何らかの理由で降板してポストが空席になったり、何らかの問題で自らの監督作品として責任を負いたくない場合にクレジットされる偽名である。映画監督から全米監督協会(Directors Guild of America、DGA)への訴えにより、全米監督協会の審査・認定のもとに使用されていた。

Alan Smitheeとは、"The Alias Men"(偽名の人々)のアナグラムであるとされている。


矢立肇 - Wikipedia
"矢立 肇(やたて はじめ)という名前は、サンライズのアニメーション作品企画部が用いる共同ペンネーム。同社作品に原作者・原案者として名前を列ねるが、実在の人物ではなく、主に版権管理のために使われる名称。松尾芭蕉の『奥の細道』に使われた「矢立の初め」が名前の由来である。

例えば、『機動戦士ガンダム』(第1作)や『聖戦士ダンバイン』は富野由悠季総監督が実際の原作者であるし、『太陽の牙ダグラム』や『装甲騎兵ボトムズ』、『ガサラキ』は高橋良輔総監督が原作者である。

但しサンライズ制作作品の中でも、元々漫画などの原作が存在する作品をアニメ化する際は、矢立肇原作名義にはならない(例:永井豪原作の『獣神ライガー』、やなせたかし原作の『ニャニがニャンだー ニャンダーかめん』)。
"


八手三郎- Wikipedia

八手 三郎(やつで さぶろう)は、東映映像本部テレビプロデューサー集団の擬人名称(ペンネーム)。『スーパー戦隊』シリーズなどの、同社オリジナルの子供向け特撮アクションドラマの作品に、原作者として用いられる。「はって さぶろう」など他の読み方をされることもあるが、正式な読み方は「やつで」。

"由来には諸説あるが、『仮面ライダー』シリーズなどを手がけた平山亨が関わっていることでは共通している。以下に各説を挙げる。

1. 平山が東映京都撮影所の助監督・監督時代、同撮影所の助監督が共同ペンネームとして用いていた。平山が本社テレビ部に異動後、社員プロデューサーが担当作品関係で執筆する必要があった際(脚本や企画書や作詞)、京都で使われていたこのペンネームを復活させた。
2. (1に関連)京都撮影所助監督の微妙な立場(何物からも自由なクリエイターとしての気概を持ちつつも、一方で会社という組織に従属する立場であることも認識せざるを得ない)を「やって候(さふらふ = そうろう)」という言葉に反映させた。
3. 平山が原稿の催促をされたときの言い訳「やって候」(=やってますよ)から。“候”は「〜します(しました)」の文語体表記である。
4. 「やってみろ」の転化(若者が「候」の意味が理解できなくなってから憶測で提唱された新説で誤謬であるとの説もあるが、平山氏とかかわりの深い音楽家の菊池俊輔氏はインタビューでこの由来を開陳している)。
5. 平山が東映以外の仕事をやった際に「本名じゃ問題があるので…」と用いたペンネーム。語源は3や4に同じ。


平山は1990年に東映を定年退職したが、「八手三郎」は、彼が所属していた東映テレビ事業部(現在は機構改革により、映像本部テレビプロデューサー集団)の共同ペンネームとなり、引き続き使われている。



シブサワ・コウ - Wikipedia

シブサワコウの名義は、サンライズの矢立肇などと同様に、当初はコーエー製作のゲームに共通してクレジットされる架空の人名だったが、2000年にプレイステーション2用ソフト『決戦』発表時に、改めて襟川陽一本人のペンネームとされた。 元々は、各タイトルの責任者(プロデューサー)を指していたため、雑誌や出版物の記事では、毎回別人がインタビューに答えていた。その後、襟川陽一が会長職を妻である襟川恵子に譲り、作品の開発に専念するようになると「シブサワ・コウ」の名は襟川個人のペンネームとなったとされているが、襟川が開発に参加していないタイトルにも、相変わらずシブサワ・コウの名はクレジットされている。

由来は渋沢(会長が尊敬する渋沢栄一から)+光(コーエーの旧社名・光栄の光)であるとされている。


施耐庵 - Wikipedia

施耐庵(したいあん)は、中国の小説で四大奇書の一つである水滸伝の作者であるとされる人物。

明のころの人と思われるが、水滸伝の作者として名が見えるのみで他には現れない。また、中国の作家が本名で小説を書くことは通常ありえないため施耐庵が何者であるのか、実在したのかさえもよくわからない。 水滸伝自体がもともと講談として行われてきた物を小説にまとめたものであり、何人もの手によって成立したと考えられる。現代米国映画界でのアラン・スミシーや現代日本に於ける矢立肇、八手三郎のように、どうしても作者の名が必要なときには「施耐庵」ということにするのが慣例となっていったとも考えられる。



