2008年02月19日

秋田サンデーコミックスの謎はなんとなくちょっとだけ解けた(んじゃないかな)自サイト情報

ここ1週間ほどずっとこれに関する調査とリスト製作にちまちまと時間を費やしておりました…
その割に何と煮え切らないタイトルよ。

秋田書店サンデーコミックスに関する不完全調査と仮説

リストがかなりの量になる&ブログでまとめるのはちとしんどいと思ったので久々にhtmlとしてまとめてみた。

要するに、積年の
「秋田サンデーコミックスはなぜ"サンデー"という名前なのか?」
「"少年サンデー連載作品が載ってるからじゃね?"という意見が多いけど、言うほどサンデー作品率は高くないんじゃ?」

という疑問について、ある程度自分なりの仮説を構築できたのでそのレポートというわけなんだけども、若い人にはまず思い入れのないレーベルだし、これ読んで「ほほ〜」と思うところがちょっとでもある人ってどのくらいいるんだろうと疑問に思いつつまあいいか。私の書くもの調べるものなんてみんなそんなもんですよ。

仮説部分のまとめページはこちら

大した着地点ではないけれど、「サンデー作品載ってるからサンデーコミックス」というわけではなさそうなのは確かかと。

しかしかつて秋田書店から新書が出てたなんて知らなかったなあ…
新書に興味を持ちだすような年齢になった頃にはもう新書事業をやめていたようだし…
というか、せめて本社公式の社史みたいなところに1行くらい書いてもいいんじゃあるまいか。


サンデーコミックスに限らず、秋田書店は自分のことをもうちょっと語ってもいいんじゃないかと。
「メジャーマイナー」な位置を長年保っているだけに、マガジンやサンデーでは聞けないような生々しい話が聞けそうなんだけど、生々しすぎてヤバいんだろうか。
マガジンはやたらに自分の歴史に雄弁なんだけどねえ。

「秋田サンデーコミックス」の謎について、なぜか

『なんかよく知らんけど、昔は秋田からも"サンデー"って名前の付く漫画雑誌が出ていたんじゃないの?』

と斜め上の推測をしていた小学生の頃の自分の思考回路もまた謎
だ。
その頃にはもう「少年サンデーコミックス」が出来て久しかったし、メジャー雑誌は自前のレーベルを持っていて当たり前の頃だったから、「サンデー連載のコミックスが秋田から出るなんてことはあり得ない」としか考えられなかったんだろうなあ。

一応の仮説が出てしまった今となってはあまり意味がないのだけど、サンコミックスとか虫コミックスの初出も調べちゃおうかとか思ってしまっているんだぜ。…まあ…自己満足だよね…


posted by 大道寺零(管理人) at 21:11 | Comment(8) | TrackBack(1) | 自サイト情報
この記事へのコメント
うああ…。何と言う、気の遠くなる作業…。お疲れ様です!
サンデーコミックは、さらにサンコミが入ると、紛らわしくてしょうがないです。

しかし、こうして掘り下げると尚更、謎ですね。
今のところ、「少年サンデー」と無関係説が、ちょいと有利ですかね。
でもそうすると、何で「日曜日」?
あああ、頭がぐるぐるします…。石川賢キャラの目並みに…。

ひき続き調査、頑張って下さい!
新書があったと言う事だけでも、かなりの驚きです。
Posted by カゼ at 2008年02月19日 23:32
>>カゼさん

ありがとうございます!反応していただけるだけでうれしいです。
リスト自体はもうほぼ完全な形のものがWEB上に発表されているので、それに初出をつけるだけ…と思っていたんですが、サンデーコミックスはやたらと情報量が多く(ジャンル表示とか)、入らなくてもいい深みに日に日に入り込んでしまったのでした。でもマークを分析したがゆえに新書にたどり着くことができたのでムダではなかったです。
なんとほぼ全シリーズの書影を収集できたんですが、これ、サムネイル見ているだけでかなりイイ脳汁ダラダラ出てきます。やっぱりこの統一感はサンデーコミックスならではです。

>サンデーコミックは、さらにサンコミが入ると、紛らわしくてしょうがないです。

そうなんですよ〜。ネットオークションをいろいろ見ていたんですが、さまざまなレーベルからバージョン違いで出ている作品だと
「秋田サンデーコミックス版(非サンコミ)」
とか書いてあって、まあ興味を示すような人なら当然わかる範囲ではありますけども、知らない人が見たらなんか禅問答の一コマを取り出されたような気がするのではないでしょうかね。

>サンデー

外国の新聞が、娯楽的な記事の多い日曜版を「サンデー**(例:サンデー・ミラーとか)」として出すことが多いのでそういうニュアンスかなぁとか、「日曜大工」「日曜音楽家」みたいな言い回しが出てきたあたりなのでそっちの意味合いなのかとか、色々妄想が広がって、俺にわかるように説明しろ状態になってしまいます。
他にも「釣りサンデー」とか、"サンデー"という名前を使った雑誌はちょこちょこあるんですよねー。
Posted by 大道寺零 at 2008年02月20日 20:33
お疲れさまでした!!
ひさしぶりにわくわくするようなドキュメントに出会えました。
なにか書き足せる事が無いかと調べてみましたが、付け焼き刃ではダメですね。

ところで1960年に小学館から少年サンデーに続いて少女サンデーと言う雑誌が出ていたようですね。
「少女漫画の歴史 1960年代」
http://www.propel.ne.jp/~hisatomi/comic/shojomanga/history2.html

漫画サンデー、少年サンデー、少女サンデーとサンデーを冠した雑誌が相次いで刊行された時期に秋田書店からサンデーを冠した新書が出たという事を考えると、「サンデーという名前をつけるブームがあったのではないか?」という仮説はどうでしょう?

