それとは別に、「各有名誌に付属する単行本レーベルが出来る前に、他社で単行本された作品とその関係・背景」とか、「秋田サンデーコミックス収録作の初出雑誌」を軽くまとめたいかな、と思っていたところ、話が4大誌(マガジン・サンデー・ジャンプ・チャンピオン)以前の世代のマンガ雑誌、つまり「少年画報」だの「冒険王」だのの世界に軽く足を突っ込まないとまとめきれない、それどころか貸本マンガの領域にも触れざるを得ないことに気づいて軽く眩暈。
いや、一応基本的な知識はあるけれども、自分の生まれるはるか前のことまではさすがに…
雑誌と単行本の歴史や購買状況を語ろうとすれば戦後マンガ史的にならざるを得ないのは仕方がないところではあるものの、手に負えるんだろうか?と少し身構えて色々と準備中。
それにしても秋田サンデーコミックスというのはなかなかに謎の多いレーベルで、
「そもそもなぜ、『少年サンデー』という雑誌が他社から出ているにもかかわらず『サンデー』という名前を使ったんだろうか?(そして『少年サンデー』掲載作の割合はさほど高くないというのも謎」
ということがいくら調べても分からないんだよなあ。
あと、基本的に表紙は黒枠なんだけど、たまに青枠のが混じっているのも謎。