「麻生千晶パブリックドメイン(非実在)説」が非常にもっともらしく考えられるのは

・多くの雑誌やWeb記事に執筆し、さまざまな賞の選考委員を務めたりもしているというプロフィールの割には、名前で画像検索しても一つも顔や姿の写真(たとえば、授賞式や選考中の光景など)や、著者近影的なものが見当たらない

・「作家」という肩書きだが、デビュー作がプロフィールに示されるのみで、小説の著書を発行した記録が見当たらない。
 また、これだけの連載を持っていながら、書籍データベースから検索できる著書自体が

・「美空ひばりは鶴だった」(美空ひばり評伝)[産経新聞ニュースサービス (2005年6月)]
・「世紀末、どくぜつテレビ」(テレビ評論。週刊新潮での連載からのセレクション)[新潮社 (1998年7月)]

の2冊(いずれも現在絶版/品切れ)しかない。

・これだけの「ご意見番」であれば、ワイドショーなどが好んで呼びそうなものだが、その姿自体およそ見たことがない。
 (もっとも、後に述べる関東ローカルの番組において目撃談もあり)

・とにかく、週刊誌や夕刊紙が喜びそう(しかし自社コメントとしては出しづらい)な毒舌意見を至る所で出している

というような点が挙げられる。
実際私も、色々調べていくと袋小路に突き当たりはするものの、「なんか怪しいよなあ」という感覚が強くなるのは確かだ。


それでは、Wikipediaや著書のプロフィールにある「麻生千晶」の公式情報とはいかなるものか、現時点でのwikipediaの情報より引用してみる。

麻生 千晶(あそう ちあき、1938年2月8日 - )は日本の作家(女性)。岡山県出身。東京大学文学部フランス文学科卒業。


プロフィールによれば、もうすぐ70歳になる女性。
また、1938年生まれの場合、浪人・留年等がないものとして、東大への在籍期間は1956〜1961年と考えられる。東京大学文学部沿革によれば、確かにこの時期に「仏蘭西文学科」(1963年より「フランス語フランス文学科」)は存在している。

小説現代「ビフテキとブラームス」で作家デビュー。


扶桑社「美空ひばりは鶴だった」のPRページ内のプロフィールでは、「(昭和)44年」とある。

「小説現代」は講談社から現在も発行されている老舗の小説誌だが、「44年の何月号か」は記されておらず、過去の掲載作品データベースのようなものもないので、現在のところ(web上で調べる限りは)確認不可能。
ついでに言えばこの作品、「麻生千晶のプロフィール」以外としては一切検索結果に現れない。
個人的にバックナンバーリストを製作しておられるコレクターの方のページは見つかったが、全ての年、全ての月の号についてデータをまとめているわけではなく、1969年のものについてはデータがなかった。また、少なくとも掲載されている他の号のデータの中に「麻生千晶」の名前は一度も登場していないようだ。


新聞や雑誌に、社会、芸能、女性、教育、プロ野球など多岐にわたる問題について辛口発言をしている。
・民間放送連盟賞
・広告電通賞
・放送批評懇談会ギャラクシー賞
・文化庁芸術選奨放送部門推薦委員及び
・文化庁芸術祭放送部門テレビドラマ選考委員

ほか選考委員多数を務める。


民間放送連盟賞
 審査員リストは公式ページには見当たらず。
 IZA!内での麻生千晶名義の記事に、審査に参加したと言う記述がある。

【メディア斬り】地方局の真摯な努力に“喜び”」(イザ!)
 <→本文は削除されており、リンク先はgoogleキャッシュ>

日本民間放送連盟が主催している民間放送連盟賞の、中国四国地区審査会・教養部門選考に参加していろいろと今の日本の現実を考えさせられた。19本ものドキュメンタリーを2日間にわたって見続けたのだが、教養部門の地区最優秀賞にはテレビ新広島が作った「因島造船物語〜撓鉄(ぎょうてつ)と生きる人々〜」が選ばれた。これは巨大船の鉄板を一枚一枚、バーナーの火と水だけで折り曲げて手造りしてゆく、撓鉄の熟練工と新人の物語である。佳作であった。
(2007/07/07)