電気ブランみたいに。

1960年代は植木等や森繁久弥の映画がブームを起こし、サラリーマンが労働者を代表する存在となった時代で、日曜日に対する想いは今の私達より強かったのではないでしょうか?
Posted by 水天堂 at 2008年02月20日 22:35
いまは週休2日が普通だけど、昔は日曜だけが休みだったんだよね。
だからサンデーがつく=遊び的なとらえ方が強かった。さらに今となってはサンデーは使い古された言葉だけど、昔はサンデーもおしゃれに感じる言葉だった。
英語はなんでもおしゃれ感が強かったかもしれない。英語教育だって70年代までは一部の私立小学校でしか行われていなかったりとかね。
おっさんにしてみれば、秋田サンデーコミックスから少年サンデーとの繋がりを考察する今の人たちの考え方が面白いよ。世代の差かねぇ。
Posted by 通りすがったおっさん at 2008年02月21日 02:08
>>水天堂さん

楽しんでいただけて光栄です。書いたかいがありました。

>少女サンデー

これまたそんな雑誌があったとは、存在自体知りませんでした。
小学館からご指摘の通り1960年に創刊され、「少年サンデーの妹雑誌」という位置づけだったようです。オークションなどで中身を確認してみると、漫画はわずか2編で、小説やグラビア・趣味実用記事など読み物が中心の雑誌でした。
売上的にはふるわなかったようで1962年に休刊していますね。
その他にも「映画サンデー」(1955〜1965年頃の存在は確認)という出版社も存在したようで、昔の雑誌の調査もこれまた大変ですが、一つの流行りとして趣味系コンテンツに用いられた言葉という節はかなりありそうですね。
おっしゃる通り、当時の社会情勢や、レジャー・ホビーへの意識が高まった時期ということも大きく関わっていそうです。
情報ありがとうございます。

>>通りすがったおっさん様

はじめまして、コメントありがとうございます。

>いまは週休2日が普通だけど、昔は日曜だけが休みだったんだよね。
>だからサンデーがつく=遊び的なとらえ方が強かった。さらに今となってはサンデーは使い古された言葉だけど、昔はサンデーもおしゃれに感じる言葉だった。

貴重なご意見ありがとうございます!とても参考になります。
私自身も1970年生まれで、週休二日制を知らずに育った世代ですので、日曜日の特別な存在感については肌で理解しているつもりでしたが、そこまでなかなか思い至りませんでした。

>おっさんにしてみれば、秋田サンデーコミックスから少年サンデーとの繋がりを考察する今の人たちの考え方が面白いよ。

本文にも書きましたが、生まれた時にすでに「サンデーの漫画はサンデーコミックス、マガジンの漫画はマガジンKCから出るのが当たり前」という状況がありましたので、「別の出版社から出る」ということ自体が(作家と出版社の間に何かトラブルがあったのでもなければ)とても不可思議なことに感じられたというのが大きいですねえ。
私自身、「連載漫画が単行本になる」という流れがここ40年くらいのことで、それいぜんはならないのが普通だと知って驚きましたし…
Posted by 大道寺零 at 2008年02月21日 16:48
休み(日曜)の娯楽からきたのかな!出版社は何処でもあり状態ですねぇ
Posted by たみや at 2008年08月19日 22:14
(中央のマークのついたSCをお持ちの方がいらっしゃいましたら、作品名・巻数・発行日の情報をお寄せいただければ幸いでございます。)の件。
S,45,7,5までは、以前のものでは?太陽に打て3巻まで(S45,7,5)、夕やけ番長10巻まで(S45,3,31)。以降は中央のマークのものです、夕やけはS45,8,10。太陽はS46、1,5。あと鉄人28号は1巻から、太平原児、どろぼっ子1〜2巻。
Posted by たみや at 2008年08月19日 23:05
>>たみやさん

>休み(日曜)の娯楽からきたのかな!出版社は何処でもあり状態ですねぇ

そうですね。当時出版界で流行ったフレーズだったのかもしれないです。
「日曜日の特別な楽しさ」は週休二日世代の方には肌ざわりとして伝えるのはなかなか難しいんだろうなあと思うことしばしばです。

マーク単行本情報ありがとうございました!非常に参考になりました。
次回の更新時に、提供情報として追加させていただきます。
Posted by 大道寺零 at 2008年08月20日 20:20
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