【メディア斬り】懲りないテレビは捨てられる(イザ!)
<こちらも現在削除>

10年ほど前のことだ。民間放送連盟賞の審査で地方へ行っていた時に、その地区の某局が
CM詐欺(?)をやっていたことがばれた。つまり、スポンサーから金だけ取り、「放送しました」と
涼しい顔で間引きして、金に見合う数のCMをオンエアーしていなかったのだ。当然、某局は
民放連賞参加番組を自主引き揚げし、私たち審査員は1本少なくて選考が楽だったのである。
この事件は某局だけでなく複数局で起こった。
(2007/3/31)


これらの記事を見る限り、同賞の地方審査を長年勤めているらしいことが伺える。

・広告電通賞
 ・受賞一覧

審査員リストはなし?

放送批評懇談会ギャラクシー賞

 こちらには「選奨事業委員会」のメンバー(報道活動委員会)として名前が挙がっている。
 また、ジャーナリスト坂本衛氏の日記によれば、「2004年3月26日に放送批評懇談会の理事会で同席した」ことが書かれている。

・文化庁芸術選奨放送部門推薦委員及び文化庁芸術祭放送部門テレビドラマ選考委員

 ・文化庁 芸術祭の手引(PDF)

 リンク先のPDFには、「テレビドラマ部門選考委員」として確かに「麻生千晶」の名前が挙がっている。

模写(もはや複写の域か?)で有名な和田画伯に芸術選奨上げちゃったりと、何かとアレな話題の多い文化庁だけれども、少なくとも国の機関の選考委員として名前を連ねている以上、「実体のない存在(その実体の可能性も色々考えられるけれども)」が任命されるとは考えにくい。
少なくとも、対外的な場に登場する「実体は存在する」と結論付けていいだろう。


この、「麻生千晶という人物はいるけども実質いない」という説は、特に根拠は示していないものの、「裏事情」としてかなり信憑性を持って語っているのが次の記事だ。

○大卒タレントと○生千晶 - (pokopiko 芸能界裏事情

実際、この人物はかなり昔に東大を卒業して以降、評論活動は数えるほどで、ほとんど評論活動は行っていない。仮に、早くに本格的な評論を引退して、テレビという世俗的な分野に移行しただけで、実際はかなりキレル人物だった・・・としても、経歴が本当ならば、今は、フレキシブルな評論活動などとても出来そうもない、かなり高齢の人物である。

実際は、名前を貸しているだけの、今は全く活動を行っていない、著名な活動実績もほとんど無い、勿論テレビ評論など一切していない、とうの昔に引退した人物であろう。だれかが、大手事務所に都合のいいコメントをするときに、記者本人の意向なのにも関わらず、それを隠したいときに重宝する、半ば架空の文化人のペンネームとして都合のいい人物として担ぎ出した、でっち上げた人物。それが麻生○晶である。

もちろん本人も、”自分の名義で何を言ってもかまわない。自分はすべての意見について事後承諾する”・・・・といった、全権委任を承諾している。もちろん、たまには”アレはないんじゃないか・・もっとこうして欲しい・・といった”スーパーバイザー的な参考意見もはさむ。だが大筋では、自分の名前で書かれた記事、コメントの内容に関しては、全権を委任していることにはかわりはない。

だが、麻生が一人の人間でなく、実質、大勢の人間の合同ペンネームであるからして、当然、一貫性の無い、たとえばあちらで意見をいい、またあちらでは今までとは真逆の意見を言ったり・・・というケースがありうる。これでは困る。

だから、業界では”麻生○晶のキャラクター設定集”という、この人物の持つ性格、経歴、好み、思考の傾向、行動パターンなど、すべて網羅した、ドラマ、映画などのキャラクター設定と全く同じような、詳細に設定された統一基準を作り、、この人の記名で原稿を書くときは、これにのっとった内容の原稿を書くことを、不文律としてさだめている。


この記事のタイムスタンプは2004年1月8日とあり、「麻生千晶実質非実在説」をまとめたものとしては、見渡す限りもっとも古いもののようで、もしかしたら「パブリックドメイン説」の源流かもしれない。
おっと、もっともあくまで「麻生○晶」についてのお説であり、私が勝手に「麻生千晶のことであろう」と脳内適用しているだけなんですけどもね?



映像評論、音楽評論も手がけ、
・毎日新聞「火曜サロン」
・サンデー毎日「TV or not TV」
・アサヒ芸能「テレビ欄」
・東京中日スポーツ「やじうまテレビ」
・週刊現代「男を叱る」「私のテレビ評」
・週刊新潮「たかが、されどテレビ」
・産経新聞「直言曲言」欄などをそれぞれ長期連載。

「週刊フジテレビ批評」のコメンテーターとして出演。

2007年現在、
・TVnavi「麻生千晶のわがままテレビ」
・フジサンケイビジネスアイ「メディア斬り」を連載中。


IZA!など、フジサンケイ系列での「ご意見番的登場(引用)」やWeb記事執筆が目立つ印象だが、さまざまな系列の出版社で仕事をしてきたと言えるだろう。

中でも、「実体あるかなきか」の議論に際しては、「週刊フジテレビ批評の番組内で見たことがある」という声が確かにある。(関東ローカルの放送らしいので実際検分できないのが残念だ)

また、かつて「進め!電波少年」を批判したことから自宅に押しかけられる事件もあったという。

日本テレビ系列で放送されていたバラエティ番組「進め!電波少年」を批判したところ、自宅に松村邦洋がアポなし取材に押しかけた。松村は自宅ドアをノックしたが麻生はでなかったため松村とスタッフは2時間もドア前に居座り続けた。麻生は警察を呼ぶとまた騒ぎになると思い、日本テレビの知り合いに抗議をし、松村とスタッフを退去させた。これが元で不整脈を起し倒れてしまったという。「麻生千晶に謝りた〜い!!」のタイトルで放送予定だったが、麻生のくだんの抗議により、放送はされなかった。

この記述を見る限り、麻生千晶はカメラの前には姿を現さなかったように読めるのだが、実際どうだったのだろうか。



新聞や雑誌である番組や芸能人などテレビ関連の話題が批判的に取り上げられる際、コメントをすることがしばしばある。後述のように裕木奈江バッシングやその他(主に女性の)芸能人への酷評、その一方で木村拓哉や滝沢秀明などへの甘い評価に見られるように、自らの好き嫌いに評論が左右されやすい。


特に、テレビ雑誌などにおけるドラマへの辛らつな批評は有名で、しばしば番組・もしくはタレントファンから批判を受けることが多い。(実際、個人ブログなどでは「何様のつもり」的な怨嗟の声が目立つ)
また、同じ辛口系で知られた故・ナンシー関の文章と比較して、「エスプリやひねり・文章の面白さや余裕が感じられない」と評価されることもしばしばのようだ。実際私もそう思うし。
ナンシー関逝去後、「ナンシー枠」の何割かが麻生千晶に流れたんじゃないかと勝手に想像している。


「麻生千晶」で検索すると、「パブリックドメイン説」「非存在説」が上位でヒットするにもかかわらず、wikipediaの項目にはそれをにおわせるフレーズは登場していない。
実際は何度かその旨の編集が行われ、その都度上書き編集で削除されている。この様子は同項目の編集履歴にてうかがえる。非存在説は「いたずら」として何度か修正されており、「いたずら」と表示されている部分の「前の版」を見るとその記述内容が分かる。
このような部分が定期的に書き加えられては修正されているようだ。

''麻生 千晶'''(あそう ちあき、[[1938年]][[2月8日]] - )は、架空の人物であり、フジサンケイグループの記者が用いる合同ペンネームである。日本の[[作家]]([[女性]])で、[[岡山県]]出身。[[東京大学]][[文学部]][[フランス]]文学科卒業。[[髄膜炎]]の闘病記が死後に出版された少女とは同姓同名の別人というキャラクター設定がされている


架空の人物であるということはいまだ公表はしていないが、活動が多い割に写真が一枚も出回っていないことや、かつて「日光東照宮はつり銭詐欺をしている」という記事を載せた際、なぜか本人でなく産経新聞社のみが謝罪をしたことにより、現在では、マスコミ界、読者層ともども、彼女の実在を疑っている者が大部分である。


==バラエティ番組などで創作されたエピソード ==

(「電波少年」のエピソードの見出しとして)

これらは何度か「いたずら」として修正されているものの、その際に「実在するという証拠」のようなものは一切記されていない。
わずかに「ノート」の項目に

「架空の人物であり、フジサンケイグループの記者が用いる合同ペンネームである」とあるが、 (1)週刊新潮などフジサンケイグループ以外の媒体に登場するのはなぜか それ以前に、 (2)架空の人物だという根拠が示されていない


とあるのみである。

実際に、「いないことを証明する」悪魔の証明は難しく、また一方で、「Webに写真がないから」「TVで見たことがないから」実在していないと決め付けるのもまた安直であり、ある意味マスコミに対する盲従と言えるかもしれない。
結論を下すのは難しいが、以上のことから

・「麻生千晶」は実在し、発言や執筆活動は実態的なものである

もしくは

・「麻生千晶」がパブリックドメイン・共同筆名で「"業界筋"の便利な言い換え」のような存在であったとしても、対外活動の際に登場する実体は存在する(しかし彼女が紙面やWeb上の執筆を全て行っている・引用される全ての談話を発しているとは限らない)

といった存在の仕方が考えられるのではないだろうか。


と書いてはみたが、実は私も「麻生千晶非実在の疑念」を捨てきれない一人なのである。

というのは、そもそもこの説を知って着目したのは、最近ネットニュースなどで注目され、中規模程度のコメント欄炎上も伴ったとある江原啓之批判のエントリと、それに関して記述された記事を通じてなのだけども…これがそのエントリである。

『オーラの泉』はコント番組と同じ様式だった - (麻生千晶ブログ

「麻生千晶ブログ」と堂々と銘打たれたブログ、しかも

 麻生千晶の TV 斬り!


というフレーズが冒頭に示されるなど、この記事だけをちょっと見たり、また孫引用されたブログなどで目にすると、「よくネットコラムや週刊誌の辛口批評に名前が出てくるあの麻生千晶か」「麻生千晶なら言いそう?」と思ってしまう人が多数出てくるわけだが、実はこのブログ、サイドバーから誰でも読めるメニューをクリックするだけで、「週刊誌などに登場する麻生千晶が書いたものではなく、赤の他人(しかも男性)が運営しているブログ」ということが容易に分かるのだ。

大体、サイドバーの、ご丁寧に一番上にある「プロフィール」をクリックすれば、

○ブログネーム:栗先生
        
○ここはどんなブログ?:出会い系サイト、ブログにおける『モテスタイル』を妄想、提案するブログですが、もう何でもありです。


とあり、一言も「麻生千晶」とは名乗っていない。
読む側(のうち、ブログについての基本情報を確認しない人たち)が勝手に
「タイトルが『麻生千晶ブログ』だから麻生千晶が書いているのだろう」
と想像してしまっているだけなのだ。

私はいわゆる「アルファブロガーな人たち」についてかなり無知なのでこの方の名前も初めて見たのだけれど、相当有名な人のようだ。
また、ブログ名が「麻生千晶ブログ」に変更されたのは2007年11月1日のことで、その意味は特に語られてはいないが、以前のブログ名などは同日のエントリから読める。
URLの「metezemi」という部分も以前のブログ名との兼ね合いのようだ。

それ以前に、同ブログの別のエントリを読めば、管理人が男性であることは容易に分かる内容のものばかりなのに、江原批評のエントリでは、実に多くの人(たいていは江原やスピリチュアルのビリーバー)が、「この文章を麻生千晶が書いたと信じて疑わず」に、
「マスコミでみる麻生千晶の発言として」
「『70のババアのくせに』などという麻生千晶プロフィールも盛り込みつつ」
怒りのコメントをガンガン投稿
しているのだ。

このエントリのタイムスタンプは1/13なのだが、1/25日には「作家の麻生千晶」がYahoo!に引かれたJ-CASTの配信記事内で

江原啓之がフジを痛烈批判 「虚偽の提案でだまされた」(J-CASTニュース- Yahoo!ニュース)

 しかし、江原さんに対しても、いくつか疑念の声が聞こえてくる。テレビ批評で知られる作家の麻生千晶さんは、

  「江原さんはご立派な方なのかもしれませんが、超能力があるというのなら、『望まれていない』『経営が悪化していない』ということがなぜ分からなかったのですかね。以前に、自分が殺されることが分かっていなかった占い師がいたことを思い出します。そもそも、私は、スピリチュアルなんてみな、いかがわしいと思っています。占いなどは隠花植物のようにひっそりとやるものです。信用していないのに視聴率稼ぎに利用するテレビ局と、どっちもどっちですよ」


 と手厳しい。


と発言しており、それに反発した人が「栗先生」氏の「麻生千晶ブログ」上で、その先には存在しない「麻生千晶」に対して猛反発しているものも多く含まれている。

勿論、「その先に麻生千晶という人物自体いない」のだから、このエントリの趣旨に同意し、
「麻生さんの言っていることは的を射ている」
と書いたり、あるいは自分のブログなどにこのエントリを引き
「麻生氏によると〜」
と書いてしまっている人も同様に、場の構造に気づいていない
という点では変わらない。

つまりこれはでっかい釣り堀(というかむしろもうハエナワというか地引き網というか)で、「管理人≠作家の麻生千晶」と分かった人がニヤニヤとしながら迂闊なビリーバーたちの「顔真っ赤な様子」を見守るという、なんともメタな情況を呈しているのだった。確かにコレは笑えるといえば笑える。

ちなみに、「作家の麻生千晶」は、フジサンケイの「IZA!〜ビジネス-メディアニュース」において、「メディア斬り」という題目でコラムを掲載しているが、「TV斬り」という文言は使っていない。しかしいかにも毒舌を身上とする麻生千晶が使いそうなフレーズではある。
この「麻生千晶のブログ」のこの手のエントリは、意図は明記されていないものの、「いかにも麻生千晶が使いそうなフレーズを用いて麻生千晶が書きそうな文章で何かを批評」するところにあるようだ。さらに言えば、「批評されたものやヒトの擁護者が、管理人を"作家の麻生千晶"だと思い込んでねじ込んできたりする様子をニヨニヨと観察する」という部分も多分にあるのかもしれない…と、現在の様子を見ていて思う(&決して嫌いじゃない)。

一方で、確かに「作家の麻生千晶」とは一言も言っていないけれども、タイトルなどからして「作家の麻生千晶のブログ」と注意力の低い人に混同させるだけの要素はあるわけで、「これ、常識的に考えて、実際の『作家の麻生千晶』から抗議されたり、もしくは管理者のライブドアブログ側にねじ込まれてブログ消されたりしても文句言えないんじゃないのか?」とも思う。
で、非常に安直な考えかもしれないけれども、このブログが、少なくとも改名後3ヶ月以上も存続しえたということは、「クレームを入れる実体が存在しないという可能性」もあるのでは?とも考えてしまう。(もちろん、実際にすでにクレームが来ているという可能性も十分にあるのだが)

また、「作家の麻生千晶」はこのエントリがネット上で話題になってしばらくしてからも今まで同様にIZA!などにコラムを快調執筆中なのだが、
「"麻生千晶ブログ"と私"作家の麻生千晶"は無関係」
というようなエクスキューズは今のところ一つも発していない。

この状況を見ると、「ブログの文章に関する反発のクレーム」の一つや二つ、編集部や本人に届いていてもおかしくない("ブログ"の表現するところがコラム記事と混同する可能性もあるけれど)。
公式にエクスキューズしないまでも、例えばwikipediaの自分の項目に「"麻生千晶ブログ"とは無関係」という一文を書き添えればすむことではあるのだが、そういう手段も特に講じていないようで、その意味でも「抗議・対処できる実体が本当にあるんだろうか?」とも思ってしまう。

が、また一方で、「作家の麻生千晶」自身(そもそもその名前が本名か筆名かも不明なのだが)も、「闘病記で知られる麻生千晶少女」と少なからず混同させる名前を使っているわけで、もしクレームを入れたとしても、
「作家の麻生千晶なんて一言も名乗ってないし、他にも同姓同名の麻生千晶はいるし、大体あなただって闘病記の麻生千晶さんと紛らわしいですよね?」
と言われれば強弁できないかもしれない。
考えれば考えるほどややこしくも面白い話ではあるのだが、実際のところどうなんだろうなあ。
「TVや写真で麻生千晶を見たことがある」「実際に見たことがある」という方はコメント欄で情報をお寄せいただければ幸いでございます。

ともあれ、このブログに釣られる人たちを見ていると、「スピリチュアルビリーバーって人種は、本当に常識的な注意力が欠乏してるんだなあ」と思わずにはいられないのだった。
今回に関してはビリーバー側だけが釣られているわけではないのだけどもね。


[参考記事]

「作家の麻生千晶」というパブリックドメイン - 【B面】犬にかぶらせろ!
「リテラシーを語るリテラシー」(takoponsの意味)



ところで、「あそう ちあき」という名前が何らかのアナグラムであったならば面白いなと思い、適当にイイ感じにこじつけられないかとも考えてみたが、あいにくうまいこと言うだけのキバヤシビリティを実装していなかったために無理であった。むねん。


[追記]
その後(2008年6月)写真付きのWeb記事があったようです。

2008/6/19追加記事


posted by 大道寺零(管理人) at 21:36 | Comment(18) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_02/g2008020805_all.html

麻生千晶デタ!
A S O U C H I A K I
・・・オレも何も思いつかねー
オレは産経の線なんだと思いますわ。
Posted by eng at 2008年02月08日 17:39
>>engさん

作家の麻生千晶さん、今日も元気にお仕事してますねえ。
まあマメにコメント出すだけならそう難しい話でもないんでしょうけども…
最近はほとんど出てくる場所が産経関連ですね。他の系列の会社でも仕事をしているのでなかなか判断できませんけども、本当によく出てくるなあ。
ところで麻生さんと並んでこれまた産経の記事によく出てくる「肥留間正明」って人の名前も、字面だけ見るとなんか民明書房っぽい香りを感じてしまうのは、私の目に疑惑フィルターがガッチリはまりすぎているせいでしょうか…
Posted by 大道寺零 at 2008年02月09日 20:22
以前、脚本家の野沢尚氏が麻生氏に批判の反論文を寄せ、それが野沢氏に無断で紙面に取り上げられたという件がありませんでしたっけ。

勘違いだったらごめんなさい。

Posted by ヒロー at 2008年02月11日 02:22
>>ヒローさん

コメントありがとうございます。調べてみたら確かにありました。情報感謝します。
1998年に放映されたドラマ「眠れる森」に関するやり取りのようですね。
・麻生千晶が「眠れる森」を批判
・それについて野沢尚が私信として抗議
・その内容が雑誌に公開される
・無断で私信を公開するという行為に野沢尚が反論文を書き、掲載(「新潮45」上)
という流れだったということを知りました。野沢氏は上記反論文内で
「二度と批評家に近づいたりしない」
と書いていたそうです。
同ドラマはネット上でも激しい褒貶があったようで、野沢氏は当初自分でコミュニティを設立して批判・評価の声を聞き、自分の言葉で反論・説明のコミュニケーションをとろうと試みたようですが最終的には一方的に叩かれることが多くなり、「ネットでは意思疎通がはかれない」と絶望したという経緯があったことも調べてみて初めて知りました。
ご教授ありがとうございました。

個人的には、お互い名の知れた著作活動家同士で、出版界での仁義も知りながら、相手方に何の伺いも立てずに私信を公の場で公開するという行為には抵抗を感じずにはいられませんでした。
Posted by 大道寺零 at 2008年02月12日 02:06
調べていただけたのですね。
ありがとうございました!
Posted by ヒロー at 2008年02月14日 23:48
>>ヒローさん

こちらこそ、情報感謝しております。
検索結果こそ多いものの、なかなか実像に迫れる情報は限られているようですので…
また機会があれば、詳しい批判内容など調べてみたいと思います。
Posted by 大道寺零 at 2008年02月15日 20:21
3ヶ月も前の記事にコメントしてすみません。
麻生千晶氏という人物にふと疑問を抱いて検索の結果、こちらにおじゃましてしまいました。
よく考察されていて、大変おもしろく拝読しました。

麻生千晶。名の千晶は音読みでセンショウと読め、姓のアソウと併せて「このコメントは作家を『僭称』する者が発した『あっ、そう』と鼻で笑って欲しいコメント(要はこんな人いないよ)」というフラグを立てているのでは?とひねりすぎな推理までしてしまいました(笑)
Posted by にゃあ at 2008年05月08日 07:02
>>にゃあさん
こんにちは、コメントありがとうございます。

>3ヶ月も前の記事にコメントしてすみません。

いえいえ、とんでもありません。
前に書いた記事にコメントいただけた時に見逃さずにすむのはブログシステムのありがたい所と実感しております。

>「このコメントは作家を『僭称』する者が発した『あっ、そう』と鼻で笑って欲しいコメント(要はこんな人いないよ)」

いや、とても面白い発想だと思います。
何か名前にひっかけた意味があるんじゃないかと、つい深読みしたくなってしまうんですよねぇ。

Posted by 大道寺零 at 2008年05月08日 21:05
だいたい、広末涼子が大学になかなかいけなかったのは半分以上木村拓哉のせいなのに・・・



この女はテレビ事情に詳しいくせに、こういうことはまったく触れないのですよね。



広末はちょうどリップスティックという月9ドラマを撮影していて、何故入学の事前に撮り貯めできなかったのかといえば、本当は共演するはずだった木村拓哉が作品内容に難色を示して急遽降板して、野島伸司の脚本完成が撮影前ぎりぎりになってしまったからなんですよね。


そのため野島はまったく新しく筋書きを興すことがむずかしくなり、過去作品の高校教師と世紀末の詩を換骨堕胎させた作品が出来上がりました。新味にはとぼしいものの、熟成され尽くしたアップグレード版”かのごとく、リップは大名作となりましたのでぼくは木村には感謝しております。もちろん大学にいかずに三ヶ月”早川藍”になりきって撮影に集中してくれた広末にもね・・
Posted by siroma at 2008年05月16日 13:43
>>siromaさん

コメントありがとうございました。日頃TVドラマや芸能界には詳しくないので勉強になります。
麻生千晶は長年にわたって広末涼子を叩いてますよね(そのドラマに関しては、木村拓哉持ち上げ時期であったことも重なっているのでしょうけども)…かつての結城奈江バッシングの先鋒に立っていたときより粘着度では強いものを感じます。
Posted by 大道寺零 at 2008年05月17日 01:56
ヒロスエをたたくのは一向にかまいませんが、まがりなりにもテレビの評論家を気取っているのなら、こういう裏の事情にも考慮してほしいとおもうのですよ。リップスティックの撮影が早稲田入学と時期がまるっきりかぶっていたこと、リップスティックが日本ドラマ至上最高傑作の呼び声が高いこと・・この二つのことをまったく知らない人が、この世には多いので僕のようなドラマ好きはやきもきしっぱなしです。本来ならこういう事情の啓蒙は麻生のような評論化が担うべきはずなのですが、連中はまったく仕事をしていません。僕も彼女が架空だときいて安心した口です。実在していたら憎んでも憎みきれなかったでしょう。
Posted by siroma at 2008年05月19日 19:23
こんな記事を見つけました。

「右向けば右」ばかりのメディア プロならもっと個性出せ 作家の麻生千晶さんに聞く
2008/6/14
http://www.j-cast.com/2008/06/14021737.html

結局実在しているのか、仮に実在しているとしても名前貸しているだけ
なのか自分で書いているのか、謎が多いですね。
Posted by 通りすがり at 2008年06月30日 10:28
>>通りすがりさん

コメントありがとうございます。ご紹介の記事は私も読みまして、「おお、写真出た!」と少なからず驚きました。「帽子をかぶっている」というのが過去のTV番組での出演目撃情報と一致しますね。
結局のところ、フロントマンなのかそうでないのか、まあ仕事量からすれば十分に一人でこなせる範疇だろうとは思うのですが…

6/19付けで記事にしております。
(内容は特にありませぬが…)
http://zerodama.seesaa.net/article/101045058.html

ここ数日、「麻生千晶」ワード検索でのアクセスが多いようですので、本文末尾にも後続記事へのリンクを追加させていただきました。
Posted by 大道寺零 at 2008年06月30日 20:29
麻生千晶はセンショウセンショウと読めます。
”僭称”のもじりでしょう。
オウム真理教がルート5の覚え方のもじりで富士山麓に
本拠を決めたような安直さと同じです。
Posted by sirosuke at 2010年05月29日 00:05
最近貴著の”メディア斬り”を購読し特に最近のTV報道姿勢に対する大いなる信憑性及び一断面を捉えての偏った番組内容に目に余る放任に対し何とか改善して貰いたいと願っておりましただけに本に書かれている事項に納得をしております.
特に政治的問題、歴史解釈、視聴率のみを重視した国民側と見せかけた、煽りを期待する内容のニュース・ワイドショウ番組、韓国、中国に媚をくる内容の日本を取り巻く国際問題の扱い、コメンテーターに適しない人物の起用、アナウンサーの無知的発言等々です.  新しい電波塔(スカイ・ツリー)が運用開始にあたりもっと襟を正した番組内容にしてもらいたいものです.
電波塔に新規設置放送機材・設備購入についても、現有の東京タワー同様に全く限定されたメーカー製品を形だけの入札をした事にし談合での購入はどう説明するのでしょうか?(全く同一メーカーが隋契で受注・納入して来ている事をどう思いますか?) TV放送会社は誰も問題視せず、放置され続けている事は問題であると考えます.
Posted by 池田重広 at 2012年05月21日 16:54
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Posted by 品揃え豊 at 2015年06月16日 11:04
プロフィールどおりだとしたら今80歳近いのですよね?
パブリックドメインだとしても使えなくなる日が近い?
Posted by 空 at 2016年06月04日 08:53
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Posted by 新曲美 at 2016年10月17日 17:21